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大雨注意

Pio Pico(TT)より
朝、誰かがドアをたたくので目が覚めた。多分、8時過ぎだったのかな。レンジャーの一人が、大きなStormが近づいてきてるので、数時間のうちの雨になることを伝えにきてくれた。また、雨が降ると川が水であふれて道路をふせぐため、私たちが停泊してるエリアは孤島のようになってしまい、へたすると動けなくなるかもしれないと教えてくれる。ここPio Picoでは、つい最近も大雨のせいで橋がおちて洪水になったらしいので、私ときにょんは天気予報をチェックしながら、結局対岸のサイトに移ることにする。ちょうどうまい具合に本当に川をはさんで向かい側のサイトがあいてたのでよかった。

午後12時半ごろ、外を見たらすでに川は水で氾濫していた。ほんの10分ほど前までは水がなかったのに。きっとあっという間に水が押し寄せてきたのだと思う。その瞬間を見れなかったのはちょっと残念かな。カメラも用意してたのに。今1時15分をすぎたところ。レンジャーが何人かきて川と道路の様子をチェックしている。すでに元いた側のキャンプサイトは道を渡れず、みんなとりのこされた状態になってしまった。レンジャーたちはまだ10台ほど残ってるRVと人たちのことを心配してるよう。朝、注意したにもかかわらずまだ人が残ってたので、少しあせりと心配があるよう。もう車でも渡れないし、橋もないので、あとは水が増えすぎないように祈るばかり。私たちは早めにこちら側にきてよかった。ひょっとするときにょんのカヤックと自転車は本当にながされちゃうかも。(ロープでくくってるから大丈夫と思うけどね) きにょんはレンジャー二人ともしものレスキュー状況について話してる様子。こうやってる間にも更に川の水かさはまして、勢いも早くなってきてる。やはり早いうちにロープ渡しておいた方がよかったのでは…。
雨が降る前 雨の最中

今、午後2時20分を過ぎたところ。水かさはますます増えてきた。スピードはかなりはやそう。何人かの人が対岸のRVへ戻ろうとしたけれど、あきらめてロッジに行ったみたい。私たちも、大きなサイレンが聞こえたらActivity Lodgeに避難しないといけない。何をもって逃げたらいいのやら。多分、コンピューターと食べ物、かな。とりあえず、もしも避難したりするようになった時のことを考えて、昼食をしっかり食べておく。今はすでにレンジャー二人が私たちの横で川の様子を見張っている。きくところによるとPio Picoまでの道も通行止めになってるみたいで、明日本当は別のサイトへ向かうはずだったのだけれど、ひょっとしたらここに2週間いることになるかもしれない。まだほんの少ししか周辺を見て回ってないし、比較的暖かいし、きれいなところだから2週間いてもかまわないのだけれど、また雨がふらないかしらね…。

午後3時ぐらいを境に雨が弱くなって、水かさがグンと減ってきた。どうやら峠を越えたみたい。一時は「大丈夫かな?」と思ったけれど、安心していいみたい。少ししてからセールスオフィスにいってみた。しまってたので、そのままそちら側のキャンプサイトをグルグルみてまわる。西の端まできたら、外にでるゲートがあいてたので、せっかく4WDしてることだし、先の様子を見にいってみる。そうしたら、DIPから大きなGreat blue halonが飛び立ったり、なんだかよくわからない浜辺にいてそうな小さな茶色い鳥やついでにコヨーテまでみてしまった。感動。家に戻って調べたら、どうやら小さな茶色い鳥はKilldeerという鳥みたい。Ploverの仲間らしい。どうりでPloverかな?と思ったわけだ。

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