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ありがとうYosemite

不思議な花Yosemite Lake(TT) → Turtle Creek, Lone Pine(Non-TT Camp)
ヨセミテは本当によかった。毎日のんびりできたし、美しい自然があったし。釣りも楽しかった。結局、ナショナルパーク内には1度しか行かなかったけれど、それでも楽しかった。もっともっといたかったけれど、きにょんの仕事もあるし、私は日本へ帰らないといけないから、ロスへ戻らないといけない。あまりに早くから荷造りをしたら、きにょんがかわいそうなので、とりあえずロスに戻るまでは何もしないでおく。
今日はロスへ向かう日。朝からきにょんはメールチェックしたりしている。私はコディオをつれてお散歩がてら、昨日みた不思議な花の写真を取りにいく。コディオはあいかわらず自分のやりたいことを主張するのだ。なんだかんだしていたら、出発は昼ぐらいに。でも二人ともロスに戻りたくないからか、なるたけのんびりしている。遠くに入道雲が見えるので、嵐がくるのだけは心配。

Tuolumne Meadow帰り道は今度はTuolumne Meadow(トゥワルミー・ミードウ)を通ることに。きにょんが何度も「みにょんを連れていきたい」といってただけあって、本当にすばらしい景色!ヨセミテ・バレーの方とはまったく違う。きれいなMeadow(ミードウ=牧草地)がいたるところにあり、岩がゴロゴロ。なんだかアルプスの少女ハイジの気分。だけれど天気はどんどん悪くなってきて、ついに雨がポツポツ。それでも、のんびり景色の写真をとりながらすすむ。この時、私たちはぜんぜん気がついていなかったけど、後で大変な思いをすることに。Tenaya Lakeのあたりではロッククライミングをしてる人たちがいっぱいいる。じっくり見たいのだけれど、なかなかRVをとめるところがないので、最徐行しながら写真をとる。

高いし寒いそうやっていくうちに少しずつ高度はあがっていく。美しいMeadowの中を渓流が流れているのが見えて、先日からの釣り熱もあって、本当に車をとめて歩き回りたい気分でいっぱい。でも、このあたりはキャンプ場からも遠いし車をとめるスペースもないので、無理。そのおかげで手付かずの自然がいっぱい残ってるので、その方がいい。キャンプ場からは3日ほどかけて歩いてくることになるらしいけれど、一度はためしたいな。そうやってるうちに、ついに一番高いあたりにやってきた。標高9500フィート(3000m超)を超えてる。ほとんど富士山なみの高さ。湖があるけれど、まわりは氷河でめっちゃ寒そう。それに加えて雨がどんどん激しくなってきて、さらにミゾレになってきたみたい。運悪く、今度はクネクネ下り坂になった。しかもGrade 9%!どうする、きにょん?少しずつすすむけれど、路面はすべるし、雨がすごいしでドキドキ・ヒヤヒヤ。一度、エンジンを冷やすために休憩するけれど、きにょんはこのまま下までいってしまったほうが良いだろう、というのでがんばって下までおりる。途中、雲がかかってた。そっか。雲よりも上にいたんだー。富士山って、きっとこんな感じなんだろうなあ。

下までおりたら、そこはMono Lakeだった。不思議な形の湖。雨はすっかりやんだ。だから、緑がきれいに映えるし、本当に景色がきれい。なんだか涙が出そうなぐらいきれい。そのまま#122を南下していく。結構Up downがあるけれど、気分がいいドライブ。きにょんとは今晩どこにとまるか決めていないのだけれど、一応Lone Pineまで行こうと計画。Bishopに入った頃、ちょうど日が暮れてきたので、きにょんお気に入りのPizza Factoryでディナーにする。おいしいけど、大量なので食べきれな~い。食後、今晩とまるところを探して本をチェック、Lone Pineでフリーのキャンプサイトをみつけたので、そこまでがんばってドライブ。10時すぎにキャンプに到着したが、入り口には10ドル必要とかいてある。なんでだろ?しょうがないので、きにょんがRVをとめている間に私は町まで車ではしって、お金をおろしに。なんだか生暖かい空気だなあ。それまで標高の高いところにいて、夜はピリッとした空気だったから、妙に生ぬるい温度って気持ち悪い。TTでキャンプすることになれてしまったからか、こういう一般キャンプ場だとゆっくり眠れない。コディオはすぐ後ろにある川でカエルを追っかけてて水におちたらしい。あいかわらずドン臭いよなあ。このキャンプ場はTurtle Creek。朝、レンジャーがちゃんとお金を払ったかどうかチェックにきてた。きにょんは後から、別のキャンプ場にいくはずだったのに間違えてしまったといってた。ま、これも経験のひとつさ。

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