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2006年7月29日

単身一時帰国

チャルちゃんここしばらくブログをお休みしちゃってました。7月末から日本に「単身」帰ってました。「単身」ってヒビキがちょっとビジネス風だけど、100%きっちり私用(爆)このブログのおかげなのか、えらく人気モンで、休みの日がないくらいだったよ。って、遊びに帰ってて休みってのもなんだけどね。きにょん&コディオは残念ながらお留守番。ごめんよ、男衆。

まだお盆まで日があるからか、行きの飛行機の中は空席が目立ってた。私はなんと2階席に座ることができたので、さらにガラガラでサービスは素早くというエコノミーながらちょっとだけ得した気分♪

実は出発が1時間半ほど遅れたのだけれど、日本に着いてからは待ち時間なしで入国管理局も通過。荷物もあっという間に出てきた。ここ数年ずっと思ってたのだけれど、最近は荷物が出てくるのがと~っても早い。昔はひどければ30分以上も荷物待ってた記憶があるんだけれど、今は荷物台にいくとすぐに出てくるし、ちょっと入管で時間かかると荷物の方が先に出てきてる。システムがかわったのかなあ?

今日は姉の家の近くで盆踊りがあるので、遊びにいってきた。姪のチャルちゃん は浴衣を着て出動。おばバカだけど、チャルちゃん、めちゃかわいいっ!ちなみに彼女のもってる浴衣とおそろいの巾着はみにょんのお手製なのだ!かわいい姪のために昨日一日かけて作りましたよ。BGMはもち「母さんが夜なべをして~」と「村の鎮守の神様の~」ね。

チャルちゃんのペット、ハムスターのリーちゃんは遊んだ後は自分でちゃんとケージへ帰るおりこうさんなのだ。チャルちゃんちに来て半年、今じゃすっかりおなかを見せて眠るくらいリラックス。

そうそう、盆踊りの帰り道、めずらしいものを見かけたよ。土から出てきたセミのサナギというか幼虫が孵化するために木をめざして歩いてた。最初は先日みかけたポテトバグかと思ったけれど、よく見ればセミの子だった。踏み潰されないように近くの木へワープさせといたよ。

ケージにもどるリーちゃん ぐっすり ス~ス~ 孵化直前のセミ 長い間土の中でごくろうさん

話は変わって、みにょママは自宅でカスピ海ヨーグルトを作ってる。作ってるというより、食べた分牛乳を足しておけば翌日またヨーグルトになってるのよね。お手入れ超簡単なくせに、トロっとしててめっちゃおいしい。自然な酸味とハチミツの味がまったりとしてグー。どうしてアメリカにはこういうおいしいヨーグルトが少ないんだろう??ぜったい売れると思うんだけどな~。

2006年7月22日

殺ハエ的な暑さ

Rancho Oso(TT)
記録的な暑さ-48.9度なんか、めっちゃ暑いぞ。おとついくらいから日中の気温が高くなりだして暑くなってきたのだけれど、今日は120度(48.9℃)までいった。こんなに暑いと、外に出たら日差しがあたってる部分が痛く感じるんだよね。きにょんですらこんなに暑いのは経験したことほとんどないと言ってる。コディオも外に出たがらない。そだろうなあ。こんなに暑かったらPaw(ポゥ=犬・猫の肉球)が火傷しちゃうよねえ。2台あるエアコンをガンガンにかけてても暑いので、扇風機2台も追加。それでやっとマシになった。(きにょんにはそれでも相当暑かったらしい。)本当は洗濯しないといけないんだけれど、この暑さの中だと洗濯機まわってる間に水が沸騰しちゃうよ。

お昼はスウィートコーン。まだ皮がついてる状態で買ってきた。私は茹でたの、きにょんは皮付きのままでホイルにつつみ、BBQで焼いたもの。アツアツの状態でクルクルまわしながらたっぷりバター及び塩少々で食べる。どちらもおいしー。もち湯で加減はバッチリ。柔らかいけれど、かじると汁が飛ぶぐらいのシャキシャキ感。う~ん、おいしいぃ♪ 茹でるコツは、5分ほど沸騰してるお湯で茹でた後、そのまま火を切ってふたをしたまましばらく置いておくの。そうするとシャキシャキ・あま~い・やわらかい状態になるのよね。はぁ。これでやっと夏がきたって感じよ。

夕方7時半ごろになって、やっと96度ぐらいに下がった。そうしたらいつものようにハエの大群がではじめた。ってことは、昼間120度までいったときは、ハエですら出てくることができなかったのね。まさに殺人的・殺ハエ的気温だよなあ。どうやら明日も同じくらい暑いらしい。明日はモールにでも避難しようかなあ。大きな入道雲が見える。夏だよなあ。

かわつきコーンをこのようにホイルにつつみます そしてBBQで焼くと・・・ おいしいコーン、バターはたっぷりね


ガブリといこう。ガブリ、とね

カニと犬と私とディナーは、昨日CostCoで買ってきたカニ。時期はずれだけれど、かまわないもん。先日、きにょんがちょっとお小遣い稼ぎをしてくれたのでフトコロがちょこっとだけ温かかったみにょきにょ。思い切ってみにょんはDungeness Crab(ダンジネスクラブ)丸ごと1杯、きにょんはKing Crab(タラバガニの一種)の大きな足を3本買ってしまった。King Crabって足単位で売ってるのだけれど、その足1本1本が50センチをはるかに超えるぐらい大きい。店の人が「普通は大体King Crabの足2本食べたら超満腹だね」と教えてくれたというのに、何を思ったか足3本に挑戦というほとんど無謀な行動をとるきにょん。大丈夫か?もし食べ切れなければカニ食い女のみにょんがいつでもフィニッシュしてあげるからね。無理しちゃダメだよ。(爆)

昼のコーンの時のように、みにょん、きにょん、それぞれ好みの調理の仕方・食べ方が違うんだよね。きにょんは巨大なロブスターポットで蒸して(でないとカニの足が鍋にはいらないんだよ!)、私は大鍋で茹でた。きにょんはバター、私はレモン汁につけて食べる。超おいしーぞ。ああ、至福の時…。とくにダンジネスを指でほじくりながら食べるのは楽しくておいしいー。久々にワインも結構飲んでしまった。ちょっと酔っ払い入ってきたかな?だけれど、カニだからねえ。水じゃなくって、ワインなどで敬意をはらわないとね。結局、ダンジネス一匹(1ポンド半)ではたりなくって、きにょんのキングクラブの関節部分を3つもらって、やっと満足。ふふふ。今日もカニ食い女の名に恥じないぐらい食べたぞ~!

夏、到来 暑すぎてトロけてるコディオ カニかに・2種

2006年7月20日

ムシ虫パラダイス

Rancho Oso(TT)より
どこでも参上!アリンコ軍団春のRancho Osoはラクーンの楽園だったけれど、夏のRancho Osoはムシたちの楽園みたい。ここに到着した夜はPotato Bugをはじめて見たのがきっとムシ虫たちのWelcomeだったのね。

昨日の朝、コーヒーでも作るか、とキッチンへ立つとなぜかシンクのまわりに黒い点々がワサワサ動いてる…。ひょぇぇぇぇ。アリンコだぁぁぁ!みにょんこは動物・昆虫大好きなんだけれど、実はアリンコのように小さくって大群でワサワサ動いてるものは大の苦手なのだ。昔から「動物の王国」とか「ディスカバリー・チャンネル」などでアリンコ特集があると、まともにテレビの画面が見れないぐらい苦手。それなのに、キッチンはアリンコだらけ。う~!!何とかしないといけないけれど、できれば近づきたくないよ~。

ここはきにょんに頼んじゃえ!さすが冷静なきにょんは、まずアリンコ軍団がどこから侵入してきてるかをチェック。去年の夏、Actonでアリンコ問題があった時はタイヤ及び水道のホースを伝ってRV内に忍び込んできてた。今回はなんと、アリンコ軍団は天井際の壁を横切ってRVの前方まで行き、そのまま壁と内蔵スピーカーとの隙間に消えていくぞ?ん?屋根から来た?

どうやら、RVの横にある木の枝がスライドアウトの屋根に触れてたようで、その木の枝を通じてはいりこんできたらしい。だけれど、どうして中に食べ物があるってわかったんだろ?においがしたのかなあ?

きにょんが木の枝をきり、アリンコの侵入口・退路を断ったあと、手分けしてRV内のアリンコをふき取る。コディオがいてるので殺虫剤はなるたけ使いたくないので、ぬらしたペーパータオルでどわぁ~っと拭き取ってやった。この間30分。なかなか手際よく処理できたと満足するみにょ・きにょ。(笑)

夜、朝のアリンコ騒動にこりたきにょんがゴミを出しにいってくれたのだけれど、またしても何かあったみたいで呼ぶ声がする。「今度はなんじゃ?」と顔をだすと、タッパーウェアをかせという。そして、1分後、ハサミムシのようなカミキリムシのような大きな虫を捕まえてきた。これは去年ヨセミテでも見た虫だ。日本ではノコギリカミキリと呼ばれる虫の一種みたい。英語名はCalifornia Prionusというらしい。

カリフォルニア・カミキリムシ - 大きいぞ!カミキリムシでは苦い思い出のあるみにょん。そう、あれはまだ小学生の頃、夏休みの家族旅行で琵琶湖湖畔にとまったみにょんこ家族。山の上にある展望台へ遊びにいった時にカミキリムシを捕まえたみにょんは、無理をいってビニール袋にカミキリムシをいれて持って帰ることに成功。そのビニールを持ったまま一人乗りの下りリフトに乗ったのはいいのだけれど、へそ曲げたカミキリムシが袋を破って(あたりまえか)みにょんの手をはさみでギューしはじめた。大声で泣き叫ぶみにょんに心配したみにょママがこれまた大声で「みにょん、虫を捨てなさぁぁ~い!!」と叫び返す。「い~や~だ~!い~た~い~!」と矛盾したことを言いながらさらに泣き叫ぶみにょん。そのまま麓までおりていったのよね。今思うと、なんでカミキリムシを放さなかったのかなあ。それにしても変なものに噛まれる才能はこの頃からはじまってたのね。(爆)

昨夜、アリンコに襲われる悪夢を見たと思ったら正夢だった。今朝、起きたらバスルームに数匹のアリが。昨日のアリンコ軍団のはぐれアリとはあきらかに違うと思う。だって、10匹以上いるんだもん。嫌な予感。おっかしいなあと言ってると、きにょんは「キッチンは大丈夫そうだよ」と言う。それを信じて、コーヒーを作ろうかとキッチンにいくと、なんてこたーない、またもやアリンコ軍団の再来だった。今度は下から這い上がってきて、砂糖つぼとコンロをせめていた。

砂糖つぼの中はすでにアリンコだらけ。コンロの上には昨夜洗ったきれいなお茶碗が山積みだったのに、そのお茶碗の上もアリンコだらけ。くそー!今回は外からの水道のホースを使って中にはいり、そこからスライドアウトの隙間を通って入ってきたみたい。きにょんはさっそく殺虫剤とBoraxをまいていた。

はあ。今年のOsoはアリンコの当たり年なのかなあ。今日はほぼ15分で鎮圧。その後、細々出てくるやつはそのつどゲット。明日は出てくるなよ。今晩もアリンコの夢みそう。(涙)

コンロへ続く道 シンクのまわりにも・・・ 侵入経路をたどれっ!

2006年7月18日

大忙しの地リス

Rancho Oso(TT)より
炭は体にいいんだよね!?ここRancho Osoは地リスがたくさんいるパークなんだけれど、なぜだか今日は一段と地リスたちが活発な一日だった。朝からRVの前で追いかけっこしたり、水飲んだり、エサ食べたり、BBQのグリルの中にはいったり、と大忙しだったよ。

こんなチャ~ンス!の日に我らがコディオは何してたって?ウガウガ?ちっが~うんだな。コディオは外があまりにも暑いもんだから、地リス達のパーティも知らずにRVの中で一日中爆睡してたよ。せっかく地リスたちと仲良し?するチャンスだったのにねぇ。(笑) 残念だったね、コディオ。

よっこらせっと あ~、のどかわいた この草がおいしいんだよね

2006年7月15日

ポテトバグって何者だ?

San Benito(TT) → Rancho Oso(TT)へ移動
不思議なムシ・ポテトバグ親戚のお葬式があるため、San BenitoからRancho Osoに戻ることになった。北カリフォルニアに向かって以来、ほぼ毎週のようにロスへ戻る必要があって、このところみにょ・きにょは立て続けに長時間ドライブをしているなあ。おかげで、#101、#5のフリーウェイ沿いで、どのガススタが安いかしっかり記憶してしまったよ。

San Benitoからロスへ急ぎで戻る時は#5フリーウェイを南下するのだけど、この#5ってのがほとんど一直線でまわりは酪農農家か果物農家。だから影が道路にささないし、だだっぴろい平野なので運転してると退屈で超暑い。5時間ほどでロスに戻れるから便利なんだけれど、あまり気が進まない、ちょっと苦痛の道なのだ。

今回は、海沿いの道#101を南下してきたので、気温もそれほど上がらずに快適ドライブだった。景色もブドウ畑、野菜畑、海沿いの景色、などなど変化に富んでるので、長時間ドライブもそれほど気にならない。昼前に出発し、途中、昼食、食料の買出し、ディナーなどをしてたらRancho Osoには夜の9時ちょっと前についた。でぇぇ?私たちって9時間近くドライブしてたことになる?だけど、不思議と疲れは少ないな。

Rancho Osoに着く前に何か軽くディナーを食べておこう、ととまった古びたダイナー風のレストラン。てっきり小さな田舎町のダイナーだと思ったら、メニューと値段を見てびっくりの高級レストランだった。もうこの先レストランもないし疲れもあるので、その古びた高級?レストランで食事することにしたんだけれど、味はなかなか良かった。特に私は大好物のCioppino(サンフランシスコ風のシーフードスープ)を頼んだのだけれど、カニが一匹分、ムール貝は10個以上、サーモンやらエビやら食べきれないほど山のように入ってて、お味もGood!先日、Morro Bayに行ったときに食べられなかったので残念に思ってたら、思わぬところでありつけたよ。ふふふ。やっぱり食いしん坊の星がついてるのね☆

暗くなってからRancho Osoに着いたのだけれど、RVを生活モードに設営してる時にきにょんの呼ぶ声が。何事?と見に行くと6センチほどの大きなPotato Bug(ポテトバグ=ジャガイモハムシ)が道の真ん中にいた。これまた、初めて見る奇怪な虫にとりこのみにょん。(ムシ好きは子供の頃からなのさ)なんだか、羽をもぎ取られたスズメバチとコオロギとクモが合体して、巨大化したような姿をしてるよね。ポテトバグと言われる割にポテトは食べないらしい。どこからポテトってきたんだろう?興味がある人は、Potatobug.comを読んで大笑いしてくださいね。

2006年7月12日

コディオの一日

San Benito(TT)より
見つめあう二人今日のコディオは興奮することが一杯あった。まずは朝、ドアの外を眺めてたらウガウガになった。「何かな?」と見ると、目の前にCottontailウサギがきてるじゃない。網戸があるのがわかってるのか、何度もドアの前にきてはコディオをじらしてる。Magpieもきて、RVのまわりは結構にぎやか。そういや、Zaneが目の前の木の茂みの中にカエルちゃんが住んでると言ってたな。今晩、出てくるかなあ?みにょんはカエルが大好きなので、楽しみに待ってるからね♪

そして朝の散歩中、食べるのに必死になってたのか逃げ遅れたウサギが約2メートル先にいるのを発見したコディオ。追いかけ始めたけれど、すぐにコリスに気を取られてあえなくウサギを見失ってしまう。まさに「二兎を追うものは一兎も得ず」のことわざを体現してくれたよ。

夕方の散歩でも、地リスの群れを見たコディオ。リスのいた辺りをフンフン匂いかいでるところ、何を血迷ったか1匹のコリスが木からおりてきて、10メートルほど離れた巣穴に向けて走り出した。もち、コディオの目の前で。これはコディオのリードを握ってたきにょんがコディオより一瞬遅れて気がついたので、せっかくのチャンスをものにできず、ちょっと悔しげなコディオ。(笑)

何がいてるのかな? もうちょっとで届くんだけど… リスちゃ~ん、カモ~ン!

赤ずきんコディちゃん今日もカメラをもって散歩にいったのに、ボブキャット親子に会えなかったよ。他のRVの人たちもボブキャット親子を見かけてるので、まだまだチャンスはあるさ。こういう時に性能のいい小型のデジタルカメラがあったらなあって思う。1眼レフとかだと大きくなっちゃうし、小型のものだとオートフォーカスしかなかったりして不便だったりするし…。最近の手ぶれ防止とか夜でもきれいに撮れるタイプのカメラだと動物や花のクローズショットとるのどうなんだろう?

がんばる父ちゃん・母ちゃん昨夜に続いて、今夜も近くの木で鳥が騒いでる。多分、フクロウが飛び回ってるからだと思うのだけれど、ヒナを守るために父ちゃん・母ちゃん鳥は一晩中起きてるのかなあ。すごいよね。

2006年7月10日

ボブキャットの親子

San Benitoから(TT)
夕方、食料の買出しに行こうとパークの中をゲートにむけて運転していたら、なんと、ボブキャットの親子をみかけた。お母さんらしき一頭と4匹の子供たちが散歩してた。子供たちはBBQグリルの上にのっかったり、飛び跳ねたりして遊びまわってる。4匹のうち、何匹かが遊びに夢中で遅れると、お母さんはちゃんと立ち止まって待ってる。えらいなあ。念願のボブキャットを見れて、しかも子供たちまで見ることができて、みにょ・きにょ二人して大興奮しちゃったよ。(ついでにコディオもウガウガになってたね)カメラを持ち歩いてない時に限って、こんないい場面に出会うんだから、本当にイヤになっちゃう。きにょんの携帯のカメラで数枚写真をとったけれどボケた写真ばっか。デジカメだったらきれいに写せるぐらいの距離だったから、めっちゃ残念だ~。ひょっとするとあの時間帯がボブキャットの散歩時間かもしれないから、明日からしばらく同じような時刻にカメラ片手にパーク内をうろつこうっと。

Rancho Osoでのお隣さんだったZaneがSan Benitoにやってきた。前もって私たちがいてるサイト番号を伝えてたので、ちゃ~んと私たちの横のサイトにきたよ。きにょんは遊び相手が来たのでうれしそう。さっそく外で話しこんでるよ。Zaneも私たちもこの先移動が続くので、ほんの数日しかお隣さんでいられないけれど、せっかくなので明日の夜は先日大成功だった野外天ぷらをZaneとすることに。実は、みにょんはコンピューターゲームなどが大好きなんだけれど、はまると他のことができないから最近はなるたけゲームしないようにしてる。ところがZaneにゲーム好きがばれてしまったので、今日もPlay Station2のGuitar Heroをやろうと熱心に誘われてしまったよ。う~ん、ギターねえ…。楽しそうだけれど、はまりそうでやばいなあ。

2006年7月 9日

冠婚葬祭な週末 - その2

昨夜は親戚の結婚式に出席して、真夜中すぎに帰宅した。けなげなコディオはじっとがまんの子で待ってたようだ。夜になってもきにょママの家の中はもわっと蒸し暑く、暑さが苦手なきにょん&コディオは明け方近くになってやっと熟睡できたみたい。

きにょママのパンクしたタイヤを修理しに行きがてら朝食へ。その後、ちょっとした用事をすませた後、手早く準備をして出発。実はきにょママの母方のいとこの一人が金曜日から危篤で入院している。フロリダに住んでいる彼の息子 - Nealときにょんとは仲良しなんだけれど、Nealをはげましに家に立ち寄る。Nealの妹のMelissaは日本で英語教師をしていて、彼女も明日一番の飛行機でロスに戻ってくるらしい。きにょママのいとことはいえ、娘が日本に住んでいたり、お互いロス近辺に住んでることのもあって年に1度は顔を会わせてた親しい家族なので、そのお父さんが危篤と聞いてはみにょ・きにょも心配でしょうがない。

昨日は幸せ一杯のイベントだったのだけれど、今日は一転して悲しみ沈む家族のサポートをしてるなんて、人生って複雑で不思議なもんだ。特にこの1年は冠婚葬祭のニュースが続いてる不思議な1年だ。なんだか映画の「フォー・ウェディング(Four Weddings and A Funeral)」みたいだなと考えていたら、帰り道、きにょんも同じことを言ってた。私たちの場合、去年の夏から数えると、結婚式が4つ(うち婚約が1つ)、親友たちの出産が6つ(うち1つは妊娠中)← すごいことに、生まれてきたのは男の子ばっかり!それにお葬式が1つ。うれしい話題はどんどん増えてくれるといいんだけれど、悲しいニュースは聞きたくないぞ、と切に思う。

楽しい話をする気にもなれず、音楽を聴く気分にもなれず、きにょんもみにょんもそれぞれの思いにひたって、珍しく無口な状態で帰途についた。RVへ着いたのは、昨夜に引き続き真夜中過ぎ。ロスへ向かったのが昨日の朝とは思えないぐらい長い週末だったよ。

2006年7月 8日

冠婚葬祭な週末 - その1

今日はきにょんの母方の親戚の一人の結婚式に出席するため、朝早くにSan Benitoを出発しロスへ向かう。PaicinesからJ1を通り、#5 Southまで近道。その後も目立った渋滞もなく順調にドライブし、気がつくと昼ちょっと過ぎにはきにょママの家についた。予定より2時間近く早くついたので、きにょママをさそってランチに。

それにしても、Valleyは暑い。きにょママの家はクーラーがないので、さらにもわっと蒸し暑い。コディオは結婚式につれていけないので家に残していくんだけれど、こんな暑い中残して行くのはかわいそうな気がする。お兄ちゃんが持ってる小さいエアコンをかけっぱなしにしといてくれるとは言ってくれたけれど、コディオは2月に手術して以来、暑さに弱いからなあ。やっぱりペット預かりサービス、予約しとけばよかったかな。がんばって耐えておくれ、コディオ。

結婚式は小さなJewish Temple(ユダヤ教のお寺)でだった。ユダヤ式の結婚式で、男の人はみんなYarmulke(ヤムルカ=ユダヤ信者がかぶる小さい頭布。色・見方によってはカッパの皿に見えるシロモノ)をかぶらないといけなかった。ただでさえ、Rabbi(ラバイ=ユダヤ教の宗教指導者)に間違えられるきにょんはヤムルカをかぶるのをヒジョ~~に嫌がったけれど、ルールだからしょうがない。え?きにょんがラバイに間違えられる理由?それはね、ヒゲがモジャモジャ濃くって顔の半分以上がひげだから。(爆)

座りきれないぐらいたくさんの人が集まった中、予定より少しおくれて式がはじまる。式をあげてくれたラバイ(注・本物)はユーモアのセンスのある方で、笑いも含めながら結婚に大事なことを説かれ、なごやかに式は終了。

式のあと、レセプションへ移動しようときにょママの車にもどると、なんと、タイヤがパンクしてるじゃない。早速AAA(トリプル・エー=日本のJAFのようなもの)に電話しようとしたら、きにょんといとこのマーカスの二人が「こんなの簡単」と手早くスペアタイヤに交換してくれた。せっかくきれいな服をきてるってのに、嫌そうな顔ひとつしないで、チャっチャと事も無げに応急手当してくれるのを見てると「うん。男はこうでないとね」となぜか清清しい気分になったわ。

レセプション(披露宴)はおもしろいものだった。てっきり最初にシャンペントーストするのかな?と思ったら違った。食事も中華料理のように各テーブルごとに料理が大皿で提供され、それを各自でとりわけて食べるものだった。ちなみに料理はアルメニア料理。料理が出てきたら、新郎新婦が来るのも待たず、みんな勝手に食べ始めてる。おもしろ~い。こうやって食事がかなりすすんだ時点で、やっとシャンペンで乾杯。それからさらにダンスしたりいろいろしてからブーケトスなどをする。夕方からはじまった披露宴は、この時点ですでに夜10時を過ぎてる。そして、11時近くなってからやっとケーキカット。その後もまだまだパーティは続く。さすが、ダンスを通じて知り合った新婚夫婦だから、友達もダンス仲間が多い。ダンスフロア(ミラーボール付きだよ!)は多くの人が踊りまくってるよ。気がつくときにょママもダンスに参加してるじゃないか!5センチはあるかってハイヒールなのに、さすが元ダンスクラブ(高校時代ね)所属だよ!

結局、きにょママの家に戻ったのは真夜中すぎ。朝6時に起きて、長距離ドライブをこなし、さらにダンスまでこなしたみにょ・きにょ。よく体力がもってくれたよ。きっと、朝、出掛けに飲んだユ○ケルのおかげだね。

2006年7月 6日

こだわりの男・きにょん

Morgan Hil(TT)l → San Benito(TT)
今日は移動日。朝、手早く荷造りを終了させて出発する。Dump stationの近くでGeoをつなげる作業をしてる時にRVの右前輪の空気が異常に減ってるのに気がつく。ひょえぇぇぇ。このままでは危険なので、応急処置で先日CostCoで買ったポータブルエアコンプレッサーで少し空気を入れた後、ゲートのそばの空気入れまでRVを移動させる。念のため、両方の前輪の空気圧チェックをし、空気をいれておく。こんなことをしてたら、結局出発が遅くなっちゃった。気がつけば、もうお昼に近い時間帯。二人とも朝食食べてないからおなかすいてきて、Gilroyの町まで出て食べる場所を探す。しばらくうろうろしていると、きにょんがL&Lのサインを発見!これはもしかしてハワイアンのL&L?以前勤めていたマーケットのお客さんにはハワイ出身の人が結構いたのだけれど、彼らみんなL&L Hawaiianはおいしいといってたな。(そして、常連になってた)みにょ・きにょもロスの店にはしょっちゅう行ってたので、まさかGilroyのような田舎(失礼!)でL&Lに出会えるとは!!ラッキー!即、行ってみると、ロスのものよりもいい感じ。開店したばかりのPalmdale店とは比べ物にならないぐらいサービスもメニューも良い感じ。ミニサイズのKalua Pig -みにょんの大好物- があるのもうれしいよ。そして、マカロニサラダは別ケースに入ってるのもうれしい。これはうれしい大発見だよ♪

それからSan Benitoまでは快適なドライブだったのだけれど、キャンプ内にはいってからが問題だった。きにょんの気に入るキャンプサイトが見つからず、2回もキャンプサイトを移動した後、やっと「まあまあOK」の場所が確保できたんだよ。キャンプ場内が混んでたか?というとそうじゃないの。ガラガラにすいてて、「どこでも好きな所をど~ぞ」状態なんだよ。みにょんはいつも「どこでもいいじゃない」的ノリなのだけれど、きにょんは違う。きちんとこだわりがあるのだ。ここにきにょんのこだわりをリストするね。
①衛星テレビが入ること - これは絶対にはずせない条件。うちの衛星テレビのアンテナはRVの屋根にくっついてるので、ここでまず立地条件が難しくなる。
②日陰なこと - これも可能な限り必要。ということは、大きな木のそばがよろし。だけれど、そうなると衛星テレビが入りにくくなるという矛盾が生じてしまう。
③携帯の入りやすい場所 - なるたけ高いところがベター。
④Full Hookupであること - Full Hookupとは電気・水道・下水が揃ってること。Morgan Hillみたいにキャンプ場全体に下水がない場合はしょうがないけれど、できる限りフルであることがよし
⑤電気が50Ampの方がよい - そうすれば2台のエアコンをフルに稼働してRVを涼しくできるから(それだけが目的かよ?)。

ね?きにょんのこだわり、わかってもらえた?(笑) まあ、ほとんどが仕事がらみで必要なことなんだけれどね。今回最初の場所は衛星がはいったのに、日陰でないという理由で移動。2番目のサイトは日陰だけれど衛星が入らない。最後に選んだところは日陰で衛星もすぐに入ったので、やっと落ち着いてくれた。毎回これなんだよなあ。ActonやRancho Osoなどよくいくキャンプ場ではお気に入りサイトがわかってるので楽チンなんだけれど、ここSan Benitoではまだまだ研究の余地がありそう。実は今いてるキャンプサイトもきにょんにとっては「まあまあ」らしくって、向かいにとめてるRVが移動する時をねらってるらしい。みにょんこ一家はあくまでも移動を続けるチャレンジャーなのだ。(ちょっと涙)

2006年7月 5日

バスルームのドア・ガード

Morgan Hillより(TT)
快適?に眠るコディオ昨日の昼食には天ぷらの残りで天丼をした。私の家族は天丼に卵を入れないのだけど、一度、どこで食べたか忘れたけれど親子丼みたいにタマゴをまぜた天丼を食べたことがある。こてこてしすぎてあまり食べれなかったな。せっかくなので、先日知り合ったスリランカ人のSamを招待したところ、なんだかきにょんと話し込んで、すっかり食事のことを忘れてしまったようだぞ?先日であったZaneも今回のSamもきにょんとほとんど同じ年で、仕事はテック系の仕事。みんな映画やアニメが好きで話好き、と共通点が妙に多い。フルタイムでRV生活する若手の人って、こういう感じの人が多いのかなあ。数日前に、「私たちみたいな若手のフルタイマーに会ったことない」と書いたけれど、「若い夫婦のフルタイマー」に訂正。フルタイマーで若い人は、なぜか独身の人ばっかり。気楽な放浪・独身貴族ってことかな?

日中の暑い時間帯はコディオの苦手な時間帯。RVの中で一番涼しく過ごせるのはバスルームの前にあるPタイルのはってあるところなので、当然、コディオのお気に入りの昼寝場所になっている。まあ、あんだけフワフワの毛があるんだから、人間よりも暑さに弱いのはよ~くわかる。なので、できればそっと寝かしてあげたいのだけれど、でも、でも、バスルームのドアが開けられな~い。中に入ってる最中にコディオが昼寝をはじめると、かなりの力でドアを押さないと閉じ込められてしまう。なぜか知らないけれど、きにょんがロックアップの犠牲になることが多い。別にみにょんが指示したわけじゃないんだけどねぇ。(笑)

明日、San Benitoに戻るので、今のうちに家の中と外をきれいに片付け始める。ほとんど片付いたので後はサテライトを解体して、電気と水道をはずすぐらいになった。朝何時にでかけるのかわからないけれど、ま、1時間半ぐらいで出発できる状態にできるかな。RV生活を始めて2年近くたって、移動の準備も手際よくできるようになってきた。最初の頃は、4時間ぐらいかかってたもんね。

これが楽チンなのだ 暑いのは苦手

2006年7月 4日

独立記念日

Morgan Hillより(TT)
おもちゃ花火今日はアメリカの独立記念日。飛び石で平日の祝日なので、パーク内も結構静かだ。先週の土曜日の方がもっと騒がしかったな。気持ちのいい朝なので、朝食のマフィン、コーヒー、チェリーを外でのんびり食べる。チェリーは昨日、Safewayでセールしてた。なんと、1lbで$0.99だったのだ。なんてお得なチェリー。あの新鮮チェリーほどのおいしさでないけれど、まだまだきれいでおいしく食べれる。2lbs買ったけれど、こりゃ、3日ともたないな。ふふふふ。
今日の予定は特になし。アメリカの多くの州や市が一般の人が花火で遊ぶのを禁止してるのだけれど、一部の町では独立記念日だけ花火OKにしてることもある。Morgan Hillの近辺にも花火ができる町があるので、そこまでいって花火するかな、と結構適当な計画。どうやらMorgan Hillで花火は無理みたい。ではGilroyかWatsonvilleにでも行くかぁ。

チェリーを見つめるコディオ

夕方からはGilroyまで花火を買いにいく。Samも後ろをついてくる。だけれど、最初に行ったHome Depotの店は$200以上のセットものしか残ってなかった。そんなにお金はもってなかったので、Samと話してもう一軒別の花火スタンドをチェックしにいく。そこも売り切れ。「何時にスタンドがしまるのかな」とは心配したけれど、まさか売り切れてるとは予想してなかったので、読みが甘かった!SamはそこであきらめてMorgan Hillへ戻ったのだけど、私たちはその場にいた人から別のスタンドにはまだたくさん花火を売ってることを聞いて、そこまでいく。そのスタンドでも後3つしか残ってなかったので、$80のを買う。ところが、その先100メートルもいかないところにあったスタンドはまだまだ20ドル、30ドルなどの花火セットがたくさん残ってた。残念。
軽く食事をした後、住宅街をグルグルまわって一緒に花火をさせてくれそうな家族を探す。というのも、Gilroyに住んでる人が私有地内でする花火はOKだけれど、公園やショッピングセンターの駐車場では禁止されてるから。やっと見つけた家族は親切な人で、近所の子供たちも一緒に花火を楽しむ。私たちの花火は$80しただけあって、大きいファウンテンから小さいものまで山ほど入ってた。きにょんと私の二人では遊びきれないくらいあったので、子供たちにもわけてあげる。大喜び。お父さんのAntonioが出てきていろいろ話をはじめる。Antonioは英語があまりうまくないのだけれど、そこはきにょんのお得意、誰とでも仲良くなる才能で会話は盛り上がる。10時過ぎまでAntonioのところで遊んでから、最後は気分よくハグして別れた。コディオは花火の爆音も煙も気にせずに平気でいた。さすが花火師の犬だぜ。

変化する花火 その1 変化する花火 その2 変化する花火 その3

2006年7月 3日

野外天ぷら

Morgan Hillより(TT)より
母ちゃん、待ってよ~7月になったことだし、冬物・夏物の整理もかねて、家中のカウチカバーやら布団やらその他、ずっと洗濯したいと思ってたものを全部もって、町まで洗濯にいく。すごい量の洗濯物だったのだけれど、なんとか全部きれいにする。町のコインランドリーは安いかと思ったら、ドライヤーはなんと8分で25ントだった。なので、しっかり乾かそうと思うと、やっぱりドライヤーだけでも1ドルかかってしまう。それだったら、少量の洗濯ならキャンプ内でしたほうがましだな。ま、それでも今日はカーペットやら掛け布団など大物を洗えたので、大満足。

私が出かけてる間に、コディオが七面鳥が外に来てるのに気がついてウガウガになったそうだ。いつもの原っぱでなく、本当にRVの目の前を母鳥1羽がえさを食べながらうろついてるのを、フェンスの向こうから子供たちがピーピー、ピョンピョンついてまわってたらしい。まるで、「おか~ん、どうやってそっちにいくんや~?」、「待ってくれ~!」、「お母ちゃん、どこ行くん??」と聞いてるようだったらしいわ。きにょんが私のかわりに写真をとっててくれた。その場で見れなかったのはちょっと悔しかったけれど、写真みてるだけでも笑えちゃう。七面鳥の子供たちは本当にフェンスの向こうで、バタバタあたふたしてたらしい。おかしいよね。
独立記念日を明日にひかえて、キャンプ場内はたくさんの人&犬にあふれてるのに、のんきにキャンプ場内でエサをついばむ七面鳥って、図太いというのか鈍感というのか、「気をつけるのよ」と思わず心配しちゃうよ。コディオはRVの前の原っぱに現れる鹿や七面鳥を見るのが好きみたい。今日もおとなしく座って、ずーっと原っぱを眺めてたよ。

肝っ玉母ちゃんの七面鳥 Scrub Jay(右)とSteller's Jay(左)

夜はずっとやりたいと思ってた「外で天ぷら」を実行。忍者ストーブ(卓上ガスコンロのこと。アメリカではNinja Stoveと呼ばれる)のガスが切れてるのをすっかり忘れてて、あやうく家の中で天ぷらすることになりそうだったのだけれど、きにょんがキャンプ用のストーブをかわりに出してくれたので、無事に野外天ぷらをすることに。ヤム(サツマイモみたいに甘いイモ)、玉ねぎ、しいたけ、ズッキーニなどを少し薄めに切る。今日はエビがセールだったので、20匹ぐらいで$3ドル弱。ラッキー。せっかくエビがあるので、かき揚げ用に数匹刻んでおく。天ぷら粉は、日本の某メーカーのカリッと揚がる天ぷら粉。山椒&塩、天ぷらのつゆのかわりに麺つゆ。(これはきにょんのリクエスト)を用意する。忘れてはならないのが、冷たく冷やしたおいしい本格辛口の日本酒。ありがとね、みにょ母。よし、準備OK。あとは外のテーブルできにょんの晩酌にお供しながら揚げたての天ぷらを食べるだけ。外は日も暮れてちょうどいい気温だし、好きな具を揚げながら、久々にのんびりきにょんと話ながらのディナーは楽しい。天ぷらってもっとめんどくさいかと思ってたけれど、準備は野菜切るだけだし、外で揚げるので油汚れも気にならない。さらに、揚げたてアツアツ・カリカリを食べれるのもレストラン気分。これは久々のヒットだな。今度は串カツにチャレンジしてみてもいいかな。串カツは下準備が大変かな。

野外天ぷら、サイコー☆ オレにもくれ! う~ん。おいしいぃ♪

明日はアメリカの独立記念日。花火禁止の地域が多いアメリカなんだけれど、このあたりは花火OKの地域。(それも独立記念日の時だけね)何もプランをたててないけれど、どっかで花火を買ってきて遊ぶことになりそう。

2006年7月 2日

大家族の思い出

Morgan Hill(TT)より
きにょんは昨夜、胃が痛くってよく眠れなかったので、朝早くから外に出て隣のインド人家族と話してたらしい。昨夜、遅くまで子供達がうるさくしてたことなどを謝ってたそう。そして、朝食に招待されて帰ってきた。社交辞令かなと思ったら、本当にドアのところまでタマゴと一緒に焼いたパンを持ってきてくれたので、私たちも外にでて会話にまじる。話してみると、なかなかフレンドリーでいい人たちだ。あれもこれも食べなさい、と持ってきてくれた。食事しながら聞いてみたところ、こうやって友達や親戚で集まることを時々するらしい。なんだか自分の小さい頃を思い出してしまった。みにょんが小さい頃、母方の親戚は年に2~3回は集まってた。お正月、お盆、それに家族旅行ってな具合。夏休み中など、親抜き、いとこの子供達だけ祖父母の家にとまりにって、お祭りや夜店にいったりもした。なつかしいなあ。今ではいとこたちのほとんどが結婚して子供もいてるので、なかなかみんな揃って集まることはできなくなったな。考えてみれば、小・中学生の子供を10人近くも預かって面倒を見てくれた伯母と祖父母ってすごい人たちだよなあ。食事の準備だけでも大変だったろうにね。

お隣さんはみんなインドの人かと思ったら、実は一人はスリランカ人だった。スリランカ料理が大・大・大好きなきにょんとえらく話が盛り上がってた様子。彼は若いけれど、私たちと同じフルタイムでRV生活をしながらコンピューター関係の仕事(オフィスで働いてる)をしてる。きにょんがRVで仕事してると聞いて、キャンプに来ていた自分のボスに「自分もホームオフィスで仕事できないか?…」と相談してたみたい。その後、食事のお礼にSaltwater Toffeeを山ほど持っていく。大家族は1晩だけの滞在だった。気がつくと、テントもテーブルもみんなきれいに片付けられてて、来た時とは正反対にみんな一斉に帰っていった。

大家族の集まり 子供たちは仲良し 並んでスマイル

給湯器の修理中隣の大家族が去った後、やっと本日のテーマのWater Heater(給湯器)の修理をはじめる。なかなか手ごわいぞ。結局、全部はずして修理する方がきちんとできる、ということになって、Water Heaterをはずしてみる。タンクの中、結構カルシウムがたまってて、すごいことになってた。そして、私はパネルのまわりのコーキングをはがすのに必死。百均で買ったお好み焼きのコテが思わぬところで役に立ったよ。途中、きにょんはパーツを買いにいったりしたけれど、なんとか、日が暮れる前に修理できた。よかったぁ。テストしてみたら、ちゃんと動いてるので大丈夫だと思うけれど、念のため、明日まで様子をみてからお湯を使おっと。コーキング落しにはかなり力がいるので、腕が筋肉痛になったりして。

2006年7月 1日

テント村、突然現れる!?

Morgan Hill(TT)より
とうとう7月になった。1年の半分が過ぎちゃったんだなあ。やっとあったかい、というか暑い季節になったけれど、ふと気がつくとまた寒い季節になってるのかな。年中暖かいといいのになぁ…。

昨日、Water Heaterから水がもれてるのに気がついて、今日きにょんが様子をみようとしていろいろいじってたら、パイプが壊れてしまった。でぇぇ。これって、修理にださないといけないとか?もしくは買い替えなきゃいけないの?うーん、思わぬ出費になりそう。でも、家と同じで、こまめに手入れしておいたほうが長持ちしてくれることだから、きっちりなおしておいた方がいいよね。

やっぱり今週末はすごい人になるみたいだ。私たちのサイトのうしろは蛇口が壊れてるからRVはこないだろうと気楽にしてたら、朝、テントをもったインド人2人組がそのサイトを使うことにしたみたい。テントを設定した後、どこかへ消えてしまった。「男二人か…。(ひょっとしてゲイカップル?には見えなかったけど…?)」と思ってたら、次に戻ってきた時は男の人6人になってた。そして、その後は女の人二人が増えて、子供達がパラパラとやってきて、なんだかぞくぞく人が増えて、気がつくと30人の大家族&そのフレンドが私たちのRVの横にテントをはりはじめた。

テント群 - RVの横側 テント群 - RVのうしろ

そして、更にその隣のRVにも家族とその友達&子供たちがきて、テントをはりだしたので、場所が足りなくなったインド人大ファミリーが、「場所がないのでお宅のRVのうしろにテントはりたい」と言って来た。RVの後ろ側なら、まあ、私たちのじゃまにはならないだろうと思って、OKした。ところが、すべてのテントの設定がおわった頃には、うちとその向こうのRVとの間はまるでテント村状態。しかもインド人大家族はRVの後ろどころか、前方にまで進出してきてて、うちのRVの目の前で子供はサッカーするは、犬は走り回るはの大騒ぎ。さすがに執念の衛星システムを傷つけられては困るので、サッカー及び走り回るのはやめてもらうよう父親の一人に伝える。悪い人たちではないと思うけれど、秩序とマナーをまもってくれる家族かどうかわからないので、なんだか気が張る。今日、本当ならきにょんの古い友達クリスとディナーを食べるはずだったのだけれど、コディオと私は念のためにRVに残ることにした。

インド人一家は、その後も着々とうちのRVの方へ進入してきて、ふと見ると目の前の芝生をぐるりと囲むように車を数台とめられちゃってる。コディオを散歩につれて行こうとすると、彼らの犬がしつこくほえてきた。ちょっと待ってよ。なんで自分んちに進入してきてる家族の犬にほえられないといけないんだ?思わずムッとしちゃう。

それにしても、よりによって超大家族2組がご近所さんになるなんて…。おかしいなあ。TTの規約でゲスト、車、テントの数に制限があったと思ったけれど、TTキャンプ場ごとに違うのかな?

さらにきにょんが出かける直前に停電になる。まだ暑い時間帯なので、つらい。7時過ぎまでまって、コディオの散歩をしたり、薄明かりの中で料理つくったりした後、パワースイッチのところへいったら、空のボトルが数個、ころがってる。一つはうちのパワースイッチのところにあったから、思わずけっとばしたら、それを母親の一人が見てたみたいで、即座にそのへんにころがってたボトルをひろいだした。独立記念日の週末だから、お祭り気分なのはわかるけれど、せめて、自分達のサイトで騒いでくれよー。やっぱりSan Benitoに戻っておくんだった~(涙)