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ツバメと桜島と黒豚

九州新幹線ツバメ 前方のツバメマークがツボ今日は朝一番に出発して、鹿児島まで行くことになってる。新しくできた九州新幹線のツバメも見たいし、桜島もおもしろそうだし、何より、九州のそんな端っこに行ったことないんで、今日はちょっとウキウキ。鹿児島に着くまで乗り換えもいれて約6時間ほどあるんだけれど、途中、おなかすいたとブツブツ文句いってはケンカのもとになるんで、おかしもたくさん持っていく。

博多で少し時間があったんで、駅外へランチを買いにいく。きにょんはケンタッキー、みにょんは吉野家の牛丼をゲット。リレーツバメにのって早速ランチ。本当は駅弁の方が旅情があってよかったんだけどね。ふふふ。リレーツバメは鉄かぶと風というか、おもしろい雰囲気。これで新八代まで行って、新幹線ツバメに乗り換えた。

煙が出てる桜島九州新幹線のツバメは、今までみたことのないような素敵な車内だった。シートは花柄、背もたれなどは全部木でできてる。テーブルは飛行機のように内側から出てくるタイプ。しかも、お持ち帰り自由の九州観光ガイドのようなものもあったりする。それから、窓の日よけは桜の木でできたブラインド、トイレの手洗いのところはイグサをあんだ暖簾風のもの。めっさ、ネオジャポニスクって感じかっちょいい!

ツバメの快適シート ツバメのブラインド ちょっとまぶしい ちょっとラーメン屋を思い出しちゃう

終点の鹿児島中央駅についてから、ホテルまでにちょっと問題があった。というのも、あたり一帯にバス・バス・バスに路面電車があって、会社ごとに微妙にバス停が違うし行き先が違うんで、どれに乗っていったらいいのかわかんない。このあたりはどうやら地下鉄などがないみたいで、市内の交通手段は全部バス&路面電車。なんとかインフォメーションのお姉さんに聞いて、ホテルまで無事到着。

オンラインで予約してたので、チェックインもスムーズ。部屋へ行ってみてびっくり!なんて小さい部屋なの!みにょが両手を広げたら壁から反対側の壁に届きそう!でもシャワーについてるお風呂は普通のホテルのバスタブよりかなり深くって、しっかり肩までお湯につかれそう。トイレは最新式のウォシュレット。そして、アメニティもシャンプーリンスから歯ブラシ、石鹸、それに女性には特別に保湿マスクや化粧落し、ボディタオルなんかまでおいてあった。これで1泊一人3000円とはめちゃ安い。しかも明日の朝は焼きたてパンの食べ放題朝食が無料だし。なんか、すごく得した気分。きにょんもあまりの小ささに笑いがとまらないみたいで、気にいったみたい。

リレーツバメ 鉄仮面みたい 極小でもナイスなホテル天楽間 鹿児島の西郷さんは洋服

明日の天気が雨との予報だったので、今日中に桜島を見ておこうということになって、荷物を置いた後、海辺まで商店街をブラブラしながら散歩。歩いてたら突然、桜島が目の前にあって感動。ちゃんと煙も出てる。う~ん、活火山なんだなあ。記念の写真を何枚もとって、また町の戻った。

帰り道、そろそろ夕方でおなかもすいてきたので、ディナーを何にするか検討。やはり名物を食べとかないとね。ってことで、黒豚のしゃぶしゃぶを食べにいったんだけれど、その店「味守」、お値段はちょっと高めだったけれど、ホテルマンお奨めグルメマップにものってたんで、大丈夫だろうって信じたんだ。

給仕に出てきたおばさん、しゃぶしゃぶの付けたれにすき焼きのように生卵を入れると聞いてびっくりしてるみにょ・きにょを見て「あら、しゃぶしゃぶ知らないのね」と思ったみたいで、丁寧にしゃぶしゃぶのやり方を説明してくれた。それはま、いいとして、その説明中、彼女は信じられないことをした。薄切りできれいな花のように盛られてる鹿児島名物・黒豚をどわっと20枚ほどいきなり箸でつかんで、グラグラ煮えてる鍋に投入しはった!もち、きにょもみにょもしゃぶしゃぶ大好きだから、「そんなに一気に投入したらもったいないっ!!」といそいで豚ちゃんの救出作業へ。でも時はすでに遅し。4~5枚ほどがくっついて煮上がってしまった。まったく、なんてことするんだ!みにょの怒り心頭!「もう結構ですから。」とまだ説明中のおばさんにはキッチンへ戻ってもらった。

おばばに大半、無駄遣いされてしまった鹿児島名物・黒豚、残りを何とか楽しみました。そう、豚の味は本当にあっさりしながら味に深みがあって、豚特有のくせもなくって、とってもおいしかったのよ。あのおばばの暴挙さえなければ、みにょ・きにょの「大変おいしかった旅の味」として記録されただろうに。みなさん、鹿児島へ行って、黒豚しゃぶしゃぶ食べる時は「味守」にご注意。

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