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ヨーロッパへバケーション

みにょんこ、今日からちょっくらヨーロッパへきてます。きにょんは2日前に出発。東海岸にある本社で仕事してから昨夜ロンドン入り。みにょはロスからの直行便でロンドンへ飛んで、きにょんと合流する予定。ヨーロッパへ行くのははじめてだし、しかも一人でSlough(スラウ)というところにあるホテルまでいかないといけない。これは久々に冒険気分ですね。コディオはきにょママの家でお留守番。2週間近く会えないのは寂しいけど、良い子で待っててね。

この旅行、ロンドンに数日いて、次は地中海にある小さな島、マルタ島で1週間、友達の家に滞在する予定。もちろん、きにょんは美しい地中海でダイビング三昧する計画。そして、そのスキューバダイビングの荷物、国際線だと2つまで無料で荷物をチェックインできるという理由で、みにょんがロンドンまで持っていくことになった。自分のスーツケースとダイブギアという大きな荷物2つを運ぶのは結構大変だ。

フライトは時間通りに出発。調子よくいってると思ったら、ネブラスカの近くになって、キャプテンから「2つある空調のうち一つが動いてなくって、その状態で海に出るのは禁止されてるので、一旦シカゴへ立ち寄ります。そこで修理するか、機を変えるか、そのときの様子で決めます」との放送が入った。でぇぇぇ。大丈夫なんでしょか???

シカゴでは結局一旦全員飛行機からおりて、2つ隣のゲートに移って待機。おなかがすいてたわけじゃないんだけれど、念のために隣のベーカリーでBanana Nut Muffinを買っておいた。1時間ほどで再度搭乗がはじまって、その後のフライトはスムーズにいった。疲れてたのか、結構よく眠れたのでよかった。

ロンドンには予定より1時間半ほど遅れて到着。移民局を抜けた後、英国ポンドを引き出すためにあちこちウロウロ。それからスラウ行きのバスに乗るためにバスターミナルまで移動。 重たい荷物をバスに乗せるのが大変だー!と思ってたら、やはり紳士の国、見知らぬおっちゃんがすかさず助けてくれた。サンキューよん。

ところが、ここで少々問題が。日本のバスと違って、バス停の名前を言ってくれないんで、いったいどこで降りたらいいのかわからない。心配なんで、運転手さんに「スラウについたら教えてね☆」と頼んでおいたのよね。でも待てど暮らせどスラウについたよって合図がない。20分ほどっていってたのになあ。時計を持っていくの忘れたから何分ぐらい過ぎたのかもわかんないしなぁ・・・ってちょっと不安になったんで、後ろに座ってたおばちゃんに「このバスってスラウに行くよね?」って聞いてみたら、「あんた何いってんの。スラウは逆方向だよ。大丈夫かい?」といわれてしまった。もう心拍数200ぐらいの勢いでドキドキしながら運転手のところへいって「あの、スラウってもしかして通り過ぎちゃった?」って聞いてみたら、おでこに手をやって「あちゃー!」ポーズをされてしまった。「あちゃーポーズ」はどうやら全世界共通なのかもしれない、と変なところで少し感動してしまった。

しかし、今はそんなことを考えてる場合じゃない。何とかしてスラウにあるHoliday Innにいかないといけない。でもまったく地理感がないところで、タクシーを捕まえるのもどうしていいのかわかんないような住宅街。運転手は「このまま終点までいって折り返すから、それまで乗ってたらいい。お金はいらんから」といってくれた。でも、喉もかわいて、おなかもすいてるから、できれば早くチェックインしたい。しかも昼前にはホテルに到着すると知ってるきにょんに諸々の事情でいまだロンドン市外をうろついてるって連絡する手段もない。

ちょっぴり泣けてきてしまったのだけれど、いやいや、こんな辺鄙な(風にみにょには見えた)所にくるなんて、こういう状況でないとありえないから、いっそのことフリーの観光を楽しんでしまおうって、逆境を逆手にとったぜ!(T_T)

折り返し地点でとまってる間に運転手と話ししたら、なかなか感じのいいお兄ちゃんだった。4年前にポーランドからきてバスの運転手してるらしい。EUシステムになって以来、イギリスにポーランドからの移民が爆発的に増えたって聞いてたけれど、そっかそっか。運転手の兄ちゃんもそうだったんだね。

今度はまちがえなくスラウの駅でおろしてくれた。そこからタクシーでホテルへ。あぁやっと食料あんど飲み物ゲットできる!荷物を部屋へ運んで速攻1階にあるバーへいってサンドイッチを食べて大満足。

夕方、部屋へ戻ってきたきにょんにホテルの到着するまでの長~い道のりを話したら、大笑いしてた。本人は結構ドキドキしてたんですけど、でもいい旅の話になるよね。

さてさて、イギリスといえばフィッシュ&チップスですよね。きにょんがしっかりロンドンオフィスの友達においしいフィッシュ&チップスの店を聞いてくれてたので、夜はそこでディナー。予想してたのとは全然違って、大きな魚のフライがデーン!とでてきた。そうね、25センチX7センチほどの大きさ。そこへ山盛りのフライドポテトがついてきた。それでね、魚もおいしいけれど、ポテトがめっちゃおいしい!外はカリッとしてて中はほかほかで、おなかが一杯なのにやめられないよぉ。これはこの先、食べる量に気をつけないと、プクプクになってしまいそうじゃー。

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