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虫むし・アタック

やばいかな?って思ってた低気圧の二コールがあっさり消えてしまったので、今日はまたサウス・キャットケイに戻ることにした。でも風はまだ少し強いんで、今度は島の東側に停泊することに。きれいな浅瀬がどこまでも続いてて、海も青く、空も青いから、どこが水平線なのかわからないぐらい。もちろん、まわりには誰もいてないから静かで気持ちがいい。なかなか良い場所ではないですか♪

船をとめた後、日が暮れる前に早速島までディンギーで行ってみたんだけれど、狭いビーチにはあまり貝殻やシーグラスが落ちてない。つまんない。しかも夕方だからか蚊や名前のわからない小さい虫がうじょうじょ。なんで、先日までビーチ歩きを楽しんでた島の西側(約50メートルほど)まで松林の中を抜けていってみることにしたんだけれど、これが間違いだった。みにょもきにょんも裸足だったもんで、松葉がささって痛い。それよりも小さなトゲとげだらけの草の実があちこちに落ちてて、それを踏みつけようもんなら絶叫寸前の痛さ。二人してヒーヒー言いながらやっとこさ西側に到着。

そしたら、たった50メートルほどなのに、ぜ~んぜん虫がいないし、気持ちいい風が吹いてるし、まったくのパラダイス状態。ただし、二コールの影響だったのか、砂浜の状態が前とは全然かわってた。波はまだ荒いんで、海には入らずビーチをしばらく散歩。日が暮れる前にGHに戻ったほうがいいので、またイタ~イ林を抜けていったんだけれど、今度はきにょんが見つけた漂流物の板と洗いおけを使って無事に東側のビーチへ戻れたよ。ふぅ。

そこで気がついたのだけれど、島の西側には船のパーツがあちこちに落ちてて、木枠だけが残ってた小屋には毛布がかかったりして、どうやらそれほど前ではないけれど、ひょっとして誰かの船が遭難したのかも?って思ってたのね。そしたら、東側のビーチには緊急時に打ち上げる信号花火がたくさん落ちてることに気がついたの。ってことは、本当に誰かがキャスタウェイ状態で助けを待ってたってことかな??きにょんと二人して色んなシナリオを創造してしまったわ。

日が暮れる前にGHに戻ったのだけれど、家の中も外も小さな虫だらけ!蚊もうっとおしいし、小さな小さな虫がチクチク刺してくるのもか~な~りうっとおしい。虫除けスプレーしても蚊取り線香たいても効いてる様子がない。なんで、最終手段、ドアや窓を全部しめきり、二人してバグザッパー(虫を電気ショックで殺すテニスラケットみたいなもの)を片手に家の中をあちこち格闘。ディナーを食べ終わる頃にはなんとか虫軍団を沈静できたと思ったのだけれど、寝る前にみにょんが本を読んでたら、5回ほど羽アリに攻撃されてしまったわ。ええぃ、うっとおしい!翌朝みたら、ボートのデッキには虫の死がいが山盛り落ちてたわ。まったく細長い島の西と東でこんなにも違うのね。

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