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カリフォルニアのライセンスプレート

きにょが仕事に行ってる間に出発準備をしておいた。今回の旅で頻繁に移動してるんで、家の中をドライビング・モードにするのも慣れてきた。きにょが帰ってきて、20分で出発準備完了。これは記録的スピードだ!すごいぞ、みにょんこチーム!!

仕事仲間のマットの家に向かう途中、フリーウェイおりてから道順を間違ってしまい、多分家の近所だろうなと思われるところでうろついてたら、1台の車が近づいてきて「あんたら、道に迷ったんか?」っておっちゃんに聞かれた。謎のおっちゃんは、カリフォルニア・ナンバーのでっかいRVがウロウロしてるのを見て、わざわざ追いかけてきてくれたらしい。その時、きにょんはマットに電話して道順を確認してる最中だったんだけど、そのおっちゃんに行き先を教えると、おっちゃんはマットのすぐご近所さんだった。しかもマットファミリーが1ヵ月ほど前に家を買ったこととかも知ってたんで、これはもう、おっちゃんの誘導に従うのがベストでしょう。そして無事マットの家に到着。見知らぬおっちゃんは、みにょんこ一家を誘導した後、そのまま消え去っていった。どこの誰だか知らないけれど、本当にありがとう!

ディナーはマットのお手製のピザ。実はきにょんは今日の昼、会社のみんなともう一度フランク・ぺぺへいってきたので、1日に2回もピザ。ちょっと気の毒。ピザがやけるまで、彼らのお手伝いさんのタイ人が作った春巻きやマット特製のサルサでチップス食べて話する。奥さんのアンはドクターで、つい先日NYの病院での研修期間を終了し、コネチカットの病院で働き始めたところ。とってもやさしく話する人で、こういうドクターなら、担当医になってもらいたいなって思ったよ。

食事中は子供が起きないよう、小さめの声で話してたんだけれど、静かながら楽しい会話ができてよかった。9時過ぎて、そろそろいかないとってことで出発。ここからきにょんはデラウエア州まで行くつもり。だけれどアンから「3時間はかかるわよ」といわれた。しかも#95SでNYCを通るとそれだけですごい時間かかるわよといわれた。きにょんは#95で直進するか#287で迂回するか悩んでるみたいだけれど、来る時にワシントン・ブリッジで32ドルも払ったんで、元を取り返したいとかいってるなあ。どうなるやら。

マットの家からは教えてもらった通りの道でスムーズにハイウェイに戻れた。順調にいってるかと思ったら、NYCに近づいていくにつれ雨が降り出して、どんどん雨がひどくなった。ダウンタウンのあたりの道が悪いところではドド振り。そのせいで車線がほとんど見えなくって、きにょんはすごい神経つかったみたい。

しかも、走ってる途中できにょんが「玄関のステップが出てる!」って言い出した。おかしいなあ。私が最後にドア閉めた時にはちゃんとステップも収納されたのに。でもこのままじゃいけないんで、一番近いサービスエリアにとまってチェック。調整したのに、すぐにまた勝手にステップが出てきた。どうやら、ドアがゆるんでる上、階段においてた重たい車のバッテリーチャージャーが、がたがた道で倒れてドアの方によりかかってたみたいで、ガタンとゆれるたび、ドアを押してたみたい。結果、少し緩んでたドアが反応してステップが出ちゃったらしい。でも、チャージャーを動かして、きにょんがドアをちょっと調整したら大丈夫になったんだけれど、しばらくは心配で再出発してからも何度もバックミラーみて確認しちゃった。

雨やステップの件ですっかり予定が狂ってしまったんで、2時間ほど走った後、ニュージャージー州のサービスエリアで休憩。その時点ですでに夜中1時。ちょっとだけ寝るつもりが、気がつけば2時になってた。もうここから移動するのはちょっとつらかったので、カウチで寝てるきにょんを起こして、今晩はこのSAで過ごそうってお願いする。雨もひどかったし疲れてたので、きにょんもOKしてくれた。まわりは多分雨をさけてか、沢山のトラックでパーキングが満車になってたわ。

とりあえず、南にむけて100マイルほどは走ったと思う。明日一日かければ余裕で次の停泊地のバージニアに到着できるはず。ふぅ。長い一日だったわ。

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