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ラクーンアタック その1 ~ 夜の訪問者

Acton(TT)にて。
昨夜遅く、すでに眠る体勢にはいってたら誰かがドアをノックするのが聞こえた。どうやら、きにょんがジャグジーから帰ってきたらしい。いつもならノックなどせず静かにRVにはいってくるので、何事か?とびっくりして様子を見に行く。ドアを開けようとすると、ハンドサインで「ドアを開けるな。窓をあけろ!」といってる。???なんなんだ?こんな夜中に何がしたいんだ?と訳もわからず、眠たさもあって機嫌が悪くなりつつあるみにょん。

すでにコディオはきにょんが外に立ってるから、ドアの前で「お出迎え」の準備に余念がない。(つまり、ウガウガとドアの外に出ようとしてる)とりあえず、窓から外をのぞいてみたところ、なんと、アライグマ(ラクーン・Raccoon)がドアの横においていたコディオの水ボールから水を飲んでる最中だった。きにょんが1メートルほどの近さにいたのに、逃げもせずのんきに水をのんでる。ここActonのRVパークにはアライグマの親子が住んでるのは知ってるけれど、こんなに人間なれしてるとは。よくレンジャーステーションのあたりをうろうろしてるけれど、こんなにのんきにされると、本当にペットのような感覚になっちゃうなー。思わず、抱っこしたくなるぐらい。ちょっとコデブで、すっとぼけた顔してね。コディオは超興奮状態になってたけれど、まさか外に出すわけにもいかないしねえ。こんな夜中に追いかけっこは近所迷惑だもんね。後で聞いた話だと、アライグマ一家は夜な夜な水や食べ残しを探してRVめぐりをしているらしい。わざわざ食べ残しなどをドアの外において、餌付けしてるRVモノもいてるともきいた。うーん。野生動物なんだけれど、まるで箕面のおサルを彷彿するような人間なれ具合

数日後、ふと気がつくとRVのドアにアライグマの手形がついてた。どうやら、アライグマたちから「水のみ場」として登録されてしまったらしいみにょんこ一家。あの夜の訪問以来、コディオの水は昼間だけ外に出すようにしたものだから、水のみにきたアライグマ達がドアをたたいて水を催促しにきたらしい。かわいい顔して、なかなか強引なアライグマくんたちだ。このまま無視してたら、次は何するかな?
アライグマ専用水のみ場としての登録証

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