« 昼間のフクロウ | メイン | 懐かしの味はいづこへ »

考古学をかじってみる

Capule RockActon (TT) より
今朝は早くおきて、きにょママの考古学のリサーチに同行した。今滞在中のActonからそれほど遠くない所に、このあたりに住んでいたアメリカン・インディアンの遺跡がいくつもあって、きにょママの通ってるカレッジの考古学の発掘クラスでも使っている。きにょママは考古学のクラスを教えてるドクターEから「アシスタント」として認められてて、新しい遺跡を先だって調査したり、資料を整理したり、などなどいろんな手伝いをしている。

今回はCapule Rockと呼ばれる、人工的につくった丸い穴がいくつもある大きな岩を確認しにきた。このCapule Rockって何に使われていたかわからないけれど、遺跡がある箇所でいくつも発見されてる。私たちが行った遺跡は数年前にカレッジのクラスで使ったところなんだけれど、今は草ボーボーで牛がモグモグ草を食べてるような状態。ガラガラヘビが出るかもしれないので、棒で音を立てながら辺りを歩き回る。

ヘビの抜け殻 お金持ちになれる?目当てのCapule Rockはすぐに見つかった。きにょママは写真をとったり、GPSを使って正確な位置を確認、石にほられた丸い穴の数を数えたりして忙しい。なので、みにょんは辺りをさらにウロウロして何かないか見てまわったところ、大きな蛇の抜け殻を見つけた。多分、ガラガラヘビだと思うけれど、まあきれいにツルんと抜けたもんだなぁ。先日の羊まる食い蛇(6メートルのニシキヘビ)が脱皮したら、ものすご~い状態になるんだろうな~と想像して、ちょっと怖くなる。みにょんの弟、フラットくんはその昔、遊びに行った先で蛇の脱皮した皮を発見し、「蛇の皮を財布にいれとくと、お金がたまる」という迷信(?)を信じて、皮まるごと財布にいれてたことがある。多分、彼は今もその蛇皮を持ってるはず…。

岩の調査は素早く終わったので、きにょママが別のCapule Rockや古い小屋などのまわりにあるものを案内していってくれる。モグモグ草を食べてたカリフォルニア・ハッピー牛たちは、私達の動向を静かにかつきっちりと見守ってたのだけれど、私達が近づくと次々に別のエリアに向けて逃げ出していった。「スタンピード!」とかいって笑ってたら、背後の丘の上から「んモ~ぅ!」という鳴き声がするじゃない。振り返ると、丘の上にいて逃げ遅れた1頭が必死に他の牛達においつくため、小走りで丘をおりてきてるじゃない。しかも、私達めがけてまっしぐら状態。うかつに動くと本当に正面衝突しかねないので、その場にじっと立って、はぐれ牛ちゃんの様子を見守る。私達からほんの2メートルほど離れた所を走りぬけ、なんとか他の牛達に追いついて、めでたしめでたし、でした。

恥ずかしい…。 あの人ら、何してるんやろ? きゃ~!おいてかないでぇ~!

コメントを投稿