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みにょんがぶっ飛んだ日

このところ毎日、Santa Anaのものすごい風が吹いてた。Santa Anaの風は冬になると吹く、砂漠からの乾燥した強風で、瞬間40mph(時速約55キロ)ぐらいはあるかと思う。あまりの突風なんで、いたるところで木が折れたり、ゴミ収集用のゴミ入れが道路を転がっていったり、と、ちょっと危険な状態になるのよね。山火事もおきるし。みにょ・きにょのRVも、風が吹くたび地震か?と思うぐらいグラグラゆれるのよね。だけど、その風の中をコディオと散歩してると、ついつい「北風小僧の寒太郎~♪」って歌ってしまうのよねえ。(昔、NHKのみんなの歌でかかってた曲)

ところがね、今日は久々に風が凪いでくれたので、RVを移動させるには絶好のチャンス。雨の日には移動するけど、風がきつい日は移動しないのがきにょんなのよね。(君はカメハメハ大王か?笑)日本へ遊びに行ってる間きにょママの家にRVをとめてたのだけれど、やっぱり自然たっぷりのキャンプ場の方がいいもんね。

朝のうち、仕事で外出してたきにょんが帰ってきたら、大急ぎで出発準備。コディオはもう一晩きにょママの所であずかってもらうことに。無事、きにょママんちの裏庭からRVを出し、一路Actonへ向かう。通勤渋滞にはまだ時間があるし、なかなか順調にすすんでるぞ。

フリーウェイにのってみると、渋滞とまではいかないけれど結構車が多い。きにょんが飲み物をほしがったので、「このぐらいのスピードなら大丈夫だろう」と立ち上がってキッチンへ向かった。その時、カウンターの上においてたコーヒーメーカーがかなり移動してたので、運転中に床に向けてダイブされては困ると思い、きにょんに水を届けた後、またキッチンへ行ったのよね。

コーヒーメーカーの位置をなおしてる最中、突然キースが「Hung on, Minyo!」と叫んだ。瞬間、「ヤバっ」と思って何かにつかまろうとしたんだけれど、間に合わず、しかもすごい急ブレーキのせいで後ろ向きにふっとんでしまった。うまい具合に腕から倒れたので、頭もうたなかったし、痛いのは腕と足だけだったのだけれど、あんな吹っ飛び方したのはじめてだよ。自分でもびっくりするぐらい「うわぁ~!!」て叫んでた。偶然とはいえ、コディオをきにょママの家においてきててよかったよ。

ふと見ると、食器戸棚があいてて、床に倒れてる私の足元に粉々に割れたお茶碗が!今までなんどか急ブレーキかけることがあったけれど、お茶碗が飛び出すなんてはじめてだ。

いったい何があったんだ?ときにょんにきいたら、数台前を走ってたパトカーが誰かに脇に寄れと指示したみたいで、その指示された車が強引に3車線横ぎって脇によったもんだから、後ろを走ってた車、みんな急ブレーキふむはめになったんだよね。ほんとびっくりしたよ。時間がたつごとに痛いところが増えてくるけれど、思いっきり吹っ飛んだんだからしょうがないね。移動モードで狭い&荷物が山積みのRVの中で、大怪我しなかっただけでもラッキーだったよね。でも、痛ぁ~。

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