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ナターシャとラフェリア

船が通るたびに橋があがるのだ!今朝は少し早めに起きて、マイクと3人でおかんタクシーに教えてもらった、別のベーカリーへ朝ごはんを食べにいった。さすが、というかやっぱり、というか食事してたらどんどん人がきて、焼きたてのバケットやらクロワッサンを買って行ってる。頼んだオムレツもおいしい。ありがとう、おかんタクシー。

おいしい朝食の後、ホテルへ向かって歩いていくと、目の前にある橋があがって、大きなヨットが停泊していた湾の内側から、外にむかって出て行くのが見えた。思わず3人とも走って近くまで行き、スムーズに動いてる大きなヨットに見ほれてしまったよ。う~ん、こんなに大きなヨットじゃないけれど、みにょんこ一家もそのうちこうやってあちこちを旅するんよね。楽しみだな。

おかんタクシーに迎えにきてもらうはずだったのだけれど、彼女は別のお客さんを乗せることになったので、友人の兄ちゃんタクシーがホテルまできてくれた。3人分の大荷物をのせ、オイスターポンドへ向かう。道はあいかわらずせまく1車線、しかも丘が多いので、急斜面、急カーブの連続。まるでマルタ島に行ったときみたいだ。

オイスターポンドへ到着し、予約していたホテル、キャプテンオリバーへ。部屋の準備ができてないらしいので、荷物を預かってもらい、さっそくボートの管理をしているボートブローカーへ。キャプテンオリバーは、オイスターポンドという小さな湾のほぼ半分をしめる小さなリゾート村で、中にはホテル、ダイブショップ、レストラン&バーがいくつか、ボートブローカーも2軒あるのよね。ほかにもいろいろサービスや施設があって、なかなかおもしろい所。

ブローカーへいくと、購入するかもしれない2艘のヨットのうち、当初、状態は良くないといわれてたナターシャが目の前のハーバーにいてるから、見に行って良いといわれた。ホテルのチェックインまでにも時間があるし、ナターシャを見に行くことにした。

ナターシャは、どうやらこの週末にあったボートレースのサポートボートに使われてたみたいで、まだレースの主催者のスタッフの荷物や食べ物やらがおいてあった。その中を3人でいろいろチェック。すぐに「あ、ここも修理必要」、「これも良くない」っていうのがどんどん見つかって、そのたびにきにょんとみにょん、気持ちがどんどん沈んでいっちゃう。出発直前にきた連絡では、ラフェリアよりナターシャの方がここ数週間でいろいろ修理したので、よい状態になってると言われたのだけれど、「良い」状態でこれ?って感じで、なんだかだまされたような気になってくる。

いったんひきあげて、ハーバーにあるバー(兼レストラン)でマイクとナターシャについて相談。あまりの状態にちょっとショック。でも、ラフェリアもまだみてないし、今すぐに買うか買わないか決断しなくってもいいので、とりあえず、明日の朝一番に、湾内にとめてあるラフェリアを見に行くことをブローカーに伝えておく。それに午後からはナターシャを試運転としてセーリングに出すこともOKしてもらった。明日、ボートの状態を調査してくれる調査のプロ、ボブがくるんで、その時に一緒にセーリングに行き、エンジンや帆の状態をチェックしてもらおう。

キャプテンオリバーの中にはもう一軒ヨットのブローカーがはいってて、マイクがそこへ顔を出しにいった所、なんと、彼が今交渉中の別のお客さんのヨットは、そのブローカー、Harel、が取り扱ってることがわかって、そこから話がいろいろと盛り上がっていった。Harelのオーナー夫妻はとっても感じのいい人で、いろいろ話してるうち、私達の希望にあいそうなボートを何隻か探してくれた。

そのうち、1隻は私達が買う予定をしてるナターシャ・ラフェリアと同じタイプのボートで、もっと新しいのだけれど、値段はその分高い。きにょんが試しに「このぐらいの値段で無理?」って聞いたら、笑い飛ばされてしまった。ははははは。

明日は1日忙しくなりそう。でも、セーリングに出れるかと思うとちょっと楽しみ。ラフェリアの状態は・・・・一体どんなんだろ。

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