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一日一善

巻き巻き収納式キャンバス屋根TT Actonにて
今朝はものすごい風の音で目が覚めた。どうやらSanta Anaの風がふきはじめたみたい。どうりで、昨夜はあまり冷え込まなかったわけだ。久々にすごい風で、RVもグラグラゆれてる。たまにものすごいのが吹くと、「アンテナ、大丈夫かな?」とか「何か飛んでこないか?」と心配になっちゃう。

朝はめずらしくきにょんも一緒にコディオの散歩に行ったのだけれど、すごい風の中、話するのはなんとも大変。こんな強風の中、唯一楽しそうに飛んでるのはカラス軍団ぐらい。小さい鳥達は何羽かみかけたけれど、地面に落ちてるエサをついばんだ後、木に戻るのに一苦労してたみたいだ。何匹かは気合いれて飛び立った瞬間、後ろ向きにすすんでたよ。(笑)この強風のおかげで木の実などが一杯地面に落ちてるのに、それをゲットするのはかなり危険度高し。がんばれ、小鳥ちゃん達!

こんなに風のきつい日は、キャンバス地でできた屋根を出しておくと超危険。普通はちょっと風が強くなると、すぐにキャンバス屋根を巻き巻きして収納するんだけれどね。でもたまに出かけてたり、風に気づかなかったり(ありえないんだけどね)、風の威力を甘くみて収納を忘れると、突風でキャンバスが破れたり、フレーム自体がまがってしまったり、屋根からつるしてた風鈴や鳥のエサがどっか飛んでいってしまったり、と大変なことになっちゃうのだ。

案の定、今日もコディオの散歩の帰り道、二人のおじいさんが必死に屋根を巻き巻きしようともがいてるところに遭遇した。きにょんは即座にヘルプを申し入れ、おじいちゃんたちと一緒に屋根をささえてたフレームをおさえたんだけれど、何しろすごい強風なもんで、今にも屋根ごとぶっ飛ばされそうになってる。しかも、お年のせいか、風のせいか、おじいちゃん達の動きはかなりスロー。

あーだこーだとしてる間に、とうとうキャンバス地が裂けてしまった。それでも何とか10分ぐらいかけて屋根収納に成功。フレームもいがんでるし、キャンバスも裂けちゃってるので、これ以上の被害がでないよう、その辺にあったロープできっちり屋根を固定しておく。

それにしても、おじいちゃん達、こんなになるまで屋根を出しっぱなしにしてちゃダメじゃない!と思ったら、なんとそのキャンピングカーはおじいちゃんたちの持ち物じゃなかったんだよね。おじいちゃんは実はお隣の大きなRVの持ち主で、窓からみてて「このままでは危険」と思ったので、見知らぬお隣さんの屋根を収納しようとしてあげてたらしい。そうか、そうだったのか。こんな風に親切に他人のことを思いやった行動できる人がまだまだいてるんだなぁって、すごく感動してしまった。なんだかそれだけで心が温かくなるね。昔、テレビのコマーシャルで某笹川会長が「一日一善」と言ってたけれど、今となっては本当にありがたい言葉だなあってしみじみ思うよ。


今日のおまけ
つい先ほどのこと。突然きにょんの「アイタタ、アイタ」と半分笑いながら痛がってる声がバスルームからしてきた。また膝でもうったのかな?と思って軽く流してたら、「あ~、ヘルプ」とみにょんを呼ぶ声が。何事?と様子を見に行ってみたら、どうやらデンタルフロスを使ってたらしいのだけれど、ふとしたはずみに自分の口ひげがフロスのかわりに歯の間にはさまってしまい、口をあけることも閉じることもできず、「イタタタタ」と言う状態になったそうだ。 はさまった箇所がちょうど口の端っこの部分だから、いったいどうしたものか?と思ったのだけれど、慎重にはさみを使って、無事ひげカットに成功。女のみにょんには絶対わからない痛みだとは思うけれど、あまりにも間抜けなできごとに、15分ぐらい笑いがとまらなかったよ。きにょん、これにこりてヒゲは伸びすぎる前に手入れしてね。爆

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