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2008年10月26日

最後はのんびりロンドンの朝

今日は朝から生憎の雨。でもさすがに毎日出歩いてたから、今日はサトんちでのんびり過ごすことに。とはいえ、きにょんが夕方の飛行機でアメリカに戻るから、そうゆっくりもしてられないんだけどね。

お昼は昨夜いったパブ、Almaへいってみたんだけれど、昼オープン時間までは30分ほどあったので、近くのダイナーへいった。典型的なイギリス人の朝食、Blood Puddingやらを食べた。なかなかおいしかったけれど、すごいボリュームだったよ。イギリスの朝食って、どこで食べても必ずマッシュルームとトマトの焼いたのが出てきてたなあ。あんまり味がついてなくって、ひょっとしたらパンにはさんだり、ベーコンと一緒に食べるのかなあ。ちょっと謎。

みにょが食べたのは典型的なイギリスの朝食 きにょんの朝食のラム かなり大盛り 近くのダイナーで

一旦、ヒースロー空港近くのホテルの戻って、休憩がてらきにょんがもって行く荷物と明日みにょんがロスへ持って帰る荷物を詰め替える。明日、空港まで大きな荷物2つもってターミナル4まで歩いていかなきゃいけないんだけれど、そこからさらに地下鉄でターミナル1まで行かなきゃいけないんだよなぁ。ちょっと憂鬱だぁ。

きにょんは今年の春にオープンしたばかりのターミナル5から出発。なんでかわからないけれど、ホテルからターミナル5まではシャトルバスが出てるんだよねえ。どうせならFlyawayみたいに各ターミナルまわってくれたらいいのになあ。きにょんを見送った後、そんなことを考えながら歩いてたら、Krispy Kreamがあったので、思わず1つかってしまったよ。

夜は、一人でレストランに行く気もしない。なんで、ホテルの中にあるオナーメンバーオンリーのラウンジでで赤ワインとチーズ、オドーブルなどを食べながら、持って行ってたDick Francisの本を読んだ。これが一番ロンドンのことが出てくるかな?って思って持っていってた本にRegent 近辺のことや私達が泊まってたEustonの駅のことなどが書いてあってびっくり。今までは地名と位置関係が全然わからないまま読んでたのに、実際ちょっと土地勘が出てきたら、話の内容ももっと面白くなってきたわ。明日は朝早いけど、ワインのおかげでぐっすり眠れそう。

これで楽しかったヨーロッパ旅行も終わり。ロスではコディオがきっと首を長くしてみにょ・きにょが帰ってくるの待ってるだろうな。今まで経験したことのない別の文化、言葉、料理なんかを知ることができて、2週間があっという間だったな。できれば今度はもっとゆっくり、他のヨーロッパの国々も見て回りたいなぁ。

2008年10月25日

本場イギリスのパブ、初体験!

今朝は7時15分の飛行機にのるために、4時半には起きた。昨夜、ほとんど荷造りしておいたから、すばやく準備。タクシーを使うつもりだったんだけれど、ニックが送ってくれるというので、ありがたく送ってもらうことにした。のはいいんだけれど、ニックは寝不足で疲れてる。大丈夫かな?

マルタの空港でLemoncellを発見。あれだけきにょんが気に入ってたんだから、これは要ゲットでしょう。よく見るとイタリア産になってたけれど、そこは大目に見ておこう。

ロンドンではサトの仕事場に荷物をおかせてもらって、セービルロー街、ピカデリーのあたりを当てもなく歩き回ることにした。なんとなく伝統のありそうなTea Houseがあったので、そこでランチを食べることにした。雰囲気はよかったんだけれど、味はまあまあだったな。せっかくだから、アフタヌーンティーすればよかったって後から気がついでちょっとがっかり。

その後、向かいの美術館を見に行ったり、チーズの専門店でチーズ買ったり、Fortnum & Masonではお土産買いに狂ってしまった。1階はお茶やチョコレートなどのスイーツ、地下には野菜やデリ、ワインなどがこれまた所狭しと並んでる。ランチ食べたばかりでなかったら、デリでいろんなものを買い込んでたかも。笑

夜はサトの会社の仲間と一緒に、彼の家の近くのパブへ。メニューを見たら、みにょの大好物・オックステールがあるじゃありませんか!!これは即決。そしてビールはもちろん、ギネスですね。サトのボスはとっても気さくな人で、またしても夜遅くまで楽しく話し込んでしまったよ。

明日の夕方、きにょんはニューヨークへ戻らないといけない。みにょんはロンドン最後の夜を一人っきりで過ごすことに。ちょっとドキドキだけれど、なんとかなるよね。

2008年10月24日

ちょっとだけ観光

ダイバーの男二人、今日はBlue Grotto(ブルーグロット)という地域へダイビングに行くことにしたみたい。昨日の嵐の影響でまだ少し風がきついけれど、天気は悪くない。今日はみにょも一緒に行くことにした。ついでに帰り道Ta'Qali(タハリ)というアーチスト村へよってもらうことに。マルタにきてやっとこさ観光らしいことができるな。

今日はちょっと波が荒いぞ 深く切り込んだ入り江 観光用のボート

ブルーグロットは深く入組んだ入り江のある所で、波が穏やかな日は、その入り江の奥までゴンドラみたいな船で遡って観光できるらしい。でも今日はちょっと波がきついから、ボートはお休み。きにょんとニックは近くに沈んでる潜水艦を見に行った。海中の海流がきつかったみたいで、二人が戻ってきた時は入り江の入り口からかなり左側に流されたあたりから戻ってきた。

あいかわらず、その場にいるダイバーのうち最初にもぐりはじめて、彼らの後から潜り始めたグループが戻ってきて10分ぐらいしてから二人は戻ってくる。それを伝えると、二人してなんか妙に得意げに「そうなんだ。僕たちはいつも一番最初に入って、最後に戻ってくるから、Dive Masterからも注意されちゃうんだ」と話してた。ははっははは。子供っぽい自慢だけれど、おかしい。

少々の波なんて気にせずLet's ダイビング♪ やっとこさ戻ってきた二人 もうちょっとダイビングしたいよぉぉ

ダイビングの後はタハリへ。ちょっと寂れた感じがしないでもないけれど、結構観光客がきてた。ガラス細工や銀細工、刺繍などの手工芸の店が一杯あって、おみやげ何を買おうか迷っちゃう。なんとかみんなへのお土産をゲットしたんでホッ。

これで一応マルタ島は終わり。明日は朝一番の飛行機でロンドンに戻ることになってる。あんまり観光できなかったけれど、それでも十分、のんびりと気分よく過ごせたんで、ハッピー☆ 次はみにょんもスノーケルしたりして、思いっきり遊ぶぞ!

タハリのガラス細工 どーしてルパンがいるの!!?? またしても日本の車が!

2008年10月22日

近所を探索

今朝はお掃除のおばさんが来るというので、みにょんは家でお留守番。ついでに洗濯もしちゃえ!ニックの家は地上3階、地下1階、計4階建ての家なんで、お掃除も大変。全部石の床なんで、モップがけしなきゃいけないんだよ。おばさんは、まじめでやさしいお母さんって感じの人で、みにょが「みにょママの誕生日に何がいいと思う?」って相談したら、マルチーズ・クロスといって、マルタ島独特の十字架がいいんでは?ってアイディアをくれた。しかもTa'Qali(タハリ)という所にあるアーティスト・ビレッジに行くと、いいものがあるよって、タハリへ行く道順も教えてくれた。男二人がみにょをおいてダイビングに行ったことを聞いて、「あなたも自分のやりたいことして楽しまないとダメよ。」って励ましてくれた。ありがとう。

おばさんが帰ってから、洗濯をはじめたのだけれど、洗濯中に気がついた。洗濯物干す場所がない!乾燥機もない。どうしよ。幸い、クローゼットの中にたくさんハンガーがあったんで、結局シャワーカーテンのレールにかけて乾かすことにした。

鳥がさえずるみにょの楽園 ボートの形をした貯水池 教会を中心に歩き回ってみた

掃除のおばさんがはげましてくれたんで、みにょ一人で近所を探検することにした。先日うろついたのとは別の方角へとりあえず歩き出してみた。教会のあたりを通って、そのままつきすすんでいったら、谷間にまるで船のような形をした貯水池があって、鳥がいっぱいいて、素敵なところがあったんで、思わず、近くのベンチに座って15分ほど眺めてた。その一角だけがなんだか「天空の城ラピュタ」にでも出てきそうなすごく平和な雰囲気をかもし出してて、心が洗われる気持ちだった。なんで、当然、そのあたりをうろついてみた。崖の中腹にある家のようなところへもいけたので見に行ってみたら、なんか花火の打ち上げ用の筒などがあった。思いがけずきれいな所を見つけたんで、うれしくなっちゃった。

その後も教会の位置を見ながら適当に歩いてまわる。こうやって言葉があんまり通じない、看板も意味がわからないような国を一人で歩き回るのは久しぶりだな。思い出したら、結婚する前はほとんど一人で旅行してたなぁ。ダラスやミルウォーキー、サンフランシスコにサンディエゴ、香港やマカオなんかもいったよなあ。若かったからできたのかな。あれ?よく考えてみると、みにょママってば、若い娘が一人旅って心配じゃなかったのかな??爆

9月にあったお祭りで使った花火の筒 悪魔をだますための時計 ズッキーニの花かな?

2008年10月21日

とにかくワインなのだ

今日も朝からダイブするきにょんとニック。今日はみにょも一緒についていった。昨夜と同じ、灯台のところ。昼間見る水は本当にきれい。コバルトブルーとエメラルドブルーといろんなブルーがまざってて、本当にきれい。岸壁に座ってる私の真下にも魚が泳いでて、写真にとったら水の中にいてるのかどうかわからないぐらい透明な水だ。

二人は結構長くもぐってて、1時間近く戻ってこなかった。結構深くにもぐるはずなのになぁってちょっと心配してた。同じくEntryのあたりで誰かを待ってた女性と話しはじめて、彼女はニックの持ってるマルタ島のダイビング・ガイドブックの作者の奥さんだとわかってびっくり。そして彼女と話てると彼女のご主人のピーター、きにょんとニックが戻ってきたので、互いに服を着替えながら話しが盛り上がって、ニックは本に作者のサインをもらってた。

おっしゃ!今日もダイビング! ダイブし始めるポイントまで泳がなきゃ 今日の沈没船はおもしろかったな

その後、二人とも仕事があるんで、一旦家に戻る。ランチは近くのイタリアンレストランでスパゲティのラビットソースなどやタコのガーリックソース炒め、ムール貝のワイン蒸しなどをたのんだ。ヨーロッパの習慣なのか、それともバケーション(仕事しながらだけどね)を楽しむためか、ランチでもワインを飲んじゃう。夕方にもチーズ食べながらワイン飲んじゃう。もちろんディナーでもワイン飲んじゃう。マルタ島に来て以来、みにょ・きにょのワイン摂取量はかなりアップしてるぞ。

夕方、夜ダイブ用にとタンクをとりにいった男二人がポテトやらシーフードやら買ってきた。それで夜ご飯作れという。でもニックのキッチンはたいしたスパイスなどの調味料もないし、ポテトをオーブンで焼きたくってもクッキーシートもない。しょうがないんで、昨日つくり置きしておいたガーリックオイルとThyme、Cuminなどでポテトの味付けし、なべで軽くいためてから水をたして、蒸し焼きにした。それにシーフードはあまり同じような味ではおもしろくないので、少しチリとオレンジの絞り汁を加えて味付け。そこにPestoにガーリックオイルとトマトの刻んだものをまぜてDipping Sauceをつくり、パンをスライスして添えてみた。

微妙な青い色のグラデーション 本当にすごい透明 魚が泳いでるのが良く見える

そしたら、サラダもシーフードも全部おいしいとえらく好評だった。本当なら夜ダイブすると行ってたのに、やめてワインを飲むことにしたみたい。ははははっは。ありあわせの材料で作ったのに好評でよかったよ。ワインを飲んでると思ったら、いつのまにか二人はマルタ島特産のLemoncell(レモンセル)を飲んでご機嫌になってるわ。


おまけ
出かける際に通りかかったゴミ回収のトラック。なんだか見覚えあるような、なつかしいような雰囲気。よくみると、なんと日本語でゴミ収集の案内メッセージが書いてあるよ!!しかも23区って、それって、東京ですなぁ。古くなったから、マルタ島へ持ってきたのかなぁ。かなり小型のゴミ回収トラックだったけど、道幅の狭いマルタ島にはピッタリ。思わず、ボディに書いてある番号に電話かけたくなっちゃったよ。笑

なぜかしら日本のゴミ回収トラックがマルタに! 粗大ゴミは日本へ送るの??

2008年10月20日

未確認物体出現か??

今朝は早速、早朝ダイブをするといってたきにょんとニック。それほど早朝でもない時間帯に出発してしたみたい。みにょんは「早朝はちょっとつらいな」って家に残ることにしたんだけれど、しばらくしてキッチンには何も食べるものがないことに気がついた。食べ物がないと急速に不機嫌になるみにょん、そろそろやばいぞぉ~って時にきにょんとニックが帰ってきた。イギリスではよく見かけるPasty(ペイスティ)という、餃子の親分みたいな形のパンを買ってきてくれた。

このペイスティ、中にはミートソースとつぶしたポテトが混じったようなものが詰まってる。ミートパイとも違うし、ポットパイみたいではあるけれど、いまいち、味は薄め。サイズはかなり大きくって、これ一つ食べればかなり満腹感あり。

パスティ 味は薄め ヨーロッパ版のチョコエッグ メリアにある古い教会 町のどこからでも見える

午後は男性軍、仕事をしなきゃいけないんで、その間私は近所をうろうろ。野菜が食べたいなぁって探してたら近くに八百屋があったんで、トマトやらレタス、それにブドウやオレンジなどのフルーツも買い込んでしまった。ついでにみにょママやみにょパパ、きにょママ用に滞在してる地域Melleha(メリア)の絵葉書を買った。

夜もダイビングするきにょんとニック、仕事もあって外へ食べにいく時間がないから、と買ってきてた野菜でサラダとガーリックトースト、それに昨日の残りのリゾットで簡単ディナーを作った。ニックのキッチン、調味料もほとんどない。独身男性のキッチンってこんなもんだっけ?それにしても野菜もフルーツもすごくおいしい。特にブドウとトマト。完熟って感じで甘くおいしいよ。

イカが一杯いたでぇ(き) え?ほんと?(二) はしごがあると楽だな おもしろかったよぉ

そして、夜10時ぐらいにナイトダイビングしに出発。今度はみにょも一緒についていった。Gozo(ゴゾ)行きのフェリーターミナルのの横、小さな灯台のふもとからダイブしたんだけれど、水が透明なんで、多分水深5メートル~8メートルぐらいのところをうろうろしてるんだろう、そのライトの動きが見えておもしろかったよ。みにょは二人がダイビングしてるの知ってるから海面を青や緑の光が動き回ってるの見ても変とは思わなかったけれど、遠くからこの動き回る光をみかけた人は、ひょっとしてUFOとかUMAなんて思ったんじゃないかなぁ。そう思ったら、笑いが止まらなくなっちゃった。ふふふ。

未確認生物の出現か?? 知らない人がみたらびっくりするでぇ ちょっとX-fileっぽい?

2008年10月19日

ハロー・マルタ

昨夜遅くにマルタ島に住む友人ニックの家に到着。朝は物音で目が覚めて階下のリビングへおりていくと、ニックのご両親とニックが朝食を食べてた。先週から彼のご両親が遊びに来てて、私たちと入れ替わりにスウェーデンに戻るとのこと。昨夜の走り屋タクシーの兄ちゃんが今度はご両親を空港まで送り届けるらしい。大丈夫かな?

ご両親が去った後、ニックの案内で早速ダイブポイントのチェックがてら、あたりをドライブすることに。近くのビーチ(Ghanjn Tuffieha 発音できない名前・笑)で泳いで水温などをチェックしようって決めたみたいで、まずビーチにあるカフェで食事してから、きにょんとニックはスノーケルつけて海にはいっていった。みにょはビーチのカフェで優雅にコーヒー飲みながら二人が戻ってくるの待ってたんだけれど、水は本当にきれいで、びっくりするぐらい透き通ってる。お天気もよくって、暑いくらい。これは楽しくなるね。

絵のようにきれいな青い海 真っ青の地中海をバックにスマイル☆ 行き先を相談する男衆

1時間ほど遊んでから、近くのダイブサイトやダイブショップを見て回って、そのついでに今晩ディナーをしようとニックが考えてたレストラン、Palazzo Santa Rosa(パラッソ・サンタ・ロサ)にいってみた。そのレストランは隠れた名店というのか、ビーチのまん前にあるんだけれど、そこへ行くには見落としそうな小道を入っていかないといけないのね。ランチにはもう遅い時間だったのだけれど、サーバーの女の子が外でタバコすってたので、みにょが満面のスマイルで「持ち帰りできるメニューがない?」ってきいてみたら、レストランの中まで一緒にはいって、メニューを1つくれた。ところが今晩も明日の夜もクローズだとのことで、残念。車に戻って、「メニューもらったよ」って男二人にいったら、二人ともびっくりしてた。なんでかな?そのメニューというのは、もとジャーナリストだったというシェフが考えたそれぞれの料理の紹介文が書いてあって、それがまたすごくおもしろいの。たとえば、新鮮ウニを使ったパスタの説明。「アペタイザーサイズだと、ウニ30個。メインディッシュにはウニ60個を使います。」ってな感じ。これは絶対食べにこないとね。

崖の途中に家? マルタ名物のツナサンド 発音できない謎のビーチ名

次は家で軽く食べるためのちょっとした食料を買いにデンマーク系のマーケットまでいった。なんかイギリスとはまた違う品揃えでおもしろいぞ。Kit Katのオレンジ味を見つけたんで、購入しておいた。男二人はワインやらチーズやらサラミやらを選んでたなぁ。みにょは喉がかわいてたんだけれど、ニックから水道の水は海水を塩抜きしたのだからおいしくないといわれてたんで、水はボトルの水のみ。ちょっとつらいかも。

家に戻り、早速買ってきたチーズやワインを楽しむ。ニック秘蔵のLemoncell(レモンセル)も飲ませてもらった。これはマルタ島特産のレモンのリキュールで、甘いけれどしっかりレモンの味がして、かつアルコールド度が高くっておいしい。みにょは1杯で十分だったんだけれど、男二人はえらくはまったみたいで、何杯かおつまみ食べながら飲んでましたねぇ。

夕方、チーズやサラミの軽食食べたのに、夜はしっかりディナーへ。ところがニックお勧めの店がしまってて、しょうがないので、すぐ向かいのホテルの1階にあるPizzaレストランへいった。味はまぁまぁ。やはりここでもワイン。ううう。この調子でワイン摂取が続いたら、1週間滞在してる間にアル中になりそうだぁ。体重もやばいよぉ。でも、せっかくのチャンスだから体重なんて気にしてられないよね??

ガもおしゃれなのだ 地中海のミニカニ ニックんちのキッチンに住むミニゲッコ

2008年10月18日

ロンドンからマルタへ

何が危険なんだろ? バス停 これはオレのもんだじょー!

今日の夕方からマルタ島へ向かうんだけれど、荷物全部持っていくと移動が大変。どうしようかと考えてたら、サトが「僕んちに使わないもの置いていっていいよ」といってくれた。おおお、それならダイビングの道具とちょっとした服を持っていくだけでいいからかなり楽になるね。なので、軽い朝食の後、荷物をつめなおして、マルタで使わないものをサトの家に持っていくためにバスに乗った。

サトはすでに仕事にいってたので、ニナと少し話してからサトの仕事場を見せてもらいにピカデリーの方へ向かった。サトの仕事場っていうのは、あの有名なセビルロー街でも一番評判がよくって、伝統があって、しかも王室ご用達のテイラー、Huntsman(ハンツマン)という店。確か、作家の開高健もエッセイに書いてた記憶があるんだけれど確かじゃないなぁ。家に戻って、本をチェックしなおさないと。とにかく、びっくりするぐらい高級なテイラーなのに、中の雰囲気はとってもリラックスできる素敵なお店だった。だけど、いたるところに年季と伝統と職人さんのプライドを感じることができて、こんな素晴らしいお店で働けてるサトはラッキーだと思う。

英国王室の御用達 仕事中のサト ハンツマン・ドッグ

ピカデリーの近辺でインド料理のレストランばっかり並んでる裏道を見つけたので、ランチは当然インド料理になった。問題は数ある店の中からどこで食べるか、何度かウロウロ見て回った結果、入ったお店はあんまりたいしたことなかった。これならロスにあるインド料理の方がおいしいなぁ。大阪で食べたインド料理も本当のインド人が作ってて、おいしかったのになぁ。ちょっとがっかり。

次は、一度行ってみたかったシェークスピアのGlobeシアターにいってきた。映画なんかで見て小さい劇場なんだろうなあって想像してたんだけれど、実際に見たら本当に小さかった。でも3階まで席があるし、舞台前の原っぱも立ち見できる(昔の歌舞伎みたいよね)し、舞台の後ろ上にも貴賓席があったりして、360度ぐるりと観覧できるようになってる。丁度ガイドツアーが出発するところだったので、参加してみたら、30分ほどのツアーだったけれど、いろいろ知らなかったことも教えてもらって、ためになったよ。

シェークスピアのグローブシアター グローブの入り口 グローブの中

ヒースロー空港に向かう前に、一度ホテルへ戻って荷物をとりに。大きいスーツケースを持っての電車移動は先日の経験から大変だとわかってるので、タクシーを呼んでもらった。週末だから大丈夫かな?と思ってたんだけれど、やっぱり渋滞に巻き込まれちゃった。

マルタへ向かう飛行機は、もちろんエア・マルタ。小さい飛行機の中は思った以上にスペースがとってあって、なかなか快適。3時間ほどのフライトなのに、ちゃんと食事が出てきたんで、ちょっと感動。マルタの空港についたのは真夜中すぎ。友人ニックが手配してくれたタクシーに乗って、彼の家に向かったのだけれど、そのドライバー、なかなかスピード狂みたいでちょっとドキドキしたわ。今は真っ暗で何も見えないけれど、明日から楽しみだぁ。

2008年10月17日

本当に便利なの?ロンドン・パス

ロンドンタワー タワーのツアーガイドさん イギリスといえば、これだよね バグパイプをふいてたおじさん

今日はロンドンタワーを見に行って、そこからボートでテムズ川をさかのぼって、ロンドン・アイ(大きな観覧車)に乗ってきた。ロンドンタワーまでは問題なく電車の乗り継ぎできた。よかったぁ。一旦なれると、ロンドンの地下鉄は本当に便利。

実際に見たロンドンタワーは思ったほどおどろおどろしくなくって、1つの大きな建物と思ってたら実は内部にはいろんな建物があるのもわかった。見たかったジュエル・タワー、たぶん、レプリカなんだと思うけれど、歴代の王・女王の王冠や印が圧巻だった。すごいなあ。

王室の武器のコレクション タワーからカラスがいなくなると英国は滅びるらしい ハロウィーンに向けて魔法使いがアシスタント募集中

ギフトショップでお土産を買った後、ボートにのってテムズ川をクルーズ。親切なキャプテンがまわりの建物や遺跡の説明をしていってくれた。みにょんの大好きなTomb Raiderの世界だから、何をみても本当にわくわくする。え?ワクワクの理由がちょっと違うって?笑

Westminster(ウェストミンスター)で船をおりて、ロンドンアイに向かった。ロンドンアイではロンドンパスが使えると思ったのに、使えないとわかってがっかり。でも乗りたいので、チケットを買って乗ることにした。結構早く動くんで、あっという間にトップまでいってしまった。でもサトのいってたとおり、ロンドンの町の様子がよく見えて楽しかった。建物をみてると、ほんとLaraが走ってそうで、これは帰ったら久々にTomb Raiderしなきゃ。

テムズ川からの景色 タワーブリッジ ロンドンアイのアイポッド

サトの家はAngelという名前の町にあるんだけれど、町の雰囲気は学生街って感じだ。繁華街ではないのだけれど、パブや服屋などがあって、活気があるように見える。家は古くからある学生寮のような建物で、中も古いんだけれど、なかなか快適そう。ディナーはサトが腕をふるっておいしい料理を作ってくれた。今日もまた色んな話で盛り上がる。ニナがおいしいコーヒーをつくってくれて、またしても遅くまで話し込んでしまったわ。明日は夜からマルタ島へ向かうんで、ホテルに戻ったら、荷造りしなきゃ!

おいしい料理で楽しいね ニナのコーヒー、最高!

2008年10月16日

ロンドンの交通事情

階段しかないスラウ駅昨日の朝に到着予定だったロンドン。飛行機に問題があったり、ポンドをゲットするのに迷ったり、バスで降りる駅をミスったりしたけれど、3時にはホテルにチェックインできた。本当ならWindsor Castleを見に行きたかったのだけれど、予定を大幅に遅れての到着に加えて小雨が降ってたんであきらめた。今日からはロンドン市内のホテルに移って、市内観光を楽しむ予定。

地下鉄も階段ばっかりとまる予定のホテルまでは電車を使って行ったんだけれど、大きなスーツケース3つと小さいのが1つ。そしてみにょきにょそれぞれのラップトップバッグという大荷物をかかえて到着したスラウ駅はエスカレーターもエレベーターもない駅だった。しかも、みにょきにょが乗る電車は向かいのホーム出発。電車がもうすぐ来るから急げ!といわれて、二人してヒーヒー・ハァハァいいながら荷物を運んだ。どうやら電車が遅れてたみたいで、無事、予定の電車National Railの電車にのれた。電車の中は狭く、どうやら私たちが乗り込んだのは食堂車だったみたいで、座るシートもなかった。

ロンドンでも満員電車乗り換えの駅、Paddington(パディントン)の駅について、またしてもエスカレーターもエレベーターもない構内を荷物を運びながら、かなり離れた所にある地下鉄のホームまでいった。目的地のEuston Square(ユーストン・スクエア)についたら、さらに階段オンリーだった。でぇぇぇ。近いうちにオリンピックを開催するロンドン。こんなに身体障害者に優しくない環境だと困りますわよ。

英国らしいかわいらしい家 きにょが見たかったビッグベン いろんな建物の集まり

出発前にロンドン観光のウェブページでロンドン・パスというものを知った。いろいろな観光名所にフリーパスで入れたり、レストランでディスカウントしてもらえたりという、ロンドンを観光するには必要なアイテムとして紹介されてた。もちろん、みにょんこもオンラインオーダーしておいたので、今日中に受け取りに行ったほうがいいな、ってことで、パスを発行してるVisiter Centerへ行った。

ビジターセンターがある辺りはピカデリーサーカスやらにも近くて、すでに何やらいろんな公園や古そうな建物がいっぱいある。せっかくなんで、そのままあたりを歩き回ることにした。途中の公園ではリスや白鳥たちにえさをやってるおじさんがいたり、小学生らしき一団が遊んでたりして、とってもおだやかな雰囲気。そして気がついたらBig Benまで歩いてた。もう時間が遅いので、中には入れなかったけれど、きにょんがずっと「Big Ben見たい」といってたので、早速見ることができたのでよかった。

公園で遊ぶ?子供たち いとこのサトと彼女のニナ とってもキュートなカップル 超人気のタイ料理レストラン

いろいろ歩き回った後は、ロンドン在住のみにょんのいとこ・サト&彼女のニナとディナーの待ち合わせ。ニナのお姉さんのパートナー・ピーターも丁度ロンドンに来てるとのことで、一緒に参加。そろってニナお勧めのタイ料理の店へいった。料理はおいしいし、話は盛り上がってついつい長居してたら、お店の人に「外にいっぱい客が並んでるんで...」といわれたので、次は向かいのホテルのバーに場所を変えてまた話込んでしまった。気がつけば11時過ぎてたんで、そろそろ帰ることにした。サトとは本当に久しぶりに会ったのに、全然違和感もなくすぐに打ち解けたよなぁ。お互い、成長して見た目が変わっても、中身はあんまりかわってないのかな。笑

みんな気分よくお酒も入って別れたのだけれど、ここロンドンでは日本のようにバスや電車が頻繁に、しかも遅くまで運行されてるので、家(ホテル)に帰るのは楽なのよね。これが車社会のロスだと、お酒を飲んだら運転ダメだし、電車の本数は少ない&行き先限定でむっちゃ不便。きっと日本のカプセルホテルのようなものをオープンしたら、すごい繁盛するかもしれないね。ともあれ、ロンドンでの初のナイトアウトはとっても楽しいものでした。明日は何しよう?

2008年10月14日

ヨーロッパへバケーション

みにょんこ、今日からちょっくらヨーロッパへきてます。きにょんは2日前に出発。東海岸にある本社で仕事してから昨夜ロンドン入り。みにょはロスからの直行便でロンドンへ飛んで、きにょんと合流する予定。ヨーロッパへ行くのははじめてだし、しかも一人でSlough(スラウ)というところにあるホテルまでいかないといけない。これは久々に冒険気分ですね。コディオはきにょママの家でお留守番。2週間近く会えないのは寂しいけど、良い子で待っててね。

この旅行、ロンドンに数日いて、次は地中海にある小さな島、マルタ島で1週間、友達の家に滞在する予定。もちろん、きにょんは美しい地中海でダイビング三昧する計画。そして、そのスキューバダイビングの荷物、国際線だと2つまで無料で荷物をチェックインできるという理由で、みにょんがロンドンまで持っていくことになった。自分のスーツケースとダイブギアという大きな荷物2つを運ぶのは結構大変だ。

フライトは時間通りに出発。調子よくいってると思ったら、ネブラスカの近くになって、キャプテンから「2つある空調のうち一つが動いてなくって、その状態で海に出るのは禁止されてるので、一旦シカゴへ立ち寄ります。そこで修理するか、機を変えるか、そのときの様子で決めます」との放送が入った。でぇぇぇ。大丈夫なんでしょか???

シカゴでは結局一旦全員飛行機からおりて、2つ隣のゲートに移って待機。おなかがすいてたわけじゃないんだけれど、念のために隣のベーカリーでBanana Nut Muffinを買っておいた。1時間ほどで再度搭乗がはじまって、その後のフライトはスムーズにいった。疲れてたのか、結構よく眠れたのでよかった。

ロンドンには予定より1時間半ほど遅れて到着。移民局を抜けた後、英国ポンドを引き出すためにあちこちウロウロ。それからスラウ行きのバスに乗るためにバスターミナルまで移動。 重たい荷物をバスに乗せるのが大変だー!と思ってたら、やはり紳士の国、見知らぬおっちゃんがすかさず助けてくれた。サンキューよん。

ところが、ここで少々問題が。日本のバスと違って、バス停の名前を言ってくれないんで、いったいどこで降りたらいいのかわからない。心配なんで、運転手さんに「スラウについたら教えてね☆」と頼んでおいたのよね。でも待てど暮らせどスラウについたよって合図がない。20分ほどっていってたのになあ。時計を持っていくの忘れたから何分ぐらい過ぎたのかもわかんないしなぁ・・・ってちょっと不安になったんで、後ろに座ってたおばちゃんに「このバスってスラウに行くよね?」って聞いてみたら、「あんた何いってんの。スラウは逆方向だよ。大丈夫かい?」といわれてしまった。もう心拍数200ぐらいの勢いでドキドキしながら運転手のところへいって「あの、スラウってもしかして通り過ぎちゃった?」って聞いてみたら、おでこに手をやって「あちゃー!」ポーズをされてしまった。「あちゃーポーズ」はどうやら全世界共通なのかもしれない、と変なところで少し感動してしまった。

しかし、今はそんなことを考えてる場合じゃない。何とかしてスラウにあるHoliday Innにいかないといけない。でもまったく地理感がないところで、タクシーを捕まえるのもどうしていいのかわかんないような住宅街。運転手は「このまま終点までいって折り返すから、それまで乗ってたらいい。お金はいらんから」といってくれた。でも、喉もかわいて、おなかもすいてるから、できれば早くチェックインしたい。しかも昼前にはホテルに到着すると知ってるきにょんに諸々の事情でいまだロンドン市外をうろついてるって連絡する手段もない。

ちょっぴり泣けてきてしまったのだけれど、いやいや、こんな辺鄙な(風にみにょには見えた)所にくるなんて、こういう状況でないとありえないから、いっそのことフリーの観光を楽しんでしまおうって、逆境を逆手にとったぜ!(T_T)

折り返し地点でとまってる間に運転手と話ししたら、なかなか感じのいいお兄ちゃんだった。4年前にポーランドからきてバスの運転手してるらしい。EUシステムになって以来、イギリスにポーランドからの移民が爆発的に増えたって聞いてたけれど、そっかそっか。運転手の兄ちゃんもそうだったんだね。

今度はまちがえなくスラウの駅でおろしてくれた。そこからタクシーでホテルへ。あぁやっと食料あんど飲み物ゲットできる!荷物を部屋へ運んで速攻1階にあるバーへいってサンドイッチを食べて大満足。

夕方、部屋へ戻ってきたきにょんにホテルの到着するまでの長~い道のりを話したら、大笑いしてた。本人は結構ドキドキしてたんですけど、でもいい旅の話になるよね。

さてさて、イギリスといえばフィッシュ&チップスですよね。きにょんがしっかりロンドンオフィスの友達においしいフィッシュ&チップスの店を聞いてくれてたので、夜はそこでディナー。予想してたのとは全然違って、大きな魚のフライがデーン!とでてきた。そうね、25センチX7センチほどの大きさ。そこへ山盛りのフライドポテトがついてきた。それでね、魚もおいしいけれど、ポテトがめっちゃおいしい!外はカリッとしてて中はほかほかで、おなかが一杯なのにやめられないよぉ。これはこの先、食べる量に気をつけないと、プクプクになってしまいそうじゃー。