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2010年12月25日

Happy Holidays ☆

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2010年もあと少しで終わりですね。みにょんこ一家には本当にいろんなことがあった1年でした。楽しいことも悲しいこともつらいことも一杯あったのだけれど、年の暮れになって、これら全部みんなみにょんこ一家のこれからの生活に必要な経験だったんだなって思えてきてます。

2011年も引き続きウロウロ・セーリングをしながら太平洋、そして日本をめざしていきます!行く先々で家族や友達がきてくれたり、いい人たちに会ったりして、本当にみにょんこ一家には心強いサポートがいっぱいで感謝です。なので、このブログをみてる皆さん、どうぞこれからも応援してくださいね。

そして、皆さんにも2011年は健康と笑顔があふれた素晴らしい1年になりますように。楽しいこと、うれしいことが山盛りの1年でありますように。


2011年もみにょんこ一家を
どうぞよろしくお願いします!!


よいお年を! Happy Holidays! ! Mucha Felicidad !

2010年12月24日

びっくりのクリスマスプレゼント

今朝10時半、やっとこさプエルトリコに到着。疲れてるのだけれど、とりあえず入国手続きをするためにきにょんがディンギーで近くのマリーナまで出かけていった。そう。アメリカを出発してからこれまで、バハマとタークス&ケイコスを通過。そのたびに入国手続きをしてきたのだけれど、国によって簡単さや入国料が違うのね。船にオフィサーがくる時もあるし、船の代表でキャプテン・きにょんだけがマリーナの事務所に手続きにいったり。

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手続きを終えて帰ってきたきにょんが「みにょん、急いで出て来い!早く!」って叫ぶので、何事か?とあわてて外へ出てみたら、大きなイグアナがディンギーの後ろについて泳いでくる!!でぇぇ?きにょんはゲラゲラ笑ってるんだけれど、一体全体どうやってイグアナをつれてかえってきたの?写真をとってたら、なんとそのイグアナ、ディンギーに上ってきちゃった。せっかくなので、秘蔵のレタスを持ってきて、ディンギーの中へ誘導しようとしたのだけれど、ふちにとまったまま私達のことをみてる。なんだか人間なれしてるみたい。

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きにょんによると、入国手続きしにいった入り江の向かいのマリーナを出ようとしたら、イグアナがいたんで「Hey dude」って声かけたら、そのままついてきたらしい。ディンギーの上が暖かいのか、のんびり日向ぼっこ体制にはいってるイグアナ君。みにょたちが近づいても逃げようとしない。今日はクリスマスイブなんだけれど、イグアナ大好きみにょには最高のプレゼントだよ!ありがとうね、きにょん。

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そして、その後、別のマリーナまでランチを食べにいくためにみにょ・きにょがディンギーに乗っても逃げない。ディンギーが走りだしても逃げない。ディンギーは結構なスピードで走ってたのに、ぜーんぜんへっちゃらな顔してる(そんな風にみえたんよ)。結局、近くのマリーナまでついてきちゃった。このままランチの後までディンギーにいてたら、GHにつれて帰ってペットにしてしまおうって秘かに計画してたんだけれど、ランチのオーダーをした後に様子をみにいったら、エンジンの上に乗っかってくつろいでところを通りかかった人たちが何人も見にきたため、騒々しくなったのが嫌になったのか、水に飛び込んでどこかへいってしまった。ものすご~く残念。

マリーナのレストラン・バーで食事した後、オーナーが出してきてくれたドリンク、Coquito(コキート)は、エッグノッグと同じようにプエルトリコのクリスマス・ドリンクなのね。ショットグラスでちょこっとだけだったんだけれど、すごく濃くっておいしかった。中身はココナッツミルク、ラム、シナモンやナツメグなどのスパイス。これならGHに全部材料あるな。なら、今度家で作ってみよう!

それでは、メリークリスマス、Merry Christmas、Feliz Navidad!

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本日のおまけ
ディナーを食べてる最中、突然、普通の揺れとは違う変なバイブレーションを感じて、きにょんと二人顔あわせて、「???今の何?」って。ジャグジーのジェットで体が細かく震えるような小刻みの動きで、今までに経験したことのない動きだった。「ひょっとして地震かな?」とみにょが言えば、「プエルトリコに地震はないだろ?」ときにょん。そうしたらね、30分ほど後にテレビのニュースで「プエルトリコ近辺で地震。震度5.4」って流れたの。でぇぇぇ。では先ほどの不思議な揺れはやはり地震だったのね。きにょんは早速FaceBookに話題アップ。まわりのお友達からは、「おおお、今まで謎だったことが解明したぜ。ありがとよ!」とか「やはりそうでしたか。報告ありがと」と、お喜び返事が即帰ってきたわ。そうです皆さん。海の上、船に乗ってても地震を感じます。経験に基づく報告です。トリビアに使ってください!笑

2010年12月23日

初のお魚キャッチ

dec23-mi-dolphin.jpg昨夜、ハイチとドミニカン共和国を通過。ドミニカンでとまるのかな?って思ったのだけれど、あともうちょっと進もうって、結局、このままプエルトリコまでいくことにした。

朝早くに起きて、きにょんと見張り番交代をしてたら、外に出たきにょんが「おい!両方の仕掛けに魚がかかってるぞ!みにょんも出てきて1つはみにょんが魚を採り入れてくれ!」との叫び声!ひぇぇぇ。トローリングなんてしたことないぞ。いったいどうしたらいいんだ?GHには左右両方の後部にトローリング用の竿がしかけてあるんだけれど、いつもはどちらか一本にしか魚がかからないのに、今日はダブルできた!こんなの初めて。とにかくラインが切れてしまう前に竿をつかんでとり入れ始めたんだけれど、すごく重い。起きた直後だし船は揺れるしで、もう無我夢中でリールをクルクル。腕がメロメロになってしまったわ。

dec23-dolphin-ceviche.jpg魚が近づいてきたら、みにょのもきにょのもドルフィンだった。きにょんの方が少し大きい。ヒイヒイいいながら、なんとか寄せてこれたんだけれど、みにょんの方が心配であれこれアドバイスしてくれてたきにょんは、自分の魚に集中できなくって、最後に取り落としてしまってすごく残念がってた。みにょの方はなんとかきにょんが手伝ってくれて無事ゲット。約10ポンドもある大きなドルフィンだった。それを見て、もっと大きなドルフィンを取り損ねたきにょんは更にがっかり。ごめんよ、きにょん。

ドルフィンはかなり大きかったので、大きな切り身が8つと大量の切り落としができたので、切り身は冷凍して、切り落としををメキシコ風のセビチェにしてみた。なかなかおいしかったけれど、シェフきにょんがちょっと張り切って超辛いFab'sのホットソースを入れてくれたんで、みにょには心持ち辛すぎたな。

今日も一日中、大波が続いてた。大波といっても、白波がたっててボートにしぶきが飛びまくるタイプでなく、山のような静かな波がやってきて、ボートがゆっくり上下するような穏やか大波だったのね。穏やかとはいえ、盛り上がった箇所とそのすぐ後にくるへこんだ箇所の高低差が大きいので、小さい船だと周りからまったく見えなくなってしまうのよ。なので、この日はコーストガードから「小型の船舶はこの海域にいかないように」って注意が出てた。下の写真を見てもらったらわかると思うけれど、GHの近くを通った大きな貨物船が、ほとんど波の下にかくれて見えなくなっちゃう。こんな日は見張り番もちょっと気合いれて、あたりに注意をしないといけないよ。

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夕方近くになって、風がほとんどなくなってしまったんで、エンジンをかけてセーリング。プエルトリコには明日到着できる予定。結局今日もとまらずにセーリングを続けてる。GPSで進路を調べて、途中に何箇所もチェック地点をマークしてあるのだけれど、そのマーク地点に近づくたびに、「どうする?ここでとまる?それともこのまま進む?」ってきにょんと相談。「う~ん、とりあえず次のチェックポイントまで行こうか。」ってな調子で、ちょっとずつ分割された距離を進んでいってたら、気がつくと長距離をノンストップでセーリングできてる!そういやRVでアメリカ国内を旅行した時も同じような感じだった。みにょ・きにょの気合と体力が続いてる時はできるだけ距離をかせぐようにして、「次のサービスエリアまでいこうか」ってな調子でやってたよなあ。中学・高校と陸上部だったけれど、長距離は大嫌いだった。だからマラソンを走りきれる人ってどんな気持ちなんだろ?ってよく想像してたんだけれど、なんとなくちょっとわかった気がしたわ。これからもこの調子で小さな距離を積み重ねて、長距離クリアですね!

2010年12月22日

謎の飛行物体

dec22-wahoo.jpg昨日に引き続き、今日もまだまだセーリング。今日のお魚は、なんとWahoo(ワフー)という大きなお魚。ゲームフィッシュとしてトローリングの対象になったりするぐらい大きい。記念の写真を撮った後、きにょんがさばいたのだけれど、まな板2枚使ってもまだ足りないぐらいの大きさだったわ。これって、白身のお魚だけれど、身が少しドライだからスモークするといいって本には書いてあるな。だけれど、どこでスモークしたらいいのかな?きにょんの大型中華ナベでできそうな気がするんだけれど、スモークチップがない。う~ん。悩みながら、とりあえず冷凍。

昨日捕まえたBlack Fin Tunaは、冷凍したらちょっと身がやらかくなっちゃったので、シェフきにょんのアイディアで、スパイシーツナにすることに。これまたきにょんの特性スパイシーマヨソースで和えて、熱々ご飯と一緒にランチとしていただいたら、あれま、冷凍されてたとは思えないぐらいおいしい。ダメになっちゃったかと思ってたので、うれしくありがたくペロリと食べちゃいました。

夜の見張り番を交代した時、きにょんがフライングフィッシュ(トビウオ)を発見。早速、写真撮影したのだけれど、つまみ上げてみたら、もうすでに硬直してた。う~ん、どうやらみにょが見張り番をしてる間に飛んできたみたいなんだけれど、彼がいた場所は、飛んでくるには障害物が多い場所で、しかもデッキから4センチほど上に横にはったロープの下にいたんだよね。いったいどうしてこんな狭き門の場所に着地しちゃったんやろ?しかも、あと2メートルほどずれてたら、みにょんに直撃コースだったんよね。夜の海、一人で見張りをしてて、いきなりフライングアタックされたら、怪我よりも心臓麻痺でいってまいそうやわ。

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きにょんが横からしきりに、「トビコがないか調べてみろよ」とささやいてる。いや、みにょこれからベッドに向かって寝る気満々なんで、今から魚をさわるのはちょっと遠慮したいんです。なんで、ポイッて海に投げたんだけれど、その後またきにょんから、「あ~あ。トビコがあったかもしんないのに」とか「このままおいといたら朝にはフレッシュな干物になってて、朝ごはんに食べれたかもしれないのに」とか言われました。う~ん、確かに。熱海に行った時にトビウオの干物売ってたよなあってちょっと後悔。でもきにょん、小さいトビウオからとれたトビコって多分、小さじのスプーン1杯分もないと思うよ。それじゃあお寿司にふりかける分もないよ。

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今まで出会ったクルーザー仲間からいっつも、「朝起きたらデッキにトビウオがいっぱいいた」とかって話をきいてたので、これでやっとみにょんこ一家もクルーザー仲間にまじって「そうだよー。トビウオ、本当に飛んでくるんやで!」って自慢げに話できるわ。むふふ。真夜中の謎の飛行物体、眠気が吹っ飛ぶ楽しい出来事でした。

2010年12月21日

お魚のレシピ

天気がよくなるのをケイコス島で待っていたのだけれど、どうやら今日は南に向かうには悪くない風向きみたいなので、海はちょっと荒れるらしいのだけれど、出発を決定。浅瀬が見やすくなる9時ごろまでまって、今度はドミニカン共和国、もし調子がよければそのままプエルトリコまで行っちゃおうって計画。

出発してみたら、確かにちょっと海は荒れてたけれど、風向きがよくって、GHはまるで飛ぶようなスピードでセーリングしてくれた。そしたらね、出発してすぐにきにょんがBlack Fin Tunaというマグロの一種をキャッチ。お昼に食べようってことで、とりあえず処理して冷凍庫へ。

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その後夕方近くにまた違うお魚がヒット。今度の魚はSkipjap Tunaというマグロよりかはカツオに近い魚をいきなりゲット!カツオだったら、タタキで食べたいぞ。幸いなことに、食料品の買出しをしたばっかりで、青ねぎもショウガもニンニクもそろってる!これはタタキしかないでしょう。

結構大きな魚だったんで、半分をみにょが和風タタキに、残りの半分をきにょんがピリ辛タタキにしてディナーにしてみたら、予想以上においしい!特にみにょの和風タタキ、ニンニクとショウガがピリッとおいしくって、あっという間に食べちゃった。ふふふ。ご飯は純正日本のお米でなかったのが残念だけれど、お魚は捕れたてのピチピチ。ほっぺが落ちるくらいおいしかったよ。

これから毎日こうやって獲れたお魚をありがたくいただいていくことになるんで、いろんなお魚のレシピを研究しなきゃね。唯一の問題点はキャッチしてすぐにお魚をさばく場所がないこと。きにょんは、お魚を捕まえた直後、デッキで大きなバケツを使ってしめてからキッチンで3枚におろしたりするんだけれど、そのための大きなまな板がないんで、気がつくとキッチンのあちこちにウロコがついてたりする。お掃除係のみにょんにはお魚の後始末がちょっとだけ頭痛の種。

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今夜は冬至の満月で、出てきた月は本当にきれいだった。夜の見張り番をしながら、写真撮影したりして時間つぶしした。海で見る月は、まわりに町の光がない分、明るさを増して本当にきれいに見えるよなあ。他の所でこの月をみてる人、きれいな姿がみれたかな?

2010年12月18日

ノンストップ・セーリング

12月15日の夕方にジョージタウンを出発し、徹夜でセーリングしてRum Cayに到着。GHに給油して、ランチを食べた後、またセーリング。16日の夜も徹夜。そしてそのまま17日もまる一日セーリング。18日の朝にやっとTurks & Caicos(タークス&ケイコス)に到着。ほぼ3日間、ノンストップで走り続けて、これまでの24時間セーリングから大きく記録更新!

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15日はブログのアップで夜中の2時まで起きてたし、16日の夜はきにょんと3時間ずつ交代で徹夜セーリング。17日の朝にはもうヘロヘロ状態でギブ寸前だったんだけれど、日中何度かぐっすり眠ることができたんで、17日の夜は気分よく夜の船番をすることができた。ふぅ。

月がものすごく明るくって、朝3時過ぎに水平線に沈むまでは自分の影が見えるぐらいだった。そして月が沈むとともに明けの明星(金星?)が出てきて、これがまた明るい。そうこうしてるうちに東の水平線がぼんやり白っぽくなってきて、日の出にむけてどんどん空が明るくなっていって、それを見ながらずっと歌を歌って時間つぶししてたよ。

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到着した後、二人してヘロ~ンってなってたのだけれど、預かってきた荷物を届けないといけないので、相手の女性にメールした所、この女性、名前はステーシー、はリゾートホテルにいてるらしく、みにょ・きにょに「もしここに来てくれるのなら、1晩滞在できるように部屋をとるわよ」とのびっくりオファー!3日間、ちょっと荒波にゆられてて、今日はのんびりしたいって思ってたみにょ・きにょには超うれしい申し出ではないですか!即答で「行きます!行きます!何はともあれ行きます」って連絡。

到着したリゾート、WindSongは、びっくりするぐらい高級なリゾートで、コンドミニアムとして部屋が売り出されたりしてるのね。そして案内された部屋に入って更にびっくり。キングサイズのベッドルーム、ゲストルーム、大きなキッチンとビーチが見える広いリビングルーム。それにね、洗濯機と乾燥機までついてる!ああ、それなら大量にたまった洗濯物を持ってきたかった・・・。あとみにょんをうれしくさせたもの、それはブルガリのシャンプー、コンディショナー、シャワージェルとボディローション。しっかりいただいてしまいましたよん。むふふ。

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夜はホテルのレストランで食事。やっぱりおいしい。きにょんは注文したお魚にかかっていたクリーミィなココナッツソースの作り方をきいてた。そう、この3日間のセーリング中に、きにょんはブラック・フィン・ツナというマグロの一種の魚を釣り上げてたんで、これは近いうちにシェフきにょによってココナッツソースがたっぷりかかったクリスマスディナーになるのでは?と、ちょっと期待するみにょんでした。

食後にジャグジーに入ろうとかお風呂にはいろうって計画してたんだけれど、ふかふかのベッドに誘われて、あっけなくパタンQでした。それにしても、荷物の運び屋をして、こんな高級リゾートにただで滞在できるなんて、ちょっとわらしべ長者の気分。それにしてもExuma観光局の女性、シャーメインもよく見知らぬ人に荷物を預けたもんだよなぁって。つくづく島の人ってまだまだすれてなくって、お互い助け合ういい人たちなんだなあって感動。ずっとこのままであってほしいな。

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おかしかったのは、レストランで食事中にジャマイカ出身のウェイトレスにケンタッキーを運ぶって話をきいてみたら、やっぱり彼女もケンタッキーを5箱ほど購入して、かばんに隠してジャマイカに持って帰るらしい。税関で見つかったら、1切れずつあげて、通してもらうらしいわ。ひゃひゃひゃ。なんで、GHはこんどケンタッキーを見かけたら、大量購入しておいて、冷凍しておこうってね。それで、会う人にちょっとずつお裾分けしていって、喜んでもらうのよね。え?今回みたいに恩返しを期待してるんかって?ま~さ~か、そんなセコイことは考えてませんよん!笑

2010年12月15日

イルカちゃんの水泳レッスン

今日はTURKS & Caicosへ向かって出発の日。途中、Rum Cayという小島に立ち寄ってGHに給油する予定。出発は夕方なんで、朝はのんびり出発の準備。そしたらデッキで作業してたきにょんが「あ、イルカだ!」って叫んだんで、すぐさまカメラ片手にデッキに出てみたら、3頭のイルカがGHのまわりをゆっくり泳いでる。どうやら親子みたいで、お母さんの横に小さいイルカがぴったりくっついて泳いでる姿はとってもかわいいよ。

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息つぎに水面にあがってきたら、「ぷはぁ~」って大きく息をすってるのね。まるで人間が潜水で25メートル泳いだ後に「ぶはぁぁ」ってやってるみたい。かなり大きな音なんで、GHの中で作業してても、「あ、今右側を泳いでるな」ってわかるぐらい。イルカちゃんでもやっぱり潜水した後は「ぶはぁ」ってなるのね。ふふふ。

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バチバチ写真やビデオをとってたんだけれど、なぜだか、GHのまわりをずっとグルグルまわって泳ぎ続けてて、他の船が通りかかったりしても一瞬姿が見えなくなるんだけれど、またすぐに戻ってきて、グルグル泳いでる。きにょんがプロペラのチェックしに水に入っても気にせずにすぐそばを通過していってた。最初はエサでも探してるのかな?って思ったのだけど、どうもそんな様子ではない。どちらかというと、赤ちゃんイルカの泳ぎの練習をしてるみたい。それにしても、なぜGHの周りだけをグルグルまわってるのかなぁ?

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このイルカちゃん一家の泳ぎのレッスンは、なんとほぼ3時間続いたのよ。その間、なるたけ大きな音をたてたり、水を流したりしないように注意。ちょっとだけ、これからの長旅を応援してくれてるのかな、って勝手に思い込むことにした。むふふ。今夜からは長距離セーリングなんで、思い込みでもいいから、応援してもらえてとっても心強いな。

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2010年12月14日

島の運び屋

今日はバハマでの滞在期間の延長をするためにジョージタウンの移民局へ行ってきた。教えてもらったオフィスにいくと、担当の女性オフィサーがランチでいなかったので、1時間後に戻って来いとのこと。なんで、みにょ・きにょもランチしにいくことにしたんだけれど、その途中、同じ建物内にあるExumaの観光局にたちよってみたの。そこで働いてる女性にグローバルホッパーの今後の行き先を説明していたら、次の目的地がTurks & Caicos(タークス&ケイコス)であると聞いて、「お願いがあるんだけれど・・・」とニコニコいわれたのね。

何なに?って聞いてみたところ、彼女の友達がCaicosに住んでいて、その友達に届けたいものがあるので、もしよければみにょ・きにょが運んでくれないか?とのこと。Caicosでは1~2日ほど滞在しようって計画してたので、お安い御用よん!と即OKしたところ、こちらも「んじゃ、準備するから30分ほどしたら戻ってきてね」と言われた。

待ち時間を使って、近くへランチ。Eddie's Docksideというバーのような店へ。今日のスペシャルはカレーチキンとなってたうえに、きにょんが昨日用事で来た時にここで食べておいしかったらしいので、あれこれ迷わずにここで食べることに。そしたらね、カレーチキン、本当においしくって、つきあわせのマッシュポテトも手作りでおいしくって、さらにコールスローサラダもめっさおいしかったんよ。普段はコールスローサラダが苦手なみにょんがペロリって食べちゃったぐらい。バハマにきて思ったのだけれど、どの島へ行っても食べ物がおいしい。Fab'sもそうだし、このEddie'sもそうなんだけれど、見た目はしょぼい小屋だったりするのに、味はばっちりおいしい。なんでなんだろ?

さてさて、移民局に戻ったら、オフィサーが戻ってきてたので、準備してた書類を提出。そのオフィサ ーは見た目はすごく真面目そうな人だったのに、明るくフレンドリーに話しかけたら、案外気さくな人 で、いろいろ話がもりあがったわ。おかげでパスポートに滞在延長のスタンプを問題なく押してもらい ました。

そして、先ほどの観光局へ、届ける荷物を受け取りにいったら、なんとみにょ・きにょにもExumaのオフィシャルT-シャツをくれたのよ!おしゃれなデザインなんで、これなら普段でも着れそうよ~。届ける相手のメルアドや電話番号、そして彼女のメルアドをそれぞれ交換して、Caicosに到着したら、お友達へ連絡とることを約束。みにょ達の目の前でお友達に電話して、「船で荷物持っていってもらうからねぇ」って伝えてた。もう、本当にうれしそうにしてて、それをみてみにょ・きにょもCaicosに行くのがますます楽しみになってきたよ。

それにしても、きにょんから聞いてた通り、小さい島だと郵便もたまにしか届かないので、島へいく人があれば、荷物を届けてあげるのが普通なのねって実感。聞くところによると、届け物のナンバー1は、なんとケンタッキーのフライドチキン!!!うそだと思うかもしれないけれど、本当なんだって。バハマの島を移動する時には必ずKFCのチキンをお届けらしいわ。なぜだか知らないけれど、大西洋側の島ではケンタッキーが人気。太平洋側にいくとSpam(缶詰に入ったハム)が大人気。不思議よねえ。

2010年12月12日

ボーター仲間

今晩から風の向きがかわって、かなり強風になるって天気予報だったので、キャット・アイランドからGreat Exuma IslandにあるGeorge Town(ジョージタウン)の近くに移動することにした。そしたらね、風がきつくなるって聞いてたのに、ほとんど無風状態。あれれ?おっかしいなあ。嵐になりそうな雲も見えないし、快晴なんだけどなぁ?

ジョージタウンについて、念のために今晩からの強風をなるたけ避けれそうな場所にアンカーを設置。そこはなんとビーチにあるバーのまん前で、たくさんの人がのんびり遊んでて、なかなか感じのいいところ。きっとインターネットも使えるはず!。ビーチへ行く準備をしてる最中、目の前を通ったディンギーをみてたきにょんが「あれは確かMayaguana(マイヤグアナ)で会った家族だ!」って叫んで、すばやくデッキにあがってチェック。

そしたらね、その後ビーチへ行ってみたら、やっぱりきにょんが思った通り、以前会ったことのある家族だったので、びっくり!まさかこんな所で会うなんて!そこでいろいろ今晩からの風のことや、これから向かうプエルトリコ、パナマへの航路とかの話で盛り上がって、日が暮れる直前までビーチで楽しい時間を過ごした。彼はかれこれ45年ほどのセーリング経験があるんで、いろんな話を聞かせてもらった。これから先、きっとこうやって知り合いといろんな場所で会ったりするのかなぁ。どうりで、ヨット生活してる人に会うと、必ずお互いにこの先にどこへ行くかって情報を交換。同じ方向へ向かう人たちがいれば、連絡先を交換するようにしてる。海って広いけれど、ボートがたちよる場所はほとんど決まった場所なのかもしれないな。まだまだ新米のみにょんこ一家だけれど、こうやって行く先々でいろんな情報や知識をくれる人たちに会えて、本当に助けられてるよね。ありがたいことだな。

2010年12月 6日

ドルフィン&ドルフィン

dec6-mahimahi-k.jpg12月4日からバハマ諸島の中でもかなり東側にある島、Cat Island(キャット・アイランド)にきてる。明日、みにょ・きにょのお船師匠がこの島にくるんで、会って食事でもして、セーリングなんかもしちゃおうって計画。だけど、携帯が使えないこの島で一体どうやって会うのか、ちょっと謎。

キャット・アイランドはイタリアみたいにブーツ形をした島で、みにょたちは最初、ブーツの靴底にあたる部分で師匠の家の近くに滞在してたんだけれど、風向きがちょっと変わって、波がきつくなったんで、ブーツのアキレス腱のあたりに移動してみたの。そしたら、波のきつさも風のきつさも同じぐらいだったんで、もう一度、靴底のあたりにまで戻ることにしたのね。そしたら、途中、たくさんのイルカがGHのまわりを泳いでることにきにょんが気がついて、そこからは恒例の写真撮影大会!イルカちゃんはどうやら、Spotted Dolphin みたいで、多分、14~20頭はいたと思う。
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この島へくる途中では、「ドルフィン・フィッシュ」、別名「マヒマヒ」もしくは「ドラド」をきにょんがキャッチして、毎日新鮮でおいしいお魚ちゃんを堪能したのだけれど、またしてもドルフィン。こっちは本物の哺乳類のドルフィンなんだけれど、ドルフィン&ドルフィンでお迎えやねえってきにょんと二人で大喜び!きっと観光客などがあまりこないからかな?

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そうそう、このキャット・アイランド、先にも書いたとおりブーツの形をしてるんだけれど、猫島でブーツの形ってことは、「長靴をはいた猫」やねえってきにょんと大笑い。ひょっとしてそれでキャット・アイランドになったんかな??ま~さ~か~ね。ふふふ。