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2010年3月13日

近くのビーチまでちょっと散歩、のつもりが・・・

昨日はボート購入が決まったことでホッとして、久々に寝坊&1日中だらりんこを楽しんだ。考えてみたら、せっかくカリブ海にきてるってのに、観光らしいことをほとんどしてない。なので、今日はHarelのオーナー奥さんのモナに教えてもらった、近くのビーチ、オリエンタル・ベイで行われるカイトサーフィンのフェスティバルを見に行くことにした。

真っ青な海と空に真っ白の砂浜 まさに天国!レンタカーを借りようか?って迷ったけれど、地図でみるとそれほど遠くないみたいなので、みにょ・きにょ、水着などをもって、歩いていくことにした。途中、海辺を歩いてイグアナやカニなんかの写真もパチパチ。どこまでも透明で青い海をみて感動。遠くに見えるヨットを眺めながら、「う~ん。近いうちにみにょんこ一家もボート生活・・・ むふふふ☆」と笑ったり。なかなか気分よく散歩してたのよね。


だけど、すぐに無謀な挑戦だったということが発覚。ビーチぞいにずっと歩いていけるかと思っていたら、実はそうでなく、道路沿いに歩いて行かなくってはいけない箇所があったのね。それがまた暑い日のうえ、坂道だらけ。ちょっと休憩したくてもカフェや公園もない。二人とも汗ダラダラ状態で、なんとか見つけた「どうやらナイトクラブかも?」っていう小屋を発見。中に入り、とりあえず冷たいドリンクをゲット。そして、島内を走っているバスの情報を教えてもらった。


崖の上で気持ちいい風をうけるきにょん島内に走ってるバスは、バスのサインもついてないしバス停にもサインがない。これは現地の人に教えてもらってなかったら、ほんと、どのバスに乗ったらいいのかわからなかったよなぁ。肝心のオリエンタル・ベイまでは、たったの2駅だった。そっか、かなり近くまできてたんだ。



ビーチについたら、名前はなんとワイキキビーチ! おいおい、ハワイか?って笑ってしまった。でも、砂はサラサラの白い砂でかなり広いビーチ。カイトサーフィン祭りは終わってたけれど、夜はジェットスキーやウェイクボードのチャンピオンがきて技を見せてくれるらしいので、それまではビーチのまん前にあるレストランで時間つぶし。


近いうちにみにょんこ一家もセーリングおいしいディナーの後、ショーを見に行ったのだけれど、なかなか小規模で、でもそれなりの技を見せてもらってみんな楽しんでたな。お祭りの雰囲気たっぷりの中、きにょんが知り合った夫婦がホテルまで車で送ってくれるといってくれたので、ありがたく申し出をうけることにした。その夫婦に歩いてオリエンタルベイまできたというと、すごくびっくりしてたわ。そうやろなぁ。海辺は楽しかったけれど、考えてみたら8キロ近く歩いてたみたい。バケーションに来てる人からしたら「なんでなん?」ってのも当然やね。笑 でも楽しかったので、明日はレンタカーで島内をぐるりと観光しようってことに。楽しみぃ☆


2010年3月11日

やっと会えたね☆

ナターシャマイクは別のお客さんのためにアヴェと一緒に出かけていったので、今朝はみにょ・きにょだけでナターシャの査定を続けてるボブに会いにいった。昨日のお試しセーリングで更にナターシャのボロが発覚したそう。ボブの意見を聞いたら、真剣な問題は少ししかないけれど、細かい問題があまりにも多くて、この状態では長旅に出る前に今停泊してる場所から動かさず修理した方がいいといわれた。値段交渉してもっと下げてもらって、プロジェクトボートとして買うならいいけれど、この船で生活することを考えたら大変だと思うとのコメント。修理費で30Kなんてあっさり飛んでいくともいわれちゃった。なので、これはYann 2にかけるしかない。

ランチの後、Yann 2をみに出発。彼女(船はみんな女性なんですよん!)は隣の島に停泊してるんで、そこまでは小型のパワーボートでいっきに行くことになった。このパワーボート、かなりの暴れん坊さんで、しかも風と波がきつい日だったんで、もうガンガンはねまくること!ピクニック気分でいたみにょはすっかりビショヌレ。何度も飛び上がったんで、ちょっとおしりは痛い。でもまるで遊園地での絶叫マシーンに乗ってるみたいで、道中、ずっと笑ってたよ。

全員ずぶぬれのままYann 2に到着。早速デッキや船内をみてまわる。床板の色が薄くなってたりしてたけれど、全体としては外装・内装・機械関係・電気関係、その他もろもろ全部良い状態。たった3万ドルなのに、ナターシャとは全然違う。もう、これはYann 2ゲットしかないでしょう!しかも、みにょ・きにょが見てる間に別のお客さんもやってきた。あああ、これはオイスターポンドに戻り次第、即座に契約せねば!

数ヶ月かけてオンラインでボートを探し、やっと決めたボートはボロボロで、あきらめかけてたのに、まさに大逆転☆って感じよ。Harelのオフィスに戻って、すぐにオーナーにも連絡とってもらい、契約書にサインして、みんなでお祝いにホテル内のバーへ直行。みにょもきにょもまだボートの持ち主になったって実感がないんだけれど、おいしいお酒を飲みながらちょっとずつうれしさがこみ上げてきたよ。みにょんこ一家、これで晴れてボート生活への第1歩をふみだせるね。やっと希望通りのボートに出会えて、今夜は興奮して眠れないよ。

2010年3月10日

思いがけない出会い

ナターシャのお試しセーリング今朝はまず一番にラフェリアの状態を見に行った。もともとはこのラフェリアを購入したいと交渉し始めて、売買契約にもサインしたのに、その直後、相手方のブローカーから連絡があり、「今はラフェリアよりナターシャの方が良いコンディションやからどう?」って。でも昨日みたナターシャは、それほど良いコンディションとは思えなかったので、このラフェリアはいったいどんな状態なんだろ。

ほとんど期待しないで見に行ったら、本当にかわいそうな状態だった。オイスターポンドでのチャーターに使われてるボートのほとんどがナターシャやラフェリアと同じ、Fountaine Pajot社のBahia 46というタイプなんだけれど、どうやら、ラフェリアは他のボートの修理のためにちょっとずつ部分を使われていってるみたいで、中はほとんど何も残ってないような状態。このボートを私達に売るつもりだったのか?って思うと、きにょんもみにょもプチ切れてしまった。

相手側のブローカーからバカにされてるのか、真剣に思われてないのかよくわからないけれど、怒りよりもあきれてしまった。そんな中、昨日であってとってもナイスだったHarelの事務所へもう一度たちよったら、Bahiaとは違うけれど、似たようなタイプのボートが私達の希望の値段内であったので、それを見に行こうといってくれた。せっかくのチャンスなんで、またみにょ・きにょとマイク、それにHarelのオーナーと一緒にそのボート、Lagoonを見に行った。

運転するきにょんLagoonはとってもきれいで、ボートに住んでる管理人からは、いきなり「汚れるから靴ぬいで」って指示された。おおお、これはかなりボートのことを大事にしてる人だ!って、もうそれだけでこのボート全体がいい状態に保たれてるのが予想できる。そして、その通り、どこをみてもピカピカにきれい。キッチンも使いやすそう! ラフェリアを見た直後だからよけいに感動。

ただ難点は、Bahiaより小さくて収納スペースが少ないこと。同じ値段で、大きいけれどあちこち修理が必要な船か、小さいけれどきれいで即修理が必要ない船にするか、ちょっと悩んでしまった。みにょとしては、あまり修理が必要ないLagoonに80%ひかれてしまったのだけれど、きにょんにしてみると、スペースが広いほうが良いみたい。Harelのオフィスへ戻る途中で、突然きにょんがHarelのオーナーのHerve(アヴェ)に「昨日教えてくれた新しいBahia、昨日の金額より30K(3万ドル)上乗せしたら売ってくれないかな?」と問い合わせた。アヴェが「う~ん、どうかなぁ。。。多分無理と思うけれど、一度聞いてみるよ」といってくれた。

マストのまわりをチェックそして、オフィスに戻ってすぐに新しいBahiaのオーナーに電話をしてくれたら、なんとびっくり、みにょ・きにょのオファーした値段でOKが出た!!もう落ち込みムードだったのがいっきにウキウキ状態に!アヴェも「信じられないよ!」ってびっくりうれしい顔してるぞ。とはいえ、まだ新しいBahia、名前はYann 2、を見ていないので、決定ではないけれど、新しいチャンスがきたでぇってうれしくてしょうがない。

午後からはボートの査定人のボブが参加してナターシャを実際にセーリングに。そうすると、最初に見た時よりも、もっともっと問題があることが判明。これでますますYann 2に気持ちが傾いていくなぁ。Yann 2は明日の午後から隣の島まで見に行くことになったんで、楽しみだ!

2010年3月 9日

ナターシャとラフェリア

船が通るたびに橋があがるのだ!今朝は少し早めに起きて、マイクと3人でおかんタクシーに教えてもらった、別のベーカリーへ朝ごはんを食べにいった。さすが、というかやっぱり、というか食事してたらどんどん人がきて、焼きたてのバケットやらクロワッサンを買って行ってる。頼んだオムレツもおいしい。ありがとう、おかんタクシー。

おいしい朝食の後、ホテルへ向かって歩いていくと、目の前にある橋があがって、大きなヨットが停泊していた湾の内側から、外にむかって出て行くのが見えた。思わず3人とも走って近くまで行き、スムーズに動いてる大きなヨットに見ほれてしまったよ。う~ん、こんなに大きなヨットじゃないけれど、みにょんこ一家もそのうちこうやってあちこちを旅するんよね。楽しみだな。

おかんタクシーに迎えにきてもらうはずだったのだけれど、彼女は別のお客さんを乗せることになったので、友人の兄ちゃんタクシーがホテルまできてくれた。3人分の大荷物をのせ、オイスターポンドへ向かう。道はあいかわらずせまく1車線、しかも丘が多いので、急斜面、急カーブの連続。まるでマルタ島に行ったときみたいだ。

オイスターポンドへ到着し、予約していたホテル、キャプテンオリバーへ。部屋の準備ができてないらしいので、荷物を預かってもらい、さっそくボートの管理をしているボートブローカーへ。キャプテンオリバーは、オイスターポンドという小さな湾のほぼ半分をしめる小さなリゾート村で、中にはホテル、ダイブショップ、レストラン&バーがいくつか、ボートブローカーも2軒あるのよね。ほかにもいろいろサービスや施設があって、なかなかおもしろい所。

ブローカーへいくと、購入するかもしれない2艘のヨットのうち、当初、状態は良くないといわれてたナターシャが目の前のハーバーにいてるから、見に行って良いといわれた。ホテルのチェックインまでにも時間があるし、ナターシャを見に行くことにした。

ナターシャは、どうやらこの週末にあったボートレースのサポートボートに使われてたみたいで、まだレースの主催者のスタッフの荷物や食べ物やらがおいてあった。その中を3人でいろいろチェック。すぐに「あ、ここも修理必要」、「これも良くない」っていうのがどんどん見つかって、そのたびにきにょんとみにょん、気持ちがどんどん沈んでいっちゃう。出発直前にきた連絡では、ラフェリアよりナターシャの方がここ数週間でいろいろ修理したので、よい状態になってると言われたのだけれど、「良い」状態でこれ?って感じで、なんだかだまされたような気になってくる。

いったんひきあげて、ハーバーにあるバー(兼レストラン)でマイクとナターシャについて相談。あまりの状態にちょっとショック。でも、ラフェリアもまだみてないし、今すぐに買うか買わないか決断しなくってもいいので、とりあえず、明日の朝一番に、湾内にとめてあるラフェリアを見に行くことをブローカーに伝えておく。それに午後からはナターシャを試運転としてセーリングに出すこともOKしてもらった。明日、ボートの状態を調査してくれる調査のプロ、ボブがくるんで、その時に一緒にセーリングに行き、エンジンや帆の状態をチェックしてもらおう。

キャプテンオリバーの中にはもう一軒ヨットのブローカーがはいってて、マイクがそこへ顔を出しにいった所、なんと、彼が今交渉中の別のお客さんのヨットは、そのブローカー、Harel、が取り扱ってることがわかって、そこから話がいろいろと盛り上がっていった。Harelのオーナー夫妻はとっても感じのいい人で、いろいろ話してるうち、私達の希望にあいそうなボートを何隻か探してくれた。

そのうち、1隻は私達が買う予定をしてるナターシャ・ラフェリアと同じタイプのボートで、もっと新しいのだけれど、値段はその分高い。きにょんが試しに「このぐらいの値段で無理?」って聞いたら、笑い飛ばされてしまった。ははははは。

明日は1日忙しくなりそう。でも、セーリングに出れるかと思うとちょっと楽しみ。ラフェリアの状態は・・・・一体どんなんだろ。

2010年3月 8日

セント・マーチン島に到着!

昨日(7日)はあわただしく準備をして、「オレ、置いてきぼり・・・」と悲しそうな瞳のコディオにお別れのお菓子をあげて、LAXに向かった。飛行機はほぼ真夜中に出発なんで、それまでは搭乗ゲートのあたりで時間つぶし。先日ハワイからロスへ戻る時、機内での食事がでなくって、はげしくひもじい思いをしたみにょんは、念のためにマフィンを購入しておく。

アトランタ空港には8日の朝早くに到着。次にのるセント・マーチン行きの飛行機の搭乗まで2時間ほどあるのだけれど、飛行機の中であまり眠れなかったので、みにょ・きにょともゲート付近の一角で床に寝転がって仮眠をとった。まわりを見渡すと、みにょ・きにょ以外にも床に寝てる人がゴロゴロいてる。これって、日本じゃあ考えられないよなあ。笑

無事に時間通りに飛行機は出発。セントマーチン島へ到着。思ってたよりずいぶんと大きくてきれいな空港だった。スーツケースやらカメラバッグやらコンピューターの入ったバックパックやらで山盛りの荷物をどうやって今晩とまるホテルまでもっていこう?大丈夫、空港の前はタクシーの運転手がうじゃうじゃ。それにどのタクシーも小型のバンサイズ。どうやら、ここに来る人たちは山盛りの荷物を持ってくる人が大いに違いない。(お金持ち??)

運転手のおばちゃんは、やさしい母ちゃん!って感じの人で、いろいろ島のことを教えてくれた。小さい島なんで、メインの道といっても1車線ずつ。ホテルへ向かう途中でえらい渋滞に巻き込まれたら、おかんタクシーはすばやく裏道へ。これはやっぱり頼りになるおかんだぁ。

ホテルにチェックインし、山荷物を部屋へいれて一息ついた後、あたりを探検しにでかけてみた。レストランやダイブショップにまじって、やたら小さな食料品店が多い。それもアジア系。このあたりはオランダ領のはずなんだけれど、どうしてだろ?ちょっと大き目のフランス系のマーケットでもキッコーマン醤油が売ってた。キッコーマンは本当にどこへ行っても売ってるなってちょっと感動

あちこち歩いておなかがすいてきたので、おかんタクシーに教えてもらったBBQの店へ行くことに。ステーキなどを頼んだのだけれど、確かにおいしい。特に、BBQで焼いたと思われるガーリックブレッド、にんにくの香ばしさとBBQソースの味がちょこっとまじって、めっちゃおいしい!思わずおかわりをしてしまったよ。このレストランではインターネット(WiFi)が無料なんで、すかさず二人ともメールチェック&スカイプ攻撃。時差がなければ、スカイプでいろんな人としゃべれるのになあ。

部屋にもどってしばらくしたら、友人のボートブローカーのマイクがやってきた。うちの部屋で明日からの「ボート購入前のチェック事項」なんかを話あう。出発前のわけわからん情報のため不安大のみにょきにょにいろいろアドバイスしてくれたマイク。でも気がついたら、ぜんぜん関係ない話でもりあがってた。明日は近くで朝食を食べてから、いよいよボートが停泊しているというオイスターポンドというところへ向かいます。あああ、いったいどんな状態のボートなんだろう。

2010年3月 6日

ボートを買うぞ!!

思い起こせば、ほぼ10年前のこと。何がきっかけだったか忘れたけれど、ボートで生活して、世界中をあちこちまわろうって計画がみにょんこ一家で持ち上がった。あちこち自分達で情報を調べて見つけた大きなトライマラン(3艘式のヨット)、コディオも一緒にサンタバーバラまで見に行き、購入することに決めた。

ところが、その購入のための書類にサインした日が、なんとあの、911の日だったのよね。それで予定していた大きなプログラミングの仕事がちゃらになり、結果、ボートを買うお金も消えてしまい、ボートでの生活は夢になってしまったのよね。

その後、「買えないなら、作っちゃえ!」と、自分達で約13メートルほどのトライマランを作ることに。たくさんの友達が手伝ってくれたのだけれど、裏庭でできる作業には限界があって、「自作ヨット」のアイディアも無残に挫折。るるるる。

そして、今度はきっちりお金をためて、すでに航海している現役バリバリのヨットを買おう!って決心したみにょ・きにょ。その夢がついにかなうかもしれない!

昨年のアメリカ一周旅行を終えた後、真剣にネットでヨットを探し始めたきにょん。このごろの不景気のせいで、ボートの値段が下がってる今が買い時だとのこと。そして見つけたいくつかの候補のうち、値段も手ごろでボートの状態もよさそうなものを発見。友人のボート・ブローカーに頼んで、連絡をとってもらい、そのボート、ラフェリアとナターシャが停泊してるカリブ海のセント・マーチン島へ行くことに。

だけれど、直前になって、相手のブローカーから「ラフェリアよりナターシャの方がいいよ」とか「ナターシャは今、修理中」とかいろいろ意味不明のメッセージが届いて、カリブ海へ行くことは決めたけれど、ボートの状態はどんな風なのか、まったく謎のまま出発することに。。。。みにょんこ一家、無事にボート購入になるのか????