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2007年7月31日

チューの逆襲

栄養補給にぴったり?TT Idyllwildより
昨夜のこと。ディナーはきにょんの特製タイカレーを作ろうと思ってパントリーの中から缶詰を出そうとしてたら、ふと目にはいったPower Barの包装がやぶけてる。ひょっとして、無理やりパントリーにつめこんだから、移動中に何かにひっかかってやぶけたのかな?と思ったのだけれど、それなら中身を何かがかじったような後が残ってるわけない。おかしいと思ってきにょんに伝えたら、これは絶対マウスのしわざということになった。でぇぇぇ。よく見ると箱の中にかじりとられたラッピングが落ちてた。なんてこった。まさかとは思ったけれど、食べ物、かじられちゃうとは。ついにコねずみチューってばそのレベルに達しよったか。みにょんこ一家、またしても出し抜かれてしまいました。たははは。

なんでラーメンなんだ?念のため、パントリーに入れてたその他の食料に被害がないかチェックしていったら、な・なんと、「甘いものを攻めてるだろう」という私たちの予想に反して、チューってば買い置きのインスタントラーメンを味見していったみたいだ。あれ?ラーメンって甘くないし、ただの乾燥メンだから食べてもおいしくないと思うんですけど・・・。まして、チーズとかの味やにおいがついてるわけじゃないし、何を血迷ったかコねずみチュー。

チューのお気に入り?コねずみチューが侵入してくると、たいてい侵入路にフンを残していくんで、どこからやってきたのかわかるのね。でも不思議なことにパントリーの中はフンが一つもないっ。なんでだ?ってことは侵入してる最中にみにょんがパントリーをあけたんで、そそくさと逃げてったということ?しかし、その割にはPower Bar、かなりしっかりかじっていってますなあ。ちっちゃなチューの体にこんだけのエネルギーはいれば、かなりハイパーになってらっしゃるんではないでしょうか。きっと通気パイプの中でクルクル走り回ってるチューの姿を想像してちょっと笑けてしまう。

それでも気をとりなおしてカレーを作ることに。いつもならきにょんが作ってくれるんだけれど、今日は私が作ることに。こうやって作り方覚えておけば、今度から食べたい時にきにょんに頼まなくても作れるもんね。1時間ほどかけてできあがったカレーはきにょんもおいしいといってくれた。私はついついはりきって食べすぎて、カレーのゲップ連打攻撃にあったよ。

2007年7月30日

快適素敵のアイドルワイルド

目の前の岩をお試し中TT Idyllwildより
週末は久々にきにょん・コディオと一緒にのんびりした。おかげで、帰国の疲れ&時差ぼけはなおったみたい。先日も書いたけれど、ここアイドルワイルドのキャンプ場は本当に快適な避暑地で、暑すぎず寒すぎずで実に過ごしやすい。それにまわりにはロッククライミングのできる岩がゴロゴロあるんで、きにょんのお気に入りのキャンプ場なんだよね。

きにょんだけでなく、コディオもここのキャンプ場が大好き。というのも、いたるところにリスがうろうろしてるから。それもチップとデールでおなじみのChipmunk(チップモンク=シマリス)やフワフワ尻尾が自慢のGray Squirrel(灰色リス)などがあっちこっちに出現するもんだから、散歩しててもあっち行ったりこっち行ったりと大忙し。リスがチョコチョコ走り回るんで、キャンプ場内には「Squirrel X-ing = 走り回るリスに注意!」の看板が道端のあちこちにあるんだよ。(普通は牛とか馬とか鹿とかの大きい動物に注意、なんだけどね)
素早い動きでコディオもクラクラ? フワフワ尻尾 触ってみたいなあ ちょこまかリスにご用心

巨大松ぼっくり こんなのがあちこちゴロゴロんじゃ、みにょは何が楽しいって?ここにはめっさ大きな松ぼっくりがあちこちにゴロゴロしてて、散歩しながらそれを見ていくのが楽しいんだな。だってね、みにょんの足(多分26.5センチぐらい?)よりも大きいんだよ!?こんなので驚いてたらいかんいかん。歩きながら他のRVを見ると、メガサイズの松ぼっくりをゲットした人は、玄関先に「これでもか!」ってメガ松ぼっくりを飾ってるのね。それがまたデカイ!30センチは軽く越えるサイズ。こんな大きな松ぼっくりがおちてきたら、ちょっと危険だよねえ。でも木になってるとこ見たことないなぁ?

オレも登りたい・・・今RVをとめている場所のすぐまん前に大きな岩があって、昨日はきにょんが試しに登ってみたのね。なかなかいい感じの花崗岩だったみたい。横でコディオが「オレもやりたい」とジト目で見てたのは無視しておこう。アドベンチャー大好きコディオなら、本当にのぼりかねないな。

2007年7月25日

長い一日

自動利き酒マシン@伊丹空港 いいね~♪7月25日はとぉっても長い一日だった。というのも、日本時間の25日朝7時に実家を出発。タクシー&モノレールで伊丹空港へ。久々の伊丹空港なんで、ウロウロしてたら、呼び出し及びゲートへのダッシュするはめに。成田には10時ごろ到着。さぁてこっから夕方5時25分発のロス行きの飛行機に搭乗するまで、どうやって時間つぶしたらいいんやら。どっかで仮眠できれば最高なんだけれど、まさか空港内でお昼寝ルームなんてないよなあ。

でも心配無用。今日中にしあげないといけない仕事というか用事があったんで、「人気少ない・快適・電源あり・無料のWiFiが使える」という秘密の場所を発見した後はひたすらラップトップにむきあってて、眠たくなる暇もなかったっす。よかったのか悪かったのか・・・。

やっとこさロスへ戻ってくる飛行機に搭乗でき、少しでも眠れるかな?と期待したんだけれど、お隣、気さくな浪速のおばちゃん達でした。個人用テレビの使い方などなど明るく元気に語り掛けられるんで、ちょっと寝るチャンス見逃してしまった。

おかん、お帰り☆さてさて、ロスには少し早めにつき、高速バスにもすぐ乗れて、全て順調。そう、これで家に帰れるかと思ったあなたは甘い。ここから一旦バレーに戻り、きにょママと合流して、約3時間ほどのドライブをして、きにょんの滞在してるIdyllwild(アイドルワイルド)のキャンプ場まで行くことになってるんだよねぇ。って、このプランを提案したのはみにょんなんだけれどさ。ほら、長旅で一旦落ち着いてしまうと、その後またすぐに長距離ドライブとかってつらいじゃない。なら、いっそ、長距離移動は一日ですませてしまったほうが後々楽かなあって思ってね。あ、でも去年きにょんと日本へ帰った時、東京に夕方ついてそのまま夕食食べた後、大阪まで徹夜ドライブしたよなあ。確かあの時、「もうこりごり」って言ってたような気が・・・。ま、いっか。

きにょんとコディが滞在してるアイドルワイルドは軽井沢なんかのように山の中にある避暑地。極暑のロスにくらべて、こちらは日中もエアコンなしでOKの涼しい快適環境なんで、暑さに弱いきにょんとコディオにはぴったりのところ。さあ、その快適なおうちへ到着したのは、ロス時間の午後4時半ごろ。考えてみたら、日本の家を出てからほぼ26時間経過。でもまだ7月25日なんだよねえ。たはは。航空会社のみなさ~ん、お願いだからロス-大阪の直行便を戻してくなまし~!!おねげーしますだぁぁぁぁ!

2007年7月22日

すごい食べ物

でかすぎるよ、メガマック今日はユキリさん一家と仲良しの友達一家、それにフラットくんも参加してユニバーサルスタジオへ遊びに行ってきた。みんな年間パスを持ってるぐらいよく遊びにきてるんで、出発ものんびり。ただ、みにょとフラットくん、チータくんはパスを持ってないんで、3時からのトワイライトチケットを購入することに。

3時までは少し時間があったので、マクドナルドで時間つぶし。そこで、見かけたメガマック。おいおい、日本人、あんなもの食べて大丈夫かい?アメリカじゃスーパーサイズをお勧めして問題になってたんだよ??とちょっと心配になっちゃった。なんていうのか、時代に逆らってるよなあって。逆風厳しくないかい?とかも。思わず、記念にメニューの写真をとっておいた。

そうなんだよね。昨日も友達と遊びに行った先でも、おもしろい食べ物の看板を見つけたので、人目も気にせず写真とっちゃった。ちなみに場所はナンバパークス。

はやりのご当地ものなんだけど・・・塩アイスとかウナギアイス、いったいどんな人が食べるんだろ?このご当地アイスを30分で全制覇すると壁に名前はってもらえるとか、食べきったものはスタンプおしてもらって全国制覇すれば景品もらえるとかすれば、血気の盛んな学生とかがチャレンジしてくれるかもしれない。しかもニンニクアイスと桜エビアイスやらイグサと牛タンなんかの変った味のコンビネーションなんかにもチャレンジしてもらいたい。ひょっとすると、予想外においしいコンビネーションなんかがうまれて、セットメニューになるかもしれない。

想像を超えた味話はUSJに戻って、みにょん、思いっきり堪能してきました。もちろん、最近オープンしたばかりのHollywood Dreamにもチャレンジ。一番前のシートで思いっきり絶叫してきました。隣は超音波絶叫のチャルちゃんだったので、きっと私達二人の叫んでる様子を聞いた人たちはめっちゃすごい絶叫マシーンと思ったに違いない。でも、他の人たちが乗ってるところ見てたら、叫んでる人あんまりいなかったんだけど、なんで?

2007年7月18日

お気楽・一人旅

みにょんこ、今日から1週間ほど帰国してきます。ええ、きにょんとコディオは置いてきぼりのお気楽・一人旅でござんす。日本に滞在中は毎日予定がびっしり状態。体力もつでしょうか。そして、いつものごとく帰国したら食べすぎで体重増加してしまう危険性もあるんで、気をつけねば。では、行ってきます。

2007年7月10日

Geoのリフレッシュ

TT Morgan Hillから
とぉってもアドベンチャーだったヨセミテから今はMorgan Hillにきてる。ここはサンタクルーズやモントレー、サンノゼ、それにニンニクで有名なギルロイなんかにも近い。いつもならこの時期のモーガンヒルはめちゃくちゃ暑いのに、なぜか今年はとっても涼しいんだよね。朝晩なんて寒いくらい。日中18度ぐらい、朝晩は10度前後に気温が下がってる。あれれ?いつもならヨセミテの夏がこのぐらいの気温なのに、今年のヨセミテは日中40度近かったよなあ。なんだか逆だよね。

今日のビッグプロジェクトは、先日ヨセミテでアドベンチャってたGeoの本格的メンテナンス。といっても、みにょ・きにょがやるのでなく、モーガンヒルの町に出るとGood Yearのショップがあるんで、そこにおまかせ。メンテしてもらうのはタイヤのアライメント、前後のブレーキチェック及び交換、それにオイルチェンジ。ショップの兄ちゃんが言うには、全部で3時間ほどでできあがるとのことだったんで、みにょんがショップへGeoをあずけた後、近隣のショッピングセンターで時間つぶしする計画。

ところが、うちのGeo君、ちっちゃいけれど四駆なんで、ブレーキ変えるのも普通の車よりもはずすパーツが多く、アライメントも同じ。なので、朝一にあずけたから昼過ぎには家に帰れるだろうというみにょんの甘~い予想は軽く裏切られ、結局、全部の作業が終わったのは5時半でした。かれこれ7時間、みにょんはあたりをウロウロウロウロ、さらにウロウロして時間つぶししておりやんした。あ、時間つぶしの一環として、ちょっとお買物なんかしちゃったけんどね。うふふふ。

Geo君は「え?同じ車?」ってぐらい運転しやすくなって戻ってきました。ハンドルが軽く感じるのは気のせいではないはず。大喜びで家に戻ったみにょんを迎えてくれたのは、おかんが帰ってきてあまりのうれしさにRVのステップをふみはずし見事に顔面着地をしたコディオだった。目の前が芝生でほんっとよかったよね、コディオ。

ここだけの話、きにょんは本当はボディをちょっと上げて、大きなタイヤに変えたかったみたいなのよね。こんな感じで→「きにょんの夢のGeo」。でもタイヤがパンクしちゃって、ボディをいじくってるチャンスもないまま新しい同じサイズのタイヤに変えなくちゃいけなかったからねえ。きにょんのドリーム・オフロード・ロッククローラーGeoが完成するのはまだまだ先のことになりそうね。

今日のおまけ みにょがショッピングしながら時間つぶししてる間、ターキー一家がうちのRVを訪問してたらしい。去年もそうだったんだよね。みにょが買物に出てる間にターキー訪問があったんだ。今回は本当にドアステップのところまで挨拶にきたらしく、コディオは初めて至近距離で面と向かってちょっとおブスなターキー見たもんだから、どうしていいのかオロオロしてたらしいわ。下の写真はきにょん撮影。

家族で食事が基本よ しっかり食べる まだまだ食べたい!

2007年7月 7日

とってもアドベンチャーなヨセミテ

きにょんは川で金探しTT Yosemiteより
今日はヨセミテでの最後の週末。明日はMorgan Hillへ移動しないといけない。なら、思いっきり遊ぼう!ってことで、昼前から昨夜コディオの散歩がてらチェックしておいた川原へいって、きにょは熱心に金探しをはじめた。みにょんとコディオは暑さをさけて木陰でのんびり。きにょんは3時間近くずぶぬれになりながらがんばって、多分、金をいくつか見つけてるんだと思う。← このへん、金かどうか、まだ確認してないので??ね。

おとん、何やってんだろ・・・。つまんないよぉ一旦RVへ戻り軽くランチを食べた後は、今度は別の川を求めて近くの山道をせめることにした。みにょんが食後の休憩をとってる間にきにょは周辺の詳細マップをプリントアウト。どのあたりを攻めるか、地図をにらめっこしてたらしい。

冷たい水、スナック、その他モロモロ必要なものを積み込んで、再度出発。地図を見ながらガタガタ道を行くのは結構難しい。途中の道はオフロードになったり倒木が道をブロックしてたりしたんで、久々にきにょんはGeoを四駆にして運転することにした。ちょっとだけ四駆ラリーのチーム気分。←<みにょも実はCamel Trophyなどの四駆ラリー見るの大好き> いろんな道をためしたんだけれど、地図上「川」となってる箇所を通過しても小川のかけらもない。ひょっとしてすでに水が干上がってしまったとか?

こんな木だって乗り越えて行くのだ!そのうち、川探しという初期の目的を忘れて、オフロードをガンゴン・ガンゴンとしながら走ることに夢中になってた。暑いので、窓を開けてたんだけれど、もう車内は土ぼこりまみれ。きにょんが川原で金探ししてる間はたいくつそうにしてたコディオだけれど、オフロードはえらく楽しんでた。

そろそろ日も暮れてきたし、家へ向かわないとな、と思ってると舗装された道路に出たんで、「ああ、これが次の道ね」とGPS・地図を確認してからターン。そしたら、突き当たりはゲートがあって、どうやらプライベートのキャンプみたい。ありゃりゃ間違えた?って引き返し、もう少し先の分かれ道からまたオフロードに戻り、多分、300メートルも行かないうちに何かが「シューシュー」と音をたててるのにみにょ・きにょ同時に気がついた。みにょは枯れ枝でも引きずってるのだと思ったんだけれど、きにょが車とめて外をみたら、左後輪のタイヤがパンクしてた。大丈夫・大丈夫。こんな時のためにGeoにはスペアタイアがついてるのさ。と素早くタイヤチェンジ。

Geo、負傷!人里離れた山でパンク!とまったついでにコディオをちょっと歩かせてたら、きにょんがもっともっと重大なことに気がついた。そう、パンクしてたのは後輪だけでなく左前輪もパンクしてたんだよ!げげげ!スペアタイヤは1つしかないっちゅーの。どうする?みにょこ一家?こんな山奥では携帯もつながらないし、助けを求めようにも人が通る確率なんてめっちゃ低いし、日は暮れてきてるし、あちゃ、これって遭難したってこと?

そんな時、みにょんよりもうちょっと冷静だったきにょんがいいことを思いついた。先ほどオフロードと間違えていったプライベートのキャンプ。あそこまでなんとか車を戻して、電話をかり、そしてAAA(日本のJAFみたいなもの)へ連絡をとり、牽引車を呼んでもらおう!

Towanga Campというサインが出てるゲートのあたりまで戻ってきたら、なんとなんと、きにょんお手製の高さ2.5メートルアンテナを使い、携帯がつながることがわかった。そうとわかればすばやく自分たちでAAAへ電話。45分ぐらいで牽引車がきてくれるとのこと。よかったぁ。助かったぁ。水もたっぷりあるし、上着もあるし、スナックもあるから空腹もしばらくなら耐えれるぞ。

ヨセミテの鹿さん牽引車がきてくれたのは電話をいれてから約1時間半後だった。しかも、予想以上に大きなトラックがきてくれた。無事Geoをトラックにのせ(コディオはGeoの中ね)、運転手に「今日明日中にタイヤの修理が出来るショップはあるか?」と聞いたところ、明日日曜日はどこもクローズしてるという。唯一開いてるのは近隣といってもかなり距離のあるSonoraという町にあるWal-Mart。実はMorgan Hillへ行くため、明日はヨセミテキャンプからチェックアウトしないといけない。しかも、滞在延長ができないんで、明日は絶対に移動しないといけない。一難さってまた一難。どうするべ?みにょんこ一家?

とってもナイスなことに今年、AAAのメンバーシップを更新した際、100マイルまでは無料で牽引できるゴールドクラスにアップグレードしてたのよね。親切なトラックの運転手と相談したところ、みにょんとコディオをRVまで連れて帰って、きにょんとGeoだけをSonoraの町へ移動させたら、ぎりぎり100マイル以内ですむだろうとのこと。なので、夜11時ごろにはみにょん&コディオは無事帰宅しました。かわいそうなきにょんはお気にの枕とスリーピングバッグを持って、Sonoraまで行き、Wal-Martの駐車場で夜明かししてくれました。一時はどうなることかと思ったけれど、でもこれで明日は問題なく移動できるね。昨年ヨセミテへ来た際もHetch Hetchyのダムで足止めくらったんだよね。う~ん、みにょんこ一家のヨセミテはかなりアドベンチャーであふれてるね。次回はいったい何が起きることやら・・・。

2007年7月 6日

どんくさい青トンボ

乱視で暴走・ちょっと痛い青トンボTT Yosemiteから
夕方、コディオの散歩に出かける時のこと。帽子を忘れたのでRVに戻ってドアをあけようとしたら、どこからともなくトンボが飛んできて、みにょの目の前で「タンっ」てRVに激突し、その勢いで地面に仰向けにひっくりかえってもがきはじめた。何が起きたか理解するのに数秒かかってしまったよ。よそ見フライトしてたのか、暴走フライトしてたのか、どちらにしてもこんなにまぬけなトンボははじめて見たよ。キミの目玉はそんなに大きいのにRVが見えなかったんかね??あ、乱視だったとか?みにょが驚きながらつかんでも逃げることもできなかった。きっと脳震盪でも起こしてたのかも。(あるのかよ、脳みそ?)せっかくなんで、RV内につれてって、写真を数枚。最初はあばれてたんだけれど、トンボの悲しい習性で何かにつかまると安心してじっとするもんなのね。

写真撮影の後、まぬけな青トンボを逃がしてあげて、きにょん、コディオと一緒にキャンプ内を流れる川の上流へむけて少し歩く。もともとその川には橋が2つかかってて、1つは歩行者のみ、もう一つは車もOKだったのね。ところが数ヶ月前、コンクリート車がその車OKの橋を渡ってる途中に橋が壊れてしまったらしく、いまだ壊れたまま。そのあたりはメインのキャンプ地から結構離れてるので、人もいないし、金探しにはなかなかいい感じの川相。きにょんはすっかり金に取り付かれてしまったみたいで、ヨセミテでの最後の週末は金探しして遊ぶつもりらしい。なら、私は魚釣りでもしよっかな。

2007年7月 4日

線路は続くよ

TT Yosemite Lakeより
今日は独立記念日。でも、週のど真ん中の平日だからか、あまりお祭りって感じがしないぁ。ま、ヨセミテの山の中にいてるからお祭りも花火も何もなくて当然か。

特に何をするって予定もなかったんだけれど、きにょんが40マイルほど車でいった所にあるJamestownへ行こうというので、手早く準備をして出発。だけれど、標高が下がるにつれて、外の気温はめちゃくちゃ暑いことに気づいた。そうだよねぇ、標高5500フィート(約1700メートル)の山中ですら日中はエアコンが必要なくらい暑いのに、山から下りればもっともっと暑いだろうってことをあらかじめ予測しておくべきだったよねえ。

ハウスボート村?途中、Don Pedro Lakeを通り過ぎたのだけれど、水位がすごくさがってて、たくさんあるHouse Boat(水上のRVみたいなもの)はみんな湖の真ん中で立ち往生状態になってた。この湖も人造の貯水池なんで、ひょっとしたら近隣への水配給のコントロールの関係で水位をさげてるのかもしれないけれど、それにしても、どこへいってもこう水不足の現状を目の当たりにしたら、これからどうなるんだろうってまじ空恐ろしくなる。

Sierra2号 実際使われてたんだよ熱風の中、Jamestownへ到着。Jamestownはまさにカリフォルニアの1849年のゴールドラッシュとともに出来た町。メインの通りは5分で通り抜けれてしまうぐらい小さい町(村?)なんだよね。ランチを食べる前に、Railtown 1897という昔の機関車などが展示してある史跡を見に行くことにした。今も定期的に蒸気機関車が走ってると聞いたのだけれど、残念ながら見れなかった。それでも、古いターンテーブル(転車台)や線路メンテのための車、客車、行き先案内のサインや色んなパーツがいたるところにあって、暑くなかったらもっとじっくり楽しめただろうな、ってちょっとだけ残念。ここは「Back To The Future 3」などハリウッドの映画やテレビでもよく使われたんだって。

どこへ行こうかなぁ 線路のメンテナンス用のかわいい車 梅小路のものとは全然違うね

ランチはこれまた歴史のある(1859年創設)ホテルNational Hotelのレストランへ行った。ホテルっていっても2階建ての小さな建物。ぶどう棚のテラスは涼しげで、コディオも一緒にテーブルにきていいとマネジャーの女性が案内してくれた。しかも、わざわざコディオにはボール満タンの冷たい水を持ってきてくれた。料理はパンもスープもサラダも全部おいしかったな。丁寧に作ってあるなあ、って味だった。サービスもお値段も雰囲気もよかったので、ここはおすすめ。しかも、レストランだけでなく、ホテルもワンコOK。なんてナイスなんでしょう。

きにょんと新しい道具食後はきにょんのお目当ての金探し専門店へ。オーナーがランチからなかなか帰ってこなくって、数人の人と一緒に店の前で待機。やっとこさオーナーが戻ってきたので、きにょんは金探しのコツをいろいろと聞いてたみたいだ。そのためか、なんか新しい金探し道具をたくさん購入。ここでは金探しのクラスもやってるので、みにょはいつか参加してみたいなぁ。

家についたら、きにょんはさっそく買ってきた道具を使いたいみたいで、一人で川にいってしまった。みにょんとコディオはもう少し涼しくなるまで待ってからきにょの様子を見に行った。さて、いつになれば純金のアクセサリーを贈呈してもらえるんでしょ(笑)やっぱりみにょ・きにょ二人して金探しクラスに参加しないといけないみたいね。

2007年7月 3日

お花プロジェクト

Steller's Jay - きれいな青が自慢TT Yosemite Lakeにて
今日のプロジェクトは写真撮影。コディオの朝の散歩中にいろんな花をみかけたので、散歩の後、カメラ片手に出発。

途中、花以外のものも撮影。特にSteller’s Jayはきれいな青色の鳥なんだけれど、常にピョコピョコ動き回るんでなかなか写真が撮れない。それなのに今日は結構至近距離に近づいてもじっとしてたんで、チャンスは逃さずパチリ。この鳥を朝7時ぐらいの新鮮な光の中でみたら、青い部分がメタリックな青に見えることがあって、とってもきれいなんだよねえ。さすがにそれは撮影するの難しいだろうなあ。

木陰で食後の休憩警戒心の強いアヒル軍団も、朝食の後のブレークを木陰でとってた模様。木の陰にかくれながらこっそり近づいて撮影。何羽かはみにょの存在に気がついて移動してたけれど、木陰こっそり作戦は成功ね。



赤・青そろって独立記念日の準備?日本では赤とんぼというと秋のイメージがあるんだけれど、ここでは夏でも赤とんぼがジャンジャカとんでる。そしてシオカラトンボみたいなきれいな青色のトンボもブンブンとんでる。たまたま赤と青のトンボがとなりあわせでとまってるところに遭遇。ラッキー!これもパチッとな。おまけで何も特徴のない素トンボも撮影しておこ。

このあたりで見る花のいくつかは、Comanche Houseにすんでた時に前庭で育ててた野草のなかに含まれてたものと同じだな。なんだか懐かしい友達に再会したみたいな気分で、写真をとりながら「うふふ」って笑いかけてしまったよ。やっぱり花の写真を撮るのは楽しいなぁ。それならいっそのこと花の名前もちゃんと調べて、みにょんのお花ページを作ってしまおう!名づけて「みにょんこのお花プロジェクト☆」 どのくらい時間がかかるかわからないけれど、がんばりま~す!

Farewell To Spring 春に別れをつげるのかな Comanche Houseでもさいてたね イエローモンキーって名前。これ本当

プリムローズの一種 特徴なしの素とんぼ 金茶色のカミキリムシ


輝く月夜今日のおまけ
先日、RVの前にすわってディナーを食べていたら、山の端からものすごくきれいな月がのぼってきたので、思わず食事を中止して写真撮影。これはきにょんが撮ったもの。ほぼ満月だと思うのだけれど、ものすごく明るく輝いていたよ。

2007年7月 1日

一攫千金を夢見て

ひょっとして金?TT Yosemite Lakeにて
のんびり週末の過ごし方-その2。今日は目の前の川原へいってGold Panningをした。Gold Panningとは、小川で上流の金鉱脈から流されてきた金を探すことなんだけれど、なぜPan(パン=平たい金属皿)なのかっていうと、金を探す時、まさに平たいお皿を使って探すから。



これで金探し
↑このような平たい皿に、川の流れが緩やかになってるような箇所の砂を少量いれ、水で満たしてクルクルしてると、比重の重い金は真ん中のほうに集まってくるってしくみなのね。文章で見るとめちゃ簡単そうなんだけれど、イエイエ、それがとっても難しいんですよねぇ。念のためきにょんがウェブページでどういった作業をするのか、何をもっていったらいいのか、コツ、その他モロモロを調べてくれる。Again、文献からの知識と実際やるのとでは大違い。(笑)それでも、いつもより水かさがへってる今年は金が見つかりやすいんでは、という下心ちょっとあり。

楽しい散歩へ行くと信じてたコディオは、私達の行き先が河原だとわかるとちょっと憂鬱そう。「またしても濡れるのかよぉ」と不満顔。でもみにょ・きにょがなれない金探しに夢中になってる間に密かに水にはいってた様子。暑かったのか、水が飲みたかったのか・・・。

川でジャブジャブやってると、10分おきぐらいに人が通るんだけれど、みんなもちろん私達のやってることに興味津々。みにょにしたら、相手の持ってるお魚ちゃんの方が興味深いんですがね。

Gold Panningは、最初はコツがわからないし、金がどういった形状で見つかるのかも想像つかないんで、ちょっとたいくつ。だけれど、きにょんが小さい金のかけらを見つけたのを見せてもらい、そっからは何となく見よう見まねでやってみる。な~んとなくどうしたらいいのかつかみかけ?でもまあ、お互いにいくつか小さいけれど「金かな?」って思うものをみつけたんで、1時間半ほど遊んでから家に戻った。

夕方、コディオの散歩してたら何人もの人から「金、みつかった?」って聞かれた。どうやら私達、噂の的だったのかもしれない。ははははは。これは今度本格的にGold Panningのクラスに参加するか!