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2008年1月13日

旅の終わり

今日はロスへ帰る日。フラット君がオデ子で送ってくれたんだけれど、彼、途中のSAで食べたアメリカンドッグにマスタードつけすぎて泣いてはりました。いつぞやのおでんを思い出してしまい、みにょ・きにょ大笑い。ごめんよフラット君。君の様子もおかしかったけれど、激辛カラシでおでん食べるのもめっちゃおかしかったんよ。

成田でチェックインするスーツケースへの荷物入れ替えの儀式の後、軽くランチ。どうやら飛行機は2時間ほど遅れるみたいなんで、フラット君は渋滞になる前に帰っていった。私達は早めにゲートを通ってメンバー専用のラウンジへ。ラウンジはめっちゃ広く、滑走路がよく見えていい感じ。飲み物も何でも飲み放題。スナックやらもいっぱいある。ここで出発までのんびりできた。やっぱりビジネス、いいですねぇ。

また優先搭乗して、出発前のシャンペンをいただいてる時に気がついた。私達担当のアテンダント、行きの時と一緒の人だった。きにょんに「行きと同じ人だよ」って耳打ちしてたら彼女も気がついたみたいで、「あら、あなたたち、何週間か前に乗ってなかった?」と言って来た。えええ!どうして覚えてるの?って聞いてみたら、「めずらしくとってもナイスでポライトなお客だったから」だって。そっかぁ。飛行機のってえらそうにするのは日本のビジネスマンだけって思ってたけれど、実はもっともっとたくさんの人がそうなのかもしれない。しかも、ビジネスクラスだとちょっと優遇してもらってるって身勝手な優越感を持つのかも。

食事は和食に。やっぱり量が多い。でも今回は全部食べちゃった。どうやら私達はおばちゃんアテンダントのお気に入りリストに入ったみたいで、すごく丁寧なサービスしてくれた。ラッキー☆

今回の旅行は本当に今までにないことばっかりで、おもしろかったなあ。ビジネスクラスもそうだし、歌舞伎や映画村、九州、築地やもんじゃなどなど。さて、次はいったいどんな旅行になるのかな。書くことが一杯ありすぎてブログアップがかなり遅れちゃったけれど、本当、中身は濃かったから大満足。



サラダと前菜 きにょんのディナー みにょの和食ディナー
デザート フルーツもグー 健康的な朝食

2008年1月12日

もんじゃ焼 初体験

明太子・モチ・チーズがベスト今日はついにもんじゃ焼きに初挑戦する日。フラット君がおススメは月島にある「麦」というお店。もんじゃ焼きって大阪のお好み焼きみたいに東京中どこにでもあるものと思ってたのだけれど、どうやら「もんじゃ=月島、月島=もんじゃ」みたい。そう、もんじゃを食べるなら、月島ってことね。

なので、フラット君、きにょん・みにょんの3人で雨の中フラット君の愛車オデ子ででっぱつ。月島のメインの通りは本当にもんじゃ焼きの店ばかり。通りのはじめに店の名前を記した看板があるんだけれど、もんじゃ屋の数にびっくり。こんなに集中してて、商売になるんか?って思っちゃうけれど、きっとそれぞれの店なりに得意技・必殺技があるのかな、などと想像。どうなんだろ?

外はしとしと雨なのに、それほど大きくない店の中は暑いくらい。それほど待たずに座敷テーブルがあいたんで、さっそくメニュー確認。とはいえ、もんじゃを食べたことのないみにょ・きにょには数あるメニューの中から何をたのんでいいのかわかんないので、まずはフラット君の一押し「明太子・モチ・チーズ」というもんじゃとアスパラベーコンなどの一品物を頼む。

どうしてもんじゃ1つしか頼まないのかというと、鉄板はそれほど大きくなくって、もんじゃ1つでこの鉄板がほぼ全部埋め尽くされるかららしい。お好み焼きは具がグズグズと広がらないように気をつけるけれど、もんじゃは反対に鉄板一杯に広げてしまうのだ。

もんじゃの焼き方は、まず具だけを炒める。この時、フラット君はキャベツを細かく刻んでくれたのだけれど、あとで店のおばちゃんに「あ、そのままでキャベツの食感を楽しんでください」と注意されてた。みにょはある程度刻んであった方が食べやすかったし、店のやり方を押し付けるより、その人の好きなやり方でいいんじゃないかなぁ。で、具に火が通ったら丸い土手のようなものを作り、その中に特製のスープをいれて、それと具を混ぜ混ぜしてペローンと平たく鉄板全面にのばして、端っこの焼けてきたところから小さいコテで食べていくってもの。

こんな感じで出てくる 具だけを炒める 火が通った具で丸い土手を作成

特製スープの洪水 ここでじっとがまん 端っこのおこげから食べてね

みにょは小さいコテを使うのが下手だったんだけれど、横を見るときにょんはめっちゃうまい。いい感じにこげた箇所を手早く手際よく食べ進んでるぞ!やばい、みにょんの領地まで侵入してきてるぞ!見た目はちょっと想像力を刺激する形態だけれど、食べるとなかなかおいしい。1枚じゃぜんぜん足りないので、次はお店特製のスペシャルを頼む。味は全然違うんだけれど、最初の明太子チーズモチがおいしかったから、ちょっと「イマイチ?」って気分。最後はキムチモチチーズ。これもやっぱり明太子モチチーズには勝てなかった。これで合計6000円ほど。お酒ものんでないのに。一人1枚食べたことになるんだけれど、お腹の満足度に比べて値段が高い気がする。もっと安かったら、もんじゃの起源であるようにオヤツ気分で食べれるのになあ。

パーキングへ戻る途中コーヒー専門店のがあったので、きにょんが「サイフォン式のコーヒーメーカーあるかも」とチェックしにいった。聞いてみたらちゃんと売ってたし、お値段も悪くなかったので、購入することに。どうやら、大阪で最後にみにょパパ・みにょママと一緒に食事した時に行った喫茶店でこのサイフォン式のコーヒーメーカーを見て、いたく感動したらしい。彼の遊び感覚を大いに刺激したみたい。その時きにょんが「アメリカでこんなコーヒーメーカーみたことない」って言ってたな。しかし、どうやって持って帰るのだろう。先日の鰹節削り器といい、このコーヒーメーカーといい、彼はあんまり実用性のないものをほしがるなあ。

次はお待ちかねのカッパ横丁。ここはキッチン・料理関連の専門店が一杯。今日のもう一つの目的は実はポン菓子マシンを探すこと。一応インターネットで見つけたポン菓子職人には予約とってたけれど、その人の事務所はカッパ横丁じゃないんで、念のためにカッパ横丁でもポン菓子マシンが売ってないか見に来たのよね。それにきにょんが相変わらず欲しがってる鰹節削り器も。

削り器、ポン菓子の情報ゲットした後うろうろしてたら、駄菓子屋の大元みたいな店があった。ここでフラット君が狂った。新しいオフィスではお菓子調達人になってる彼、会社に持っていくためと称してかなりの量のお菓子を購入。ところがその店から3軒ほど先にはもっといろんな種類のお菓子を売ってる店発見。もだえてはったけれど、結局そこでもお菓子購入。はははははは。

その後、やっとこさ予約してたポン菓子職人のところへ。初老のご夫婦がやってるのだけれど、どうやらご主人のお父様がその昔ドイツからはじめてポン菓子マシンを持ってきて、約60年前からこのお商売をはじめたそう。おお、暗中模索かと思ってたら、いきなり目的地に到着した気分。いろいろ親切に使い方や手入れの仕方、などなどを教えてくださった。きにょんの長年の夢、ポン菓子マシン購入にか~な~り近くなってきたぞ。← アメリカに持って帰ってどこに置くんだろ??

最終目的地は秋葉原へ。マウスやらメモリやら必要なものを購入してから、近くのラーメン屋へ。ちょっと待たされたけれど、味は悪くなかった。でも名まえ忘れた。今回、本当にいろんなラーメン食べたよなあ。どれもおいしかったんで、よかったよ。

明日はとうとうロスへ戻る日。3週間なんてあっという間。空港へはフラット君が送ってくれるんだけれど、東京にきてからえらく荷物が増えてるよなぁ。これは空港で荷物詰め替えの儀式をせねばなるまい・・・。どうなることやら。

2008年1月11日

念願の築地

大きなマグロを見るきにょん今日はいよいよ築地へ行く日。セリを見たいならかなり早くに家を出ないといけないんだけれど、結局、家を出たのはもっとあとからだった。ははははは。またしても行き当たりバッタリの探検のヘルプに昨夜フラット君が築地からいける周りの観光スポットなどを教えてくれたので、感謝。

まずは市場へ。駅へついたらすでに海、というか魚のにおいがする。きにょんにはわからなかったみたい。市場はすでにセリが終わってて、片付けモードにはいりつつあったのだけれど、それでも見てるだけでもおもしろい。市場内を魚のアラ引取りトラックなどがブンブン走ってる。ほんと、フラット君の忠告どおり、前後左右気をつけてないと怪我しちゃうね。

一応、築地にきたら寿司食べといた方がいいよな、ってんで市場外の店をチェック。やっぱり2軒ほど人がすごく並んでる店があった。でもきにょんも私も「目の前でお魚仕入れてくるんだから、それほど違いはないよな」って結構すいてる店にはいった。これ、大間違い。なんか微妙においしくない。これならロスのタカさんの店の方が具も新鮮だし大きいし数倍おいしい。きにょんも同感。なんか納得いかない金額をとられてよけいにくやしい。今回の旅行、なんか食べ物に関してはあんまりついてないなぁ。

ワサビ一本ご購入~♪ 超大きな包丁・何をカットするんだろ? どこでも並ぶ東京人

場外の店をみながら、きにょんはかつおぶしけずりを探してた。んなもん、どうするねん?って思っちゃうねんけれど、多分、彼は実用として欲しいのでなく、クールな道具だからほしいのだと思うわ。だって、きにょんの作る料理って鰹節使わないもん。あ、ひょっとしてピザにパラパラっと振りかけるとか??本人の思うより少し値段が高かったので、一旦あきらめたみたい。それでもワサビを売ってる店を発見した時は、もう耐えられなくって1本購入してましたねぇ。あと数日日本にいてるんですが、どうするつもりなんでしょ??

次は浜離宮。将軍様の持ち物だったとのことだけれど、海水を引き込んだ池があったりして、おもしろい。1月中旬だというのに、もう早咲きの梅が咲いてたのでびっくり。四季それぞれで違う風景が見れるだろうな、と思うと、また違う時期に来て見たいなあ。

立てば芍薬 この池は海水 もう梅の花が咲き始めたよ

変なビル#1 巨大カメ噴水? どうしてガラス張り? 巨大ダーツボード?

浜離宮から皇居を見に行こうと思ったのだけれど、地下鉄だと乗り継ぎが不便なんで、フラット君が言ってたみたいにJR新橋まで歩くことに。途中、汐留の新しいおもしろい形のビルを見て楽しみながら歩いてたら、あっという間に新橋に到着。

浜離宮にいる間にGeo Cacheがないかチェックしてみると、皇居の向かいにある公園にキャッシュが2つあることがわかったんで、まずはキャッシュ探し。GPSは持ってないので、地図でみた位置関係からだいたい想像して探してみたら、1つ目は簡単に見つかった。ところが2つ目はなかなか難しかった。しかも、やっと見つけて、コンテナーを戻そうとしたら初老のカップルがきて、近くに座って話はじめた。おいおい、これじゃ戻せないよお。でも10分ほどでどっかへいってしまったので、なんとか無事に返却できた。

めがね橋・皇居版それから皇居へ。入り口間違えたけれど、それでも大きいってのはよくわかる。お堀にかかってる橋がめがねのように見えるので、張り切って写真とってたら、何やらもう少し中までいけてた、鎖でしめられちゃった。ま、いいか。大手門の方まで歩いて、そっから地下鉄に。次は神保町へ行ってみようってことになった。

神保町では本が一杯あるって聞いてたので、いろいろおもしろそうな本屋をチェック。そしたらなんと、いとこのマーカスが欲しがってた英語で日本の刀の説明した本があった。しかもそれは作者が自筆サインしてるもの。お値段はたったの20ドルだったんで即購入。さらにバレエ好きの友達から頼まれてたバレエ漫画も発見。他の書店では扱ってなかったんで、さすが神保町!こちらも即ゲット。

着る人がいるのか?忍者スノボウェアそれからはきにょんの希望で山・スキー関連の店を見てまわった。どうやら日本での値段はアメリカで同じ商品を買った場合の2倍以上もしてるらしい。それでもたまにおもしろいもの(忍者ルックのスノボウェアとか)見つけて楽しんでたよ。

2008年1月10日

浅草・上野の探索

雷門の前で 思ったより小さい昨日の夜から東京にきてる。フラット君の家にとめてもらってるのだけれど、大きなスーツケース2つは成田へ宅急便で送ってあるので、移動も身軽なのだ。今日の予定は浅草と上野をせめること。でも、細かいことはな~んも決めてない。全部行き当たりバッタリでいいかなって。その方が楽しいかなって。それでも最低限、浅草・上野近辺に何があるかぐらいはチェック。

この適当な作戦は、早くも最寄り駅にてつまづいてしまった。というのも、東京メトロとか大江戸線とか、ややこしいってば。大阪みたいにわかりやすく「地下鉄・○○線」と簡単にして、しかも色分けしてくれりゃーいいものを。切符を買うのも???状態。駅員さんの説明により無事切符購入&乗換駅の情報ゲット。でもちょっとドキドキ。

何とか間違えずに浅草到着。駅を出てすぐのインフォメーションセンターをまずチェック。近辺のマップをもらう。ふと見ると道向かいはあの有名な大きな提灯!でも、思ってたのより小さい?そしたらきにょんも「あれ、あんまり大きくないよな」と耳打ちしてきた。うん。確かに。でも一応記念撮影。そして、仲見世を見て歩く。

いろいろおもしろいものも売ってたりして、なかなか楽しい。きにょんはあいかわらずケンダマとだるま落しを探してる。しかし、さすがに外国人が多いなあ。途中、濡れおかきが串で売ってたので購入。めっさおいしい。

おサルのリクくん めっちゃかわいい浅草寺の本堂まで行き、次に横の浅草神社に行ってみたら、なんとタロウ次郎一門のおサルさんが芸をしてたんで見物。おサルのリク君、なかなか役者で、愛嬌者。きにょんも大喜びでビデオや写真とってた。私も猿回しを生で見るのははじめてなんで、ちょっとカンドー。

その後は少しお腹がすいてきたんで先ほど目をつけてた天ぷら屋へ。みにょママもフラット君も「浅草いくなら、大エビの天丼食べな」っていってたんで、仲見世歩いてる最中にチェックしてた店にいったのだけれど、えらくまたされたあげく、私達よりかなり後にはいってきたカップルの男の方だけ先に食事がでてきてた。結局、それから更に15分経過してから出てきた料理は別に大きなエビでもなかったし、たれはあんまりおいしくないし、値段は高いし、サービスよくないし、でガッカリ。みんなが言ってた大エビの天丼の店はいったいどこだったんだろ・・・。浅草の「大黒屋」、人が一杯並んでるけれど、でも要注意よ。

上野の西郷さん上野についてからは、日が暮れてきたこともあって、まず上野公園を歩き回る。鹿児島でも西郷さんの写真とったので、こちらの西郷さんも写真とらなきゃって暗くなったのにきにょんが一生懸命写真とってくれた。

その後、アメ横へ。歩き始めてすぐに、とてつもなく大きなたこ焼をきにょんが発見。どのくらい大きいかというと、普通のたこ焼きの約7倍もあるらしい。しかも、10種類もの具が入ってるのをうたい文句にしてるんだけれど、ちょっと見るだけで胸焼けしそうです。他にも魚介類やらいろんなものが売ってるんで、おもしろい。ちょっと天六市場みたい。横道にもいろんな店があるし、結構安いようでいてそうでもないなあ。でも帽子を売ってる店が結構あったので、いくつか試してみる。

その名もばくだん大将 ばくだん大将の中身 大きくても食べやすい?

日も暮れたしおなかもすいてきたので、フラット君がお奨めしてた彼の家の近くにあるおいしいラーメン屋へ行くことに決定。そこはなんと、ニューヨーク出身のイキのいいお兄ちゃんが経営してるんだよ。なんどかテレビにも出たらしい。行ってみると、案の定、すでに人が並んでる。待ってる間にオーナーのアイバンが出てきた。きにょんを見て話しかけてきて、なかなかきさくなお兄ちゃんだとわかった。この陽気で気さくな感じはニューヨーク出身とは思えないなぁ。笑顔で気さくなアイバン

やっと店にはいってみると、まず、ラーメンの器からして違う。スープもとんこつじゃなくって、チキンと野菜ベースみたい。でも、おいしい。みにょが頼んだのは普通の塩ラーメン・タマゴ入りだったんだけれど、きにょのはスープのないタイプのかわったラーメンだった。どちらもめっちゃおいしい。映画「たんぽぽ」を見て、ラーメン修行をしようと決心したアイバン、いい腕してまっせ。

外国人のお客も多いとか? アイバン よくある質問 アイバンのラーメン2種 どちらもおいしいよ

2008年1月 7日

トリップ九州 その2

朝はフリーで焼きたてパンの朝食食べたいので、がんばって早起き。パンはなかなかおいしかった。おかずも和洋両方のおかずが結構出てたので二人とも満足。ますます1泊3000円という料金がお得に感じる。これで部屋が汚かったり、設備が古かったり、料理がまずかったら「まぁ、3000円だし・・・」ってなるんだろうけれどね。そう、書き忘れてたけれど、部屋のある階でエレベーターを降りると、加湿器やアイロン、タバコのにおい消しやらマクラなんかが「ご自由にお使いください」とおいてあったんだよね。みにょんこたちが戻ってきた時にはほとんど全部貸し出し状態になってたよ。

今日は雨になるって天気予報だったのに、雨は私達が活動始める前にとっくにあがってたので、最初の予定通り、今日は桜島へいってみることにした。桜島フェリーは毎15分ごとに出てるんで、あせらなくっていいんで助かる。

桜島の溶岩公園 溶岩ハイキング道 めちゃ重の桜島大根

フェリーに乗ったらやっぱりデッキに座りたいよね。ちょっと肌寒いけれど、気持ちいい。しかも、フェリーといえば船上で食べるあったかうどんもちゃ~んとあった。むふふ。先ほど朝ごはん食べたのに、うどんの匂いかぐと「食べた~い!」

桜島ではまずターミナルで荷物を預けた。それからインフォメーションセンターへ。閑散としたところだったけれど、中は丁寧に火山のことを説明してあった。地質学を勉強してたきにょんにはとっても面白かったみたい。インフォセンターの後は溶岩道を散策。いたるところに石碑があったりして、散歩するにはなかなかいい感じのところだった。

そろそろおなかすいてきたんでフェリーターミナルへ戻る途中、道の駅に立ち寄った。ターミナルで案内係のおばちゃんが「もう桜島大根が出てますよ」と言ってた通り、桜島大根が売りに出てた。げげげ!まじで大きい!写真とるために持ち上げようとしたんだけれど、めっさ重くて無理だった。すげー!これって、いったいどうやって料理するんだろ?千枚漬みたいに薄いスライスの漬物が売ってたけれど、これって一般家庭で食べるには大きすぎると思うんですが・・・。第一、まな板に乗せられないよなぁ。

フェリーで食べるとどうしておいしいの? みにょんも大好き・一蘭 きにょんお気に入りの一蘭

帰りのフェリーでは、もちろんあったかおうどんをいただきました。雄大な桜島バックに食べたおうどんはおいしかったっす。

予定より早くに鹿児島を出発したんで、なんと博多で少し遊ぶ時間ができた。となると、やっぱりラーメンでしょう。きにょんの一押しのラーメン屋、一蘭へと直行。ディナーの時間にはまだ少し早いから、待たずにすぐ席につけた。みにょもきにょも自分の好みのラーメンがわかってるんで、すばやくラーメンオーダー表を記入。出てきたラーメンは、もうとぉおってもおいしい。一蘭にくる時間があってよかったよ。


追記
みにょ・きにょが訪れた時には煙の出てた桜島、先日2月3日に小規模の噴火が何度かあったそうです。そのニュースを聞いたきにょんはめっちゃ残念そうだったよ。そうだよねえ、ほんの数週間前に行ったとこだもんね。でも現地の人たちのためには大きな噴火がないよう祈っています。

2008年1月 6日

ツバメと桜島と黒豚

九州新幹線ツバメ 前方のツバメマークがツボ今日は朝一番に出発して、鹿児島まで行くことになってる。新しくできた九州新幹線のツバメも見たいし、桜島もおもしろそうだし、何より、九州のそんな端っこに行ったことないんで、今日はちょっとウキウキ。鹿児島に着くまで乗り換えもいれて約6時間ほどあるんだけれど、途中、おなかすいたとブツブツ文句いってはケンカのもとになるんで、おかしもたくさん持っていく。

博多で少し時間があったんで、駅外へランチを買いにいく。きにょんはケンタッキー、みにょんは吉野家の牛丼をゲット。リレーツバメにのって早速ランチ。本当は駅弁の方が旅情があってよかったんだけどね。ふふふ。リレーツバメは鉄かぶと風というか、おもしろい雰囲気。これで新八代まで行って、新幹線ツバメに乗り換えた。

煙が出てる桜島九州新幹線のツバメは、今までみたことのないような素敵な車内だった。シートは花柄、背もたれなどは全部木でできてる。テーブルは飛行機のように内側から出てくるタイプ。しかも、お持ち帰り自由の九州観光ガイドのようなものもあったりする。それから、窓の日よけは桜の木でできたブラインド、トイレの手洗いのところはイグサをあんだ暖簾風のもの。めっさ、ネオジャポニスクって感じかっちょいい!

ツバメの快適シート ツバメのブラインド ちょっとまぶしい ちょっとラーメン屋を思い出しちゃう

終点の鹿児島中央駅についてから、ホテルまでにちょっと問題があった。というのも、あたり一帯にバス・バス・バスに路面電車があって、会社ごとに微妙にバス停が違うし行き先が違うんで、どれに乗っていったらいいのかわかんない。このあたりはどうやら地下鉄などがないみたいで、市内の交通手段は全部バス&路面電車。なんとかインフォメーションのお姉さんに聞いて、ホテルまで無事到着。

オンラインで予約してたので、チェックインもスムーズ。部屋へ行ってみてびっくり!なんて小さい部屋なの!みにょが両手を広げたら壁から反対側の壁に届きそう!でもシャワーについてるお風呂は普通のホテルのバスタブよりかなり深くって、しっかり肩までお湯につかれそう。トイレは最新式のウォシュレット。そして、アメニティもシャンプーリンスから歯ブラシ、石鹸、それに女性には特別に保湿マスクや化粧落し、ボディタオルなんかまでおいてあった。これで1泊一人3000円とはめちゃ安い。しかも明日の朝は焼きたてパンの食べ放題朝食が無料だし。なんか、すごく得した気分。きにょんもあまりの小ささに笑いがとまらないみたいで、気にいったみたい。

リレーツバメ 鉄仮面みたい 極小でもナイスなホテル天楽間 鹿児島の西郷さんは洋服

明日の天気が雨との予報だったので、今日中に桜島を見ておこうということになって、荷物を置いた後、海辺まで商店街をブラブラしながら散歩。歩いてたら突然、桜島が目の前にあって感動。ちゃんと煙も出てる。う~ん、活火山なんだなあ。記念の写真を何枚もとって、また町の戻った。

帰り道、そろそろ夕方でおなかもすいてきたので、ディナーを何にするか検討。やはり名物を食べとかないとね。ってことで、黒豚のしゃぶしゃぶを食べにいったんだけれど、その店「味守」、お値段はちょっと高めだったけれど、ホテルマンお奨めグルメマップにものってたんで、大丈夫だろうって信じたんだ。

給仕に出てきたおばさん、しゃぶしゃぶの付けたれにすき焼きのように生卵を入れると聞いてびっくりしてるみにょ・きにょを見て「あら、しゃぶしゃぶ知らないのね」と思ったみたいで、丁寧にしゃぶしゃぶのやり方を説明してくれた。それはま、いいとして、その説明中、彼女は信じられないことをした。薄切りできれいな花のように盛られてる鹿児島名物・黒豚をどわっと20枚ほどいきなり箸でつかんで、グラグラ煮えてる鍋に投入しはった!もち、きにょもみにょもしゃぶしゃぶ大好きだから、「そんなに一気に投入したらもったいないっ!!」といそいで豚ちゃんの救出作業へ。でも時はすでに遅し。4~5枚ほどがくっついて煮上がってしまった。まったく、なんてことするんだ!みにょの怒り心頭!「もう結構ですから。」とまだ説明中のおばさんにはキッチンへ戻ってもらった。

おばばに大半、無駄遣いされてしまった鹿児島名物・黒豚、残りを何とか楽しみました。そう、豚の味は本当にあっさりしながら味に深みがあって、豚特有のくせもなくって、とってもおいしかったのよ。あのおばばの暴挙さえなければ、みにょ・きにょの「大変おいしかった旅の味」として記録されただろうに。みなさん、鹿児島へ行って、黒豚しゃぶしゃぶ食べる時は「味守」にご注意。

2008年1月 5日

ちょっと違う京都観光

蒸気をあげて走る機関車今日は京都へ行ってきた。みにょ・きにょは何度も京都に行ったことあるけれど、今日はちょっと変わった京都観光してきた。そう、梅小路の機関車博物館と太秦の映画村に行ってきたのよね。

電車の便や営業時間など考えて、まずは梅小路へ。博物館の手前、梅小路公園のあたりで「ひょっとしてGeo Cacheがあるかも??」とGPSをチェックしたら、やっぱりあった。なんで、そのキャッシュを探しがてら公園の中をブラブラしてたら、なんと、目の前を蒸気機関車がバックしていくのが見えた。「あ、もしかして、ここは博物館からの線路が通ってるのでは?」と近づいて見ると大正解。ラッキー♪

梅小路の操車場・大きいぞぉ機関車がバックしていったということは、また戻ってくるはず。幸い、目当てのキャッシュもそのあたりにあるはずなので、機関車のビデオを撮るふりしながらキャッシュ探し。機関車のビデオは超ナイスなのがとれたけれど、キャッシュは見つからなかった。どうやらなくなってしまったみたい。

博物館は思った以上によかった。おいてある機関車はみんなピカピカだし、資料もたくさんあって、いろんな説明も丁寧に書いてあるんでうれしい。きにょんも楽しんでるみたい。操車場のまわりをグルリと精悍な機関車が取り囲んでるのは小さい頃に見た記憶のまんま。そして去年いったJamestownの操車場とはまたぜんぜん違った雰囲気。気のせいか、日本の機関車の方が大きく見えるなぁ。

ずらりと並ぶ機関車・圧巻 御陵列車の前で きにょんもパチリ

次は映画村。映画村はかなりの人だったので、びっくり。外国人も結構いてるぞ。その辺でやってるチャンバラ劇をみたり、昔の家のつくりをみてまわったりしてたら、オープンセットが見れるとのこと。あと15分でしまっちゃうとわかったので、急いで見に行く。ちょうど公開したばかりの映画「茶々」のセットだった。セットの中で写真を数枚とっておこっと。

セットを見た後、閉園まで少ししか時間がなかったけれど、一応全部見てまわった。終了間際に見た「御利益大明神」。大笑いさせてもらいました。考えてみれば、和製のユニバーサルスタジオなんだよね。実際撮影してたり、セットがみれたり、忍者トリックの撮影なんか説明してくれたり。(なんとなく、ユニバのバックドラフトを思い出すような演出だったよ)

機関車博物館も映画村も小さい頃にいったことがあるのだけど、どちらも記憶にあるまますごくて、楽しかったんで、みにょ・きにょ満足の一日でした。明日からは泊りがけで九州です。出来る限り南へ行って見ま~す。

ここで撮影された映画「茶々」 忍者さぁ~ん☆ カゴに乗ってどこ行くの?

2008年1月 1日

おめでとうございます ネズミ年

ゴージャス御節でおめでとう2008年のはじまり。昨日はみんな遅くまで起きてたので、朝はゆっくりめにはじまった。みんなで協力してテーブルの準備。御節のお重や黒豆、ナマスなどの器をきれいに並べていく。今年は、京都の料亭の御節をいただいたので、それもテーブルに並べる。もう置き場がないくらいゴージャスキャットなお料理がならんだ。料亭の御節も悪くなかったけれど、やっぱりみにょママの作る御節の方がおいしいなあ。

食後は子供達と一緒に百人一首やトランプをして遊んだ。子供達が小さかった頃は坊主めくりばかりだったのだけれど、今じゃ百人一首で真剣勝負できるぐらい。(てか、負けてた気がする)さすが現役の中学生。あとびっくりしたのが、トランプの大富豪。こんなにいろんなルールがあるとは知らなかった。私達が若い頃やってたものとは違うんで、最初はちょっととまどっちゃった。なんだかUNOと大富豪が混ざったような気もするんですが・・・。子供達がもうちょっと大きくなったら、ポーカー、教えないと。いろんな種類のゲームがあるんで、楽しみ。ま、さすがにお年玉をかけちゃったらやばいので、人生ゲームのお金でも使うかな。

フグ食べる気満満そして、今日のメインイベント。ディナーはなんとフグ!フグフグと言ってたみにょんこ一家のために、みにょママが予約してくれたんだ♪グッジョブ、みにょママ。

お店では個室に通された。座敷だけれど、掘りごたつになってるんで、きにょんも足まわりOK。お料理はテッサ、湯引き、唐揚げ、ふぐちり、などなど食べきれないぐらい出てきた。きにょんはちゃっかりフグのひれ酒をエンジョイしてるぞぉ。男性軍と女性軍に分かれたんだけれど、女性軍、気がつくとチャルちゃんがしっかりちゃっかりたくさんフグ食べてた。やばいぞ!小さいと思って気を許しちゃいかんいかん。最後はお雑炊とデザートでしめ。

ふぅ。やっぱりフグっておいしいよねぇ。日本以外の国では食べないのかなあ、こんなおいしいのに。もったいないよねえ。毎回日本へ来るたび、My食べたいものリストを作ってくるのだけれど、今回は串カツにフグと、本当に充実してるわぁ。あとは美々卯のうどんすきが食べたいなぁ。ふふふ。おいしいもの、色々食べさせてくれてありがとう、みにょママ。


冬はテッチリ みにょの好物・湯引き

ひれ酒が大好きなきにょん テッサもおいしい