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2010年9月30日

二コール

昨日の朝、いつものように天気情報をチェックしてたきにょん。「やばい!どうやら熱帯低気圧に名前がついたぞ!しかもビミニは進路だ!」って叫んだ。アメリカではハリケーンなどの嵐は大きいものになると名前がつくのね。有名なとこではアンドリューとかカトリーナなどね。そして、このところお天気を悪くしてた低気圧が本格的に大きくなって名前がとうとうついちゃったらしい。その名も二コール。かわいい名前だけれど、ひょっとしてハリケーンに発達するかもしれないってんで、おおいそぎで島の東側にあるマリーナへ向かった。

予報では、ビミニの辺りを通り過ぎるのは今晩9時ごろになるらしい。すでにすごい風とすごい雨が交互にやってきて、マリーナでGHをつなぎとめてる間にみにょんもきにょんもずぶぬれに。トロピカルな国なのに、寒さでガタガタ震えてしまったよ。それでも何とかGHをドックにつなぎとめ、キャプテン・きにょんが何度もロープのチェックをして、かわいた服に着替えて、缶詰のクラムチャウダーを暖めて食べたら、やっとこさおちついたわ。

夕方近くになって、ちょっと風が収まったみたい。「あ、ひょっとして今、台風の目玉通過中かな?」とかきにょんとプールにはいりながら話する。ハリケーン直前の大嵐がくるのか、と思うとドキドキするんだけれど、まわりの人は妙に冷静。マリーナの人もお天気テレビをチェックしがてら行ったレストランの従業員やお客さんもあんまりあせってない。そして、みにょ・きにょもGHをつなぎとめてからは妙にのんびり。嵐の前の静けさ?

二コールがやってくるぞ! ドックにしっかりつながれたGlobalHopper 3本マストのきれいな船 ジュリエット

あたりをうろついてたら、South Cat Cayにいる時にほぼ毎日GHのまわりをうろうろしてた3本マストのきれいな船がレストランのあるマリーナに泊まってるのを発見。船長さんと話して、いっぱい写真をとったんだけど、全長100フィートを超える大きな船で、全体の写真は取れなかった。残念。

食事の後、二コールが通過する前にGHに戻って「今か今か?」って待ち構えていたのだけれど、全然風がきつくならない。たまに雨はふるんだけれど、予想されてた「風速時速40マイル」って風がふいてこない。せいぜい時速17マイル程度。そうこう言ってるうちにすっかり空には星が見えるようになった。あれ?二コール、どこいっちゃったの?どうやら、ビミニに到達する前にすっかり弱くなっちゃったらしい。ホッとしていいのか、がっかりしたものか、なんだか妙な複雑な気分。でも本当に風速40マイルがやってきてたら、こんなのんきなブログは書いてられなかっただろうから、まずはよかったよかった。


今日のおまけ
Fab'sのお母ちゃん二コールが問題なく過ぎてくれたんで、お祝いに「島で一番おいしいコンク貝のサラダ(セビチェ)」と評判のFab's Conch Salad Standにいってきた。スタンドというだけあって、店は海につきでた小さな小さな小屋。中は現地の人で一杯。最後に1つ残ってたコンクをみにょんこ一家がゲット。食べたサラダは本当に島一番と言われるのが納得できるおいしいサラダだった。ついでに出してくれたカニとパンの煮込みもおいしくって、Fab'sは正式にみにょんこ一家のお気に入りレストランに仲間入り。移動する前にもっぺん食べにいかなきゃ!

カニとパン生地の煮込みもの 島で一番と評判のコンクサラダ あっさり最高 秘伝のホットソース

2010年9月27日

ビミニロード

今朝、また風の向きが変わるという天気予報だったので、またしても移動。今度はビミニ島の北西のビーチへ。あたりにはあまり家もなく、先の場所よりもっと静かでいい感じ。そして、この辺りの海底には「Bimini Road」と呼ばれる古代の遺跡、そうあのアトランティスの一部かもしれない石の道が存在するらしい。考古学者の間ではいろいろ議論されてる注目の場所らしい。きにょママが師事する考古学の教授からも、「ビミニ島へいくならぜひビミニロードをチェックしてくれ!」といわれるような賛否両論の研究対象みたい。あの与那国島の海底遺跡かも?と同じやね。

そんなにすごい場所なら、さっそくチェックしにいかねば!と船のアンカーを設置した後、場所を示したGPSを持ってディンギーで出発。GPSの示す場所は海草がユラユラしてて、石畳ふうなものは見当たらない。しばらくその辺りをうろうろして、ついに発見!さっそくスノーケルをつけてもぐってみた。そしたらね、確かに大きくて平たい石、いくつかは1.2メートルほどの四角い形をしてて、古代人の作った道かな?といわれたらそんな感じがしないでもないかな。

ビミニの夕日 その1 ビミニの夕日 その2 ビミニの夕日 その3

それよりも、その辺りはいろんな魚がいっぱいいてるんで、そっちの方が興味津々。しかも、はじめてサメをみちゃったよ!!!ナースシャークというコモリザメの一種で、おとなしいことで有名。というのも、彼らの主食はエイなんで、たいてい海底にノソッと待機して、エイが通りかかったりしたら「バクっ!」って一気に食べちゃうんよ。なんで、みにょんこ達がそばにいっても全然おかまいなし。5フィートほどのなかなかいいサイズのサメだったよん。

他にもいろんな魚を見かけた。印象的だったのはFrench Angelfish。エンゼルフィッシュの一種で、大きく黒い色してる。Tiger Grouperの子供、Rainbow Parrofish、Scorpion Fishやフグなどなど。大小さまざま色、形の魚がおっかけっこしたり、サンゴや岩についた海草を食べたりしてるのをみてると時間がたつのを忘れちゃう。Bimini Road沿いに3箇所ほどスノーケルで探検してから帰宅。

ビミニの夕日 その4 ビミニの夕日 その5 ビミニの夕日 その6
夜ご飯は、一杯残ってるポテトなどを使って大量ポテトサラダを作ってみた。セロリや玉ねぎの他、新しい試みでフェタチーズ(ヤギの乳で作られたチーズ)を投入してみた。そしたらね、予想に反して「すごくおいしいよ!」とのきにょんのコメント。そっか。フェタチーズがきっと決め手なんやろうね。ブルーチーズじゃちょっときつすぎるけど、ちょうどまろやかにシャープな味が追加されたってとこかな。好評を得たのなら、今後のメニューに追加しないとね。

今日のおまけ
インスタントのレモンプリンにNilla(バニラ味のクッキー)とバナナを積み重ねた即席デザートをきにょんが作ってくれた。プリンは適度に甘くって、クッキーのサクサク感とバナナのトロッとした感じも見事にマッチ。グッジョブ、きにょん!
きにょん特製のレモンプリンデザート めちゃうま

2010年9月24日

ビミニ島へ戻る

昨日は1日中ずっと雨が振ったりやんだり。なんともうっとおしいお天気だった。そしたら、今日はかなり風が強くなって、GHはガンガンゆれまくってる。アンカーでしっかり確保してるけれど、このお天気の様子だと、一旦風の当たらない地域へ移動した方がよいなってことになった。本当にカメハメハ大王のようにお天気しだいで動くみにょんこ一家。

South Cat CayからNorth Cat Cayへ向かってみた所、今までいた所よりもさらに波が高い!こいつはやばいぜ!ってんで、一旦ビミニ島へ引き返すことにした。ビミニ島の西のビーチ辺りなら、きっと大丈夫だろうというキャプテン・きにょんの決断どおり、アンカーを設置した場所はビーチに近く、強い波も風もさえぎられて快適だった。お天気がかわるまでここにしばらく滞在になるかな?


今日のおまけ
何故かわからないけれど、停泊してるGHのまわりにはいっつも小さい小さい魚が群れをなして泳いでる。すごい時には沖の方まで魚ラインが続いてるのがみれるんだよ。そのせいか、カモメなんかの海鳥達がしょっちゅう集団でエサをとってるわ。ってことはひょっとして大きな魚もあたりをうろついてるのかも!う~ん、水中の様子を見てみたいわぁ。

小魚をゲットせよ! 散らばってはまた集まってくるカモメたち きっとカモメのえさになる小魚ちゃんたち

2010年9月22日

楽しいダイビング

みにょん、スクーバダイビングに再挑戦今日は朝からダイビング。きにょんが彼の必殺デカデカCanonを持って行くっていうので、その準備を待ってからダイビング。昨日よりもっと気楽に水にはいれた。ギアの設定も自分でできたし、こうやってちょっとずつ慣れていけば楽しくダイビングできるようになるかな。

水にはいってすぐ、きにょんがバラクーダを見つけて写真とってたのだけれど、みにょんはTrumpet Fish(ヤガラやヨウジみたいに細い魚)を発見。きにょんに伝えて写真とってもらった。その後もハリセンボンやスティングレイなども見かけてあちこちウロウロ。昨日よりずっと気分よくダイビング。気がつけばタンクのエアが減ってきたので一旦GHに戻ることに。昨日は58分、今日は52分も水の中で遊んでたよ。

今日のテンプラの具 カリカリさくっとしたおいしいテンプラ えええ?今、写真とった?

GHに戻って、ランチを食べて休憩した後、午後はスノーケルで岸までいった。またスティングレイやロブスター、それにヒラメも見たよ。ヒラメは砂と同じ色をして、うまく化けてるつもりだったみたいだよ。ふふふ。

夜はきにょんの思いつきで天ぷらに。シェフきにょんがロブスター、コンク、ズッキーニ、タマネギ、それにベルペッパーを天ぷらにしたのだけれど、薄くてカリッとした衣で、めっさおいしい。ロブスター&コンクのかき揚げもめっさおいしい。ついつい二人でワイン1本あけてしまった。今日はダイビングにスノーケルで本当に楽しい一日だったな。このままこんな生活が続くといいなぁ。


今日のおまけ
きにょんが撮影したお魚ちゃんたち。若干違う物体も混じってます・・・。笑

気長なハリセンボン おしゃれなクィーントリガーフィッシュ ヒラヒラ泳ぐイエロースティングレイ
ウルウル大きな目のスコーレルフィッシュ ダイビング中のみにょ サンゴや海草じゃないよ。これでもワームの一種
お魚ちゃんたち 小型のマンボウみたいな謎の魚 フラミンゴタンという貝 なぜかヒョウ柄

2010年9月21日

スクーバダイビングに挑戦

ランチはコンク貝タコCat Cayに到着して以来毎日スノーケルして楽しんでる。だけど今日はスクーバダイビングに挑戦することにした。思い起こせば約10年前、友達がダイブインストラクターの資格をとったのをきっかけに、みにょきにょ揃ってダイビングの資格取得に挑戦。きにょんはあっさり取得できたんだけれど、みにょんはテストの最中に何度か問題があって、結局資格は取れずじまい。るるるるる...T_T。

今はきにょんがインストラクターの資格を持ってるんで、せっかく暖かくてきれいな海のバハマにいてることだし、今度こそ資格取得するためダイビングに挑戦することにしたんだけれど、でもでもやる気も十分だけど怖い気持ちも山盛り。大丈夫かなあ。できるかなぁ。

解凍したコンク貝 それを思いっきりたたいて柔らかくするのね カリッとあげたらタコスに投入!

インストラクター・きにょんがギアの準備をしながら丁寧に説明してくれるんだけれど、実際海に飛び込む時にはめっさ怖くって、何度もためらってしまった。水に入ってからも、なんだか息苦しくって、底までいっては浮上してってのを何回か繰り返した後、きにょんが手を取ってくれて一緒に泳ぎ始めてからは何とか落ち着けた。

最初はうまく体勢を保てなくって、息も荒くって大変だったんだけれど、さんご礁のあたりにいったら、たくさんの魚がいて、それですっかり気分が楽しくなって、ダイビングするのも楽になったわ。とはいえ、バランスがうまくとれず何度もサンゴに衝突したりしたんだけどね。ハリセンボンとかも見つけて、もう興奮度高し!。小さくってきれいな色の魚もみたし、ヒョウ柄の貝なんかも発見。これなら明日はもうちょっと気楽にダイビングできると思うわ。資格のためのスキルテストはほとんどしないで、ただ慣れるための楽しいダイビングだった。これから少しずつスキルテストして、せめてOpen Waterの資格は取らないとネ!


今日のおまけ
同じ夕日を撮影しても、みにょんときにょんのカメラではこんなに違う結果になるのよね。
きにょんバージョン みにょんバージョン

2010年9月18日

happy sailing 乾杯☆

9月10日にリビエラビーチを出発して、少しずつ南下して、9月14日からバハマにきてる。最初はビミニ島にいたのだけれど、気楽なマリーナ滞在で、毎日外食(コンクセビチェがおいしい店発見しちゃったのよね)、ビーチはきれいだったけれど、このままじゃいかん!ってんで、風と波がきつい中、ちょっと凪いでる時に思い切って出発。

サウス・キャット・ケイ 遠くから見てもきれいなグローバルホッパー ハンモックでリラックスぅ

風がきついかな?って思ってたんだけど、外海に出たら、ちょうど目的地へ向かって好い風が吹いて、久々にエンジンなしのセールだけの航海を楽しんだ。やっぱりヨットはセールで楽しむのが一番だね。風向きとスピードがよかったので、あっというまにSouth Cat Cayという小さな島に到着。アンカーを降ろした場所は、まわりには何の船もないし、どうやら家らしいものが遠くに見えるけれど、ほぼ無人。まさにみにょんこ一家のプライベートビーチ状態!

天気もよかったんで、ちょっと休憩した後、岸までスノーケルしようってことになった。泊めた場所は砂地で、ちょっといくとさんご礁、別の方にいくと海草が多い地帯になって、狭い範囲で色んな地形で、いろんな魚や貝がみれるめっちゃいい場所だったんよ。さんご礁でははじめて間近からきれいな魚を見て感激。きにょんの写真でみてたSquirrel Fishもみちゃったし、ハリセンボンなんかもみちゃった。

砂と同じ色の小さなカニ 粒ツブなお目目のコンク貝 元気なヤドカリ

岸辺はギザギザの岩場なんだけれど、潮吹きの穴や洗濯機みたいな穴があったりしておもしろい。歩きながらきれいな貝殻やSea Glass(波に洗われて角がとれたガラスの破片 コレクター多し)を探してあちこち。大きな鶴かサギの一種の鳥がいたりして、本当に気分がいい。日が暮れ始めたので、船にもどる途中、みにょんが生きてるコンクを発見。きにょんがさっそく潜って取ってきてくれたんで、家までもって帰ってきておきまりの写真撮影。目玉をキョロットだしてなかなかかわいい。写真とったあとは、もっぺん海に戻してあげた。

夜はロブスターを解凍して、スキャンピーに。ズッキーニ、タマネギなどをホイル焼。そして、初めての二人だけの本当のSailing 生活を祝って、きにょんがドミニカ共和国滞在中に知り合った夫婦からもらったシャンペンをあけることにした。泡がきめ細かくって、おいしいシャンペン。名前を見てみたら、ヴィーヴ・クリコだった。Veuve Cliquot。確かこれって、開高健がおいしいよって書いてたものよね。なんか、すっごくうれしい。今までボートの修理やら何やらで、ボート生活らしいことはほとんどできてなかったのだけれど、GlobalHopperも快調、滞在地もめっちゃきれいで、本当にはじめてボート生活が楽しいって思えた。ここにこれて本当によかったよ。


今日のおまけ
いろんな色や形できれいなシーグラスSea Glass(シーグラス)って、波にもまれて角がとれて、いい具合にかすれた色になって、波打ち際にうちあげられたガラスの破片のことなのね。コレクターも多いらしく、ウェブページまであるらしいわ。先日であったジョン&モニカ夫婦に教えてもらって、みにょ・きにょもはまってしまった。砂浜を歩いてもシーグラスばっかり探しちゃう。色や形によっては「今月のシーグラス」とかってコレクター・サイトで紹介されたりするんだって。それならエクササイズかねてシーグラス探しをしないとね♪

2010年9月17日

ビミニ島

きれいな海の前でパチッとな今滞在してるのは、数あるバハマの島々の一つ、ビミニっていう島。細長く小さい島で、歩いて3分で横切れちゃうぐらい。でもね、なぜか「ビミニブレッド」というパンはおいしいって有名で、お土産に買っていく人が多いそう。ならばみにょんこ一家もさっそく購入&味見。ふわふわしてて甘みがあって、ブリオッシュに近いような味。うん。これならおいしいって有名になるのはわかるな。アメリカではあまりみないタイプのパンだもん。

それと、バハマの島々はコンク貝で有名。どこにいってもコンク貝の料理がメニューに必ずはいってる。前回、バハマを通ってる最中にコンク貝にはまってしまったきにょん。今回もまずはコンク貝のフリッターからはじまり、次はコンク貝のセビチェ。これがまたあっさりとおいしくってみにょ・きにょのツボにがっつりはまってしまった。翌日もまた同じレストランへいってコンク・セビチェをオーダー。うふふ。これなら毎日食べてもOKよん。

貝殻探しに行こう! 透き通る青に真っ白のビーチ ビーチは楽しいね

そんなみにょんを見て、昨日、GHの隣に停泊した漁師さんからロブスターテール12個、コンク貝40個をまとめて40ドルに値切ってきにょんが持って帰ってきた。でぇぇぇ!?そんなにたくさんのエビ・貝を一体誰がたべるんや?うれしいような困っちゃうような複雑な気持ちよ?

今日はドックで知り合った夫妻と島の裏側のビーチまで散歩。彼らの犬2匹も一緒に。ドックからみる海もきれいだったけれど、ビーチはまた格別の景色。砂浜はサラサラ真っ白で海は透き通るような青。もうまるで映画かコマーシャルにでてくるようなブーチフルな景色。去年、フロリダキーに行った時に想像してたのはまさにこれ!青い海に白い砂浜、これよ!

ヤドカリ発見 なかなか活発なヤツだったよ 水辺で遊ぶワンコたち プロバー

のんびり貝殻やシーグラス(ガラスの破片が波にもまれて角がとれてきれいなかけらになったもの。コレクター多し)等を集めながら何度も景色に見とれちゃったよ。なんでバハマにバケーションに行く人が多いか、すご~くよくわかったわ。これから9月の終わりまでバハマの島々をあちこちうろつく予定。すごく楽しみだよん♪


本日のおまけ
おいしそうなクラゲ砂浜を歩いてると、あちこちにうちあげられたクラゲちゃんたちがにょろって横たわってた。多分、もう死んでるんだと思うけれど、さされたら嫌なんでさけて歩いてたんだけれど、たまに砂まみれになって隠れてるヤツもいて、まるでマインスイーパーでもしてるみたいで笑えてしまった。大きいのなんて、プルル~ンてしてて、黒蜜か黄な粉でもかけて食べたくなってしまった。いかんいかん。おなかがすいてきたわ。笑

2010年9月14日

バハマ到着~!

今朝は早くから起きて出発の準備。海が荒れる前にバハマまで横切るのが今日のプラン。イカリも問題なく収納、風がきついんで、メインの帆を出すのにちょっと手間取ってしまったけれど、それ以外には特に問題なくセーリング開始。

楽しそうにジャンプ GHのそばでもジャンプ! 3頭そろってジャンプ

予報どおり、波はちょっと高くって多分、1.5メートルから3メートルぐらいはあったのかな。なので、まるでインディージョーンズのライドにのってるみたいにガタガタ、ガックンってゆれてなかなか楽しい。ゆれるのは全然かまわなかったのだけれど、GHの天井ハッチのいくつかは、雨漏りするクセがあって、波がかかるたび室内に海水がドド漏れ状態になってしまった。しかもかなりの揺れのせいか、普段は雨漏りしない所からも水がもれてきて、みにょは雨漏り対策にバタバタ。

あちこちでジャンプするイルカ達 GHと同じスピードで泳げるイルカ達 ペリカンって面白い

でも走り始めて1時間ほどして、きにょんが「あ、イルカだ!」って叫んだので、そちらをみてみたら、本当にイルカがGHと並んで泳いでるのが見えた。おおおお!はじめてのイルカ遭遇☆ そしてよくみると周りには10頭ほどのイルカが泳いでるのが見えた。まるでGHと競走でもしてるみたいに、楽しそうに前や右や左に移動してはついてきてる。それにみんなうれしそうにジャンプをよくするんだよ。時には3頭そろってジャンプ!まるでトレーニングされたイルカたちみたいだ!

波はどんどん大きくなってきて、それにつれて室内にはいってくる海水も増えてきて、みにょはすっかりあきらめムード。でもおかげで予定より早くにバハマに到着することができたよ。はじめてみるバハマの海は波立ってるけれど、本当にきれいな色をしてる。入国審査をしないといけないのだけれど、もうオフィスはしまってたので、停泊場所を探して、やっとこさゆっくりすわって、リラックスできたわ。この調子だと、明日は足腰筋肉痛&青あざって感じやわ。でも、きにょんがいっつも話してくれてたきれいなバハマの海をみることができてハッピーハッピー☆

サバの一種のセロ 結構あっさり マーカーの上でくつろぐ鳥達 バハマに向けて出発!

2010年9月13日

キー・ビスケーン

リビエラビーチを出発して、ハリウッドで2日ほど停泊。その間にお気に入りのベーカリーでおいしいクロワッサン&コーヒーの朝食やHouston'sでのおいしいディナーをエンジョイ。GHに給油&給水もして、この先3週間ほどのバハマ生活の準備もOK

そして、昨日、フロリダ半島のほぼ最南端にあたるキー・ビスケーン(ビスケーン湾)に到着。緑が一杯の小さな島の横にGHをとめることにした。まわりの水の色もかなりきれいなマリンブルーで、フロリダのしめっぽい天気は苦手だけれど、自然はいいなあって。

ビスケーンの灯台 きれいな蝶 恥かしがり屋のカニ

バハマへ向かうには風向きがよくなかったんで、出発は明日にして、今日は1日ビスケーンを探検することに。まずは入り江の一番奥にあるキューバ料理のレストランまでディンぎーでよっこらしょといってみた。朝ごはんだったんで、みにょはカフェ・コン・レチェ(ミルク・砂糖入りのコーヒー)とハムオムレツをたのんでみた。そしたら、コーヒーもまったりおいしいし、オムレツはみにょ好みのちょこっと塩味がきいてて、卵はふんわりやわらかで超ナイス!きにょんもパンケーキ頼んだのだけれど、かなり気に入ってたみたい。キューバ人のおっかさんがやってるようなレストランなんで、「どうやろ?」って心配したんだけれど、なかなかおいしいよ!事前にネットでレストランの評価をチェックしてたんだけれど、サービスが最悪もしくはナイスって評価がえらくわかれてたんだけれど、どうやらキューバンおっかさんに気に入られたら、めっちゃサービスよくなるみたいだ。みにょんこ一家は気に入られたみたい。よかった。ふふふ。

島はマングローブにかこまれていて、きれいな花やイグアナなどがいっぱい。あちこち気をとられて写真をとりまくってたら、バッテリーがきれちゃった。そしたら案の定、その後にカニやら大きなクモやらみにょんが大好きなものがいっぱい出てきた。残念・・・。でも久々のジオキャッシュも3つ探し当てたし、なかなか楽しい一日だったよ。

昨日の情報では、明日はバハマに向けて東向きのいい風がふくはずだったのに、最新の情報ではどうやら風がきつく、午後から波も結構高くなるみたい。なんでキャプテンきにょんと相談した結果、早朝出発で、海がちょっと荒れてくる前にバハマ到着をめざそうということに。夜のうちに出発準備をある程度しておかなきゃ。

2010年9月10日

バハマへ向けての第一歩

バイバイ・リビエラビーチ はねるボニト ピチピチ新鮮ボニト

この週末からバハマへ行くことに決定!数日かけてバハマまで行くのだけれど、今日はまずリビエラビーチからハリウッドまで南下しま~す。朝早くにおきて出発の準備。そしたら、なんと風がほとんどない!あらま、風がないとセーリングできませんやん。しょうがないので、メインの帆をあげながら、エンジンをかけて走行。お天気はいいので、気分はいいよ。

セーリングしてる間は船尾にトローリングのしかけを2つしかけておくのね。それでお魚がつれたらラッキー。さらに食べれる魚だともっとラッキー。今日はなんとボニート(かつおの一種)がつれたよ!9ポンドほどのかなり大きなサイズで、記念撮影の後はさっそくキャプテン・きにょんがカット。特製のソースに浸してからタタキにしてみたら、めっちゃおいしい!いそいで炊いたあつあつのごはんの上にのせて食べたら、なんだか日本の漁師になった気分だよん!

9ポンドほどあるよ! ボニトをさばくきにょん きにょ特製のボニトたたき おいしいよ

午後になったらいい風が吹き出して、エンジン抜き・風力のみの本当のセーリング開始。問題なくすべるようにセーリング。気分いいなぁ。予定よりもかなり早くに目的地のハリウッドに到着。すべりこみでボートの給油と水の補給もできた。アンカーも問題なく設定できて、幸先のいいスタートで、みにょ・きにょとも大満足。ディナーは近くのレストランまでディンギーで。途中雨に降られてずぶぬれになったけれど、食事は超ナイス。みにょのたのんだブイヤベース、今までで食べた中で最高でした。これはベンのウナギのように寝言になるかも??

2010年9月 5日

GHのシェイクダウン

今日はグローバルホッパー(GH)のシェイクダウン・セーリングにいってきた。クラッカーボーイで修理をして以来、帆をあげてのセーリングはまだ一度もしていない。長時間のセーリングをする前に、どこか不備・不調なところかないかチェックすることをシェイクダウンっていうのだけれど、ベンとヨット仲間のビル&ミッシェル夫婦も一緒にきてセーリングを楽しむことになった。みんな経験豊かなヨットマンなんで、みにょは内心「助かったぁ」って思ってたのよね。ふふふ

楽しいひと時 暑いから、飛び込んじゃえ! 何か魚がいないかなぁ?

ボートの操作を手伝うかわりに、ゲストのみんなには食べ物・飲み物を楽しんでもらう方に専念することにした。もちろん、途中、必要な時にはロープ引っ張ったり、緩めたりなどなどの作業もお手伝い。お天気もよくって、メインの帆もジブ(船前方にある帆)も問題なく使えたし、エンジンもOK。長期間のかけての修理でやっとGHもスムーズに動いてくれるようになったね。よかったぁ。

4時間ほど近辺の海をいったりきたりしてセーリング&会話を楽しんだ後、雨が降り出す直前に戻ってきた。近いうちにバハマへいって数週間のんびりしようって計画してたのだけれど、これで問題はないね。バハマのきれいな海と砂浜をみるのが楽しみになってきたよ。


今日はいい風が吹いてるね みんなリラックス 風が気持ちいい~

今日のおまけ
ゲストに出した食べ物の中で一番のヒットはチップスとサルサ。それに新鮮な野菜(チェリートマトやミニキャロットなど)あとはいろんなナッツのミックス、かな。飲み物はビールが一番人気。カクテルに関してはみんな自分の好みのアルコールを持参してきて、それをおいていってくれるんで、みにょんこ一家のバーはどんどん種類豊富になっていってますねぇ。ラムなんて7種類ほどあるわ。なのに日本酒がないのは悲しい。。。今度日本に帰ったら、山ほどゲットしなければ!

2010年9月 1日

お鍋で炊飯 初挑戦!

月曜。またしてもベンとショッピングに出かけていったきにょん。お昼はみにょ一人。ってことは、和食?しかないよねえ。ってことはご飯を炊かなきゃいけないよね。今までは炊飯器があったんで、食べたい時にご飯が食べれたけれど、電気が必要なものはボートでは使えない。ボート内で使う電気は、エンジンをかけるか、発電機をまわすか、ソーラーからの微弱な電気だけなのね。なのでGHの中はトースターやコーヒーメーカーなど電気調理器具は一切なし。電子レンジなんてとんでもない!

なので、みにょんこはじめてお鍋でご飯を炊くことに挑戦。「はじめチョロチョロ、中パッパ。ジュウジュウ吹いたら火を止めて・・・」ってのは頭にはいってるけれど、そのチョロチョロからパッパへのタイミングがわからない。ジュウジュウ吹いたらすぐに火をとめちゃっていいんやろか??みにょママが圧力鍋でご飯を炊くのは何度も見ているのだけれど、いざ自分でやってみたらよくわかんない。結局、「赤子泣いてもふたとるな」の部分で待ちきれなくってお鍋のフタをあけてみたら、まだ蒸しきれてなかった。う~ん。これはもうちょっと経験が必要なのかも・・・

ところで、新しい友達ベンはスシが大好きで、特にウナギが大好物だそう。先日買い物にいったアジア系のマーケットで冷凍のウナギをゲットしたんで、今日はベンを招待してうな丼を作ることに。おスシをするにはその他に新鮮なお魚がないんで、うな丼にしたんだけれど、かわりにほうれん草のおひたしやきゅうりとわかめの酢の物、インゲンの胡麻和えなどを作ってみた。

ウナギや付き添いの料理はいつも作るんで問題ないんだけれど、ご飯。鍋で炊くご飯。今日は失敗できないぞ。きにょんのアイディアでコンロの上におく火力をまんべんなく分散する平たい鉄板をつかってみることに。しかも「ジュウジュウ」してる間は立ち上がる湯気のにおいをかいで、焦げないように気をつけながらタイミングチェック。できあがったご飯は自分でもびっくりするぐらいおいしい!これならお客様に出しても恥ずかしくないぞ!ヤッター!!

できあがったうな丼をみにょ・きにょ・ベンの3人でおいしくいただいた。うな丼をはじめて食べたベンはえらく感動したらしい。数日後、ベンの彼女から、「ベンったら寝言で、みにょんありがとう。あのウナギは今まで食べた中で最高だったよっていってたのよ」と教えてもらった。それを聞いて笑いがとまらなかった。そっか。寝言に出てくるぐらいおいしかったんだね。作った料理を楽しんでもらうのは、いつでもうれしいことだけれど、寝言でもほめてもらえて、みにょ、うれすぃ~&ちょっとだけ自信がついたよ。