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2006年5月30日

バーベキューの妖精

BBQの妖精 2Rancho Oso(TT)より
連休が終わって、パーク内はまた静かに戻った。この方がいいな。鹿や七面鳥も戻ってきた。それにしても、3連休ってみんな張り切って出かけるんだなあ。日本のゴールデンウィークみたいに、どこへ行っても人ばかりだから、外出も大変だろうな。すっかり「通勤ラッシュ」とか「定時出社」などの感覚がなくなってしまってるみにょんこ一家。でもね、RV生活って気楽そうに見えるけれど、それなりの苦労もあったりするんだよ。

BBQの妖精ドアの前でにょろけてたコディオが突然ウガウガに。見ると、外のテーブルの上においてたBBQに地リスがたかってる。どうも昨夜のディナーのステーキからしたたった油をなめにきてるみたい。おいおい、化け猫じゃないんだから!家族なのか友達なのかわからないけれど、かわりばんこになめにきてる。私達がドアのところから撮影してもおかまいなし。以前、BBQの油うけが知らない間にきれいになってたから、「BBQの妖精(BBQ Elves)がきてきれいにしてくれたんだー♪」などと、靴屋の小人の話をもじって冗談をいってたのだけれど、正体はリスたちだったんだ。アライグマは「あらしに来た」って感じだけれど、こっちの方はきれいにしてくれるから「ありがとう」って感じだな。

5月のはじめに注文したデータサテライトがまだ届かない。RVでの生活でもインターネットは必要なので、今はVerizonのAircardというデータ用携帯カードを使ってネットに接続してる。携帯電話の電波を使ってるので、Osoのように山中で携帯の電波がとどきにくいところでは自然とインターネットのスピードも遅くなっちゃう。それに、この後行く予定のYosemiteなんかだと、携帯がまったくつながらない。(ヨセミテでもビレッジのあたりや、見晴らしのいいところなどからだと携帯がつながるけれど、TTのキャンプ場からは無理)。これじゃあ商売あがったりなんで、インターネット用の衛星を使うことにしたのだけれど、肝心の商品がまだ届かない。きにょんは、この件がかなりストレスになってるみたいで、結局Osoでの滞在を延長して部品が届くのを待つことに。そのかわり、きにょんの誕生日にMorro BayにあるRVパークで予約がとれた。去年は予約なしにいって、結局滞在できなかったから、今度は数日Morro Bayに滞在だけるってうれしい。Morro Bayにいくのは何年ぶりだろう?

ディナーはきにょん特製の即席タイカレー。レシピはとっても簡単で、タイカレーのペーストとココナッツミルクをまぜたものに缶野菜を使って作る。野菜はベビーコーン、くわい、ストローマッシュルームなど。私には辛すぎるけれど、辛いものが好きな人からは好評だ。こうやって夫婦別のものを食べる時、私はひそかなお楽しみ、高野豆腐をつくる。干ししいたけと一緒に炊いて、しいたけも食べちゃう。ロスの日本食レストランは、たいてい関東風の味付けで、関西出身の私には醤油が強すぎることが多い。高野豆腐は日本にいることはそれほど食べなかったのだけど、あっさりお出汁がじゅわっと口の中に広がるのがたまらなくって、アメリカに来て以来、好物になってしまったな。ああ、おいしいお出汁のうどんが食べたいっ!

2006年5月29日

過去の話、追加しました

Rancho Oso(TT)より
パープルフィンチ楽しかった3連休も今日が最後。なので、みにょんこ一家はの~んびり過ごすことに。今日はそれほど風がきつくないからか、RVの前に地リスやいろんな鳥が遊びにきてくれる。写真は多分Purple Finch(パープルフィンチ)だと思うのだけれど、確かじゃない。写真をとろうとかまえるとすぐに逃げちゃうので、この写真がとれた時はうれしかったよ。いつもつがいで飛び回ってるんだけれど、うちのRVにしょっちゅう来るのは、どうも巣を作るための材料を取りにきてるみたい。それは何、というとコディオの毛ではないか?とのきにょんの推測。確かにフワフワのコディオの毛を使えば、かなり快適クッションのきいたマイホームになるだろうな。

ところで、過去の話、主にコディオと動物関係をいくつかあげました。またよかったら読んでね。

2006年5月28日

メモリアルデー・ウィークエンド その2

Rancho Oso(TT)より
休みの日ぐらいゆっくり寝たいと思うのに、休みの日に限って早くに目がさめてしまうよねえ。3連休なので、昨日から友人夫婦がはるばるロスから遊びにきてくれてる。焼きたてマフィンとコーヒー、パイナップルの朝食の後、さて何をしよう?ピクニックもいいし、前から友人がやりたがってたGeocaching(ジオキャッシング)をしてもいいな。

ジオ・キャッシュ今日はお弁当を作って、Rancho Osoの目の前を流れるSanta Ynez River(サンタ・イネズ川)に遊びに行こうという話しになる。念のためにGeoにガソリンを入れにきにょんと友人だんなが出かける。途中夕食の買い物もしてくるという。ふむ。ラッキー。チャンスとばかりに友人と話し込む。あ、もちろんちゃんとお弁当の準備しながらね。いつものことなんだけれど、きにょんは買い物中に何度も電話してきては「あれいる?これいる?」って。買い物メモを作っていても電話してくる。どうやら夕食はタコスにすることに男同士で決定したようだ。買い物もすんだ、お弁当もできた、あとは男二人+コディオが帰ってくるのを待つばかり、というところできにょんからまた電話が。買い物中ライトをつけっぱなしにしててバッテリーがあがってしまったらしい。ありゃりゃ。幸い、親切な人がヘルプしてくれたらしい。ありがとう、見知らぬ親切な人。

きにょんたちが帰ってきて、すぐに出発するけれど、案の定、川の周辺のBBQ場は満員で、入場することすらできない。しょうがないので、Osoに戻って馬の練習場の横でランチを食べることに。食後は川で遊べないなら、友人が以前から興味をもってたGeocachingをすることに。これはGeo CacheというGPSを使った宝探しのようなゲームで、宝のありか、発見したログなどをオンラインで記録していける。もちろん、宝といってもお菓子のおまけとかのおもちゃなどで、自分達のもっていったおもちゃと見つけた宝箱にはいってたおもちゃを交換したりする。詳しくはhttp://www.geocaching.jp/を見てね。ここサンタバーバラの山中にもいくつものcache(キャッシュ=宝箱)がかくされてる。きにょんが近辺のキャッシュの情報をGPSに入力し、準備OK。車2台で出発!みにょんはGPSチェック係り。車ではしりながら、キャッシュに近づいてきたらドライバーきにょんに距離情報などを伝えてキャッシュ近くまで車を誘導。Geocaching初体験の友人にコツなどを説明しながら、GPSを使ってキャッシュを探す。たいてい数フィート以内の近くにまでたどり着いたら、あとは目で周辺を探すことが多い。今回もそれでバッチリ最初のキャッシュ発見。ログ記入&おもちゃ交換をした後、記念写真をパチリ。きにょん、みにょん、すっかりコツをつかんだ友人夫婦みんなそれぞれ一つづつキャッシュを発見し、気分よく家にもどる。

友人はgeocachingにはまってしまったみたいで、夕食のタコスを食べながらきにょんの説明をきいている。適度なハイキング、宝探しの楽しみなどなど、一度はじめるとホントやみつきになるよ。みにょん一家もしばらくgeocachingしてなかったけれど、これでまた復活だね。

メモリアルデー・ウィークエンド その1

Rancho Oso(TT)より
甘えたクマちゃん この週末はメモリアルデー・ウィークエンド(Memorial Day Weekend)といって、戦没将兵記念日のホリデー3連休の週末だ。この3連休はちょうど学校が終わる時期とも重なるからか、「夏のはじまり!」というイメージが強い。たいていの人が野外でBBQをしたり、友達と集まってパーティしたり、旅行したりする。みにょんこ一家にも友達夫婦が愛犬クマちゃんをつれて遊びに来てくれた。天気もいいし、家の中もすっきりきれいに片付けたし、よ~し、これで遊びまくるぞ!

置いてきぼり?友人夫婦が、はるばるロスから、朝一番に焼肉の材料を購入してサンタバーバラまできてくれた。もちろん、愛犬のクマちゃんも一緒に。コッカプーのクマちゃんはフワフワの巻き毛がかわいい男の子。まだ遊び盛りの子犬ちゃんで、今回はじめてのお泊り♪見るものすべてめずらしいのか、キョロキョロわくわく。だけど、だらけ犬コディオは、キャピキャピ子犬の相手をするのがめんどくさいのか、ちょっと困り顔。コディオも昔はキャピキャピだったのになあ。あの純真なコディオはどこへいっちゃったのやら。(笑) 

友人たちとは、キャンプ場内で開催されてたワイン試飲会をためすことに。犬たちの散歩をかねて、のんびり会場まで歩いていく。普段は静かなRancho Osoも、3連休だから家族連れであふれてる。ワイン試飲をするために犬たちを外につなぎ、会場内へ。初めての場所で置いてきぼりにされてしまったクマちゃん、ちょっとおびえてしまったみたい。コディオはいつもの「ここで待ってるんか?なんでオレも連れていってくれへんねん?」という顔をしてる。今から大人は楽しいことしにいくんだから、子供はおとなしく待ってなさいね~。さて、ワインの試飲はなかなかおもしろかった。白ワインが4種と赤ワイン1種の計5種類のワインが出されたのだけれど、それぞれ説明を聞いた後試飲し、自分たちの思うRating(採点)をしていく。あれは今後の参考になるのかな?おつまみのクラッカーやチーズを食べながら、同席した人たちとワインの評価をしたりする。本格的な試飲とは違うけれど、お客さん同士がワインの味について話し合ったりするのはおもしろい。

ほろ酔い加減で気分よくなったので、RVへ戻って待望の焼肉スタート。コリアタウンで購入してきてくれたお肉もキムチも超うまうま。普段は辛いものが苦手なみにょんも思わずきゅうりのキムチをポリポリ食べてしまった。たくさんあったお肉&野菜もあっという間になくなってしまった。コディオは相変わらずクマちゃん相手にどうしていいのかわからず、困り顔。みにょん達は焼肉に引き続きお菓子&ドリンクへ突入。久々の友達との再会で、夜遅くまで話し込んでしまいました。でも楽しいよお。

2006年5月26日

速報 ラクーンアタック No.4

Rancho Oso(TT)にて
アライグマの手形(足形?)RVキャンプには、よくラクーンが出没する。ラクーン(raccoon)とはアライグマのこと。かわいいし性格もおだやかだからか、エサをあげたりするRVモノもいるらしい。でもね、このラクーンたち、時々度が過ぎることがあるんだよね。先日もうちのGeo(車)を襲撃して、コディオのクッキーを食べようとしたりしていったのだけれど、今日もまたしてもラクーンアタックの跡を発見。洗濯をするために、車のドアを開けた所、床にはゴミ箱にいれてたはずのお菓子の食べかすやらナプキンが散らばってる。おかしい。このところ、確かに風のきつい日が多かったけれど、ラクーンがくるから窓はきっちり閉めてある。ということはラクーン一家がどうにかして車内はいってきたに違いないっ!どこだ??すっかり忘れていたけれど、うちの車はソフトトップで、しかも後ろの窓のジッパーが15センチほど裂けてあいていたのね。パッと見た目にはわからないから、ほっておいたのだけれど、彼らはきっちりその弱点をねらってきた模様。15センチ弱の裂け目は、今ではラクーンがらくらく通れるほどの大きさにまで裂けてしまってる。なんてこった。そこまでして、お菓子の食べかすをゲットしたいのか???ちなみに、お菓子はみにょんが食べたものです。あわててきにょんにラクーンアタックを報告してる最中にふと車の屋根をみると、ラクーンの手形・足形がそこらじゅうについてる。どうやら、車内突撃するためのアクセスルートを探していたらしい。先日の経験から、車内に食べ物は置きっぱなしにしない、窓はきっちりしめるって決心してたのに、またしても裏を書かれた状態。だらしないぞ、みにょんこ一家。負けるなみにょんこ一家。それにしても、これでますますハードトップの屋根につけかえなきゃいけなくなったな。。。

巨大化した窓の裂け目 侵入の痕跡

2006年5月24日

ホバーリングする鳥

Rancho Oso(TT)にて
ブルーバード今はSanta Barbara(サンタバーバラ)の郊外にいてるのだけれど、毎日のようにいろんな野生動物を見る。今日はWestern Bluebird(ブルーバード)の写真がとれた。きれいな青色してるのだけれど、なかなか撮影できなかったから、うれしい。コディオと散歩すると楽しいのだけれど、彼がいっつも鳥や他の動物をびっくりさせるから、シャッターチャンスを逃してしまうんだよねえ。
それにRVの近くではBlack-shouldered Kite(カイト)というトビの一種をみかけた。この鳥は、えさをとる時、空中でホバーリングできるめずらしい鳥らしい。うーん、次はこの鳥の写真がとりたいなあ。

2006年5月23日

ブログ、はじめちゃいました♪

Rancho Oso(TT)にて
喜ぶコディオRVで旅行をはじめて以来、ブログページを作りたいと思ってたのだけれど、ついにできました!これで、みにょん一家がどのあたりをうろついてるか、どんなことしてるか、みんなに即報告できちゃうってわけです。
どんなページになるのか想像もつかないけれど、これからもよろしくお願いします。

過去の話や写真も少しずつのせていくので、楽しみにしててね。

2006年5月22日

ターキーダンス

Rancho Oso(TT)にて
コディオと地リス春になったからか、いろんな野生動物の活動が活発になってきた気がする。そう、ターキー軍団もその一つ。もちろん、わがコディオくんも張り切ってるよ。写真は地リス(Ground Squirrels)と対面するコディオ。ドキドキ・ハラハラの一瞬

きにょん、コディオと一緒にSanta Ynez river(サンタ・イネズ川)へ遊びに行った時のこと。川へはRancho Osoから車で5分ほどなんだけれど、その道中にターキー(Turkey=七面鳥)軍団がいるのに気づいたみにょん一家。思わず車をとめて写真撮影会。なかでも一羽のオスは、2羽のカワイ子ちゃんに自慢の尻尾をフリフリして見せびらかしてます。超マジです。それを周りからヤンヤと見守る仲間たち!うーん、何かによく似てる・・・ そうだっ!まるでいきがるティーンエイジの子供たちみたいだよねえ。(笑) がんばれ、ボーイズ! ターキーダンス


New洗車方法川では、みにょん一家(特にきにょん)は川わたりを楽しみました。川を横切るたびに車のまわりに1.5メートルほどの水の壁ができて、まるで映画「ツイスター(邦題?)」みたい。てっきり、きにょんはこの盛大な水しぶきをあげることに熱中してるのかと思ったら、どうやら彼には別の考えが。なんと、ドロドロに汚れた愛車Geoくんを洗ってるつもりらしい。このために10回ほど川をいったりきたりしていたきにょん・・・ 確かに楽しく洗車できるだろうけれど・・・ この新しい洗車方法に関してはきにょんからコメントがくるのを楽しみにしてます。



さて、トップの写真はコディオから。コディオいわく、次のビッグニュースに備えて準備中らしい。すでにリスやゴーファーをキャッチしたこともあるコディオの次のターゲットは地リス!写真ではわかりづらいけれど、コディオとリスの距離は約5メートル。彼は「とれる!」と確信してるみたいだけれど、コディオが動き出した瞬間、地リスは5穴ほど離れたところからコディオを見てわらってると思うわ。なんせ、すばやいもん。でも、まあ、あまり期待せずにコディオの次の特ダネを待つとするか。

2006年5月18日

ラクーンアタック No. 3

Rancho Oso(TT)より
ラクーン(Raccoon=アライグマ)キッズはここRancho Osoでも元気いっぱいだ。Actonでは水をのみにきたりしただけだけど、Rancho Osoではもっとすごいぞ!、昨夜ジャグジーに行ったきにょんによると、ここ数日、ジャグジー・プールのエリアに数匹のラクーンが出没してて、その子たちがえらいハイパーらしいわ。きにょんが半ば唖然として「俺、ラクーンがプールで泳ぐのはじめてみた・・・」とってた。プールに飛び込んだり、屋根に上ったり、フェンスを横向きになって歩いたり、などなど、すごいノリノリだったらしい

そしたら、さっき洗濯に行こうとうちの車のドアを開けたら、助手席の床にグラブコンパートメントに入れていたダスターなどが散らばってる上に、グラブコンパートメントからコディオのウ○チバッグ(もち未使用の分よ)がはみでてるじゃない。確かグラブコンパートメントはロックしてたと思ったけれど、ひょっとして昨夜きにょんが何か探すために開けたのかな?ペンとかメモとか紙ナプキンとか。そこできにょんに「グラブコンパートメントから何か出した?」って聞いたらNoとこのこと。あらためてよく見てみると、コディオのう○ちバッグはグラブコンパートメントの後ろ側からはみ出てる。ってことは、ラクーンだ!だけど、どうしてグラブコンパートメントをねらったんだろう?すっかり忘れてたけれど、コディオのクッキーをジップロックにいれて、コンパートメントにいれたままだった。だから、ラクーン軍団はグラブコンパートメントの下側から手をいれて、当りが出るまでいろんなものを引っ張り出した様子。「おいおい、自販機のジュースをねらってるんじゃないんだから…」とつぶやくみにょん。残念ながら当りがでるまで待ちきれなかったのか、肝心のコディオクッキーには手をかけないままだったよ。

学んだこと - 車の中にはコディオの分も含めて食べ物を置きっぱなしにしないこと。窓はきっちりしめておくこと。

2006年5月16日

コディオ 蛇の道を行く

Rancho Oso(TT)より
日曜の母の日からここRancho Osoにきてる。久しぶりだけれど、何もかわってないな。去年よりも雨が少なかったと思ったけれど、今年の方があたりの山々の緑は濃い気がする。Actonでもいろんな動物をおっかけて楽しんでいたコディオだけれど、ここは特にお気に入りのRVパークだ。というのも、あたり一面地リス(Ground Squirrels)の巣穴ばかりだから。それにトカゲもいっぱいいてるので、追っかけるものには事欠かない毎日である。散歩の度にドキドキ興奮がいっぱいなんだけれど、今日はちょっと違ってた。

夕方、コディオを散歩につれていった時、花の写真をとったりしてきにょん&コディオから少し離れていたみにょん。突然、きにょんからの「みにょ、早く早く写真とれって」という叫び声。なんとコディオは蛇をみつけてねえ。しかも2匹もいた。きにょんはゴーファースネーク(Gopher Snake)だというけれど、一瞬がらがら蛇かと思ってコディオが噛まれたのでは?とびっくりしたよ。私が二人に追いついたときには、一匹はしげみの中に消えていくところで、もう一匹はまだその場でウネウネしていた。緊急事態だったんだけれど、「毒のない蛇だから、つかんでみようかな?」と好奇心の方がまさって尻尾にさわってみたけれど、そいつも茂みに逃げはじめたのでうまくつかめなかった。そして茂みに隠れたあと、「シャーシャーシャー」と思いっきり威嚇されてしまった。蛇って、本当に「シャー」って威嚇するんだよっ!きにょんからは、「あの蛇、毒ないけれど、かなり殺気立ってたから、つかめなくって大正解よ」といわれた。Oops!またしても変な動物にかまれてしまうところだった。そうでなくてもタランチェラやらダニやら猫やらにかまれた経験のあるみにょん。あやうく蛇まで追加してしまうところだったよ。それにしても蛇の方もびっくりしただろうなあ。コディオをひっぱってたきにょんが言うには、蛇の存在に気づいたきにょんがリードをしめた瞬間、コディオがジャンプアタック状態にはいったらしい。実際に蛇にコディオ・パンチがあたったのかどうかはわからないけれど、ちょっと凛々しかったよ。

ちょっと今日は「興奮度・高し」だったけれど、毎日なんだかのドキドキはらはらがある散歩、だからやめられないんだよね。

2006年5月12日

コディオの一大発見

Acton(TT)にて
きにょんが出かけている間にコディオと散歩にいった。先日行ったTexas Canyonでのハイキングの疲れがあるのか、歩くのがちょっとだるい。筋肉痛ではないけれど、その一歩手前といった感じ。なので、コディオはもっと散歩続けたがったのだけれど、そろそろRVへ戻りたかったみにょんは「ほれ、あの木を見てみ?何かいるで?」と適当なことを言ってコディオの進行方向を変えることに。いろんなものに興味津々&すべての木にマーキングしたいコディオは、たいていこの手の誘いにのってくる。「あれは何だ!」とスーパーマンを指差す人たちのように驚きの声でみにょんが言えば、夢中でゴーファーの穴をのぞいてても、指差した方向へコディオは向かっていく。要は単純なだけなんだろうけどね。(笑)

とにかく、そうやってRVの方へ戻りだしたみにょん&コディオ。シメシメ♪と内心喜ぶみにょんを尻目に、いきなりコディオがウガウガ状態に。どうやらみにょんが適当に指差した木にリスがいたらしい。しばらく匂いをかいでたコディが今度はスーパーウガウガ・モードになって私を半分引きずるようにしてとなりの大きな木のところへ向かいはじめた。なんなんじゃー?とコディオの目指す木をみてみると、なんとその木には地上からやく4メートルほどのところに洞があり、そこにアライグマ親子が木の上からおりてきて入っていく瞬間を目撃。どうやらコディオはアライグマの巣を発見してしまったらしい。「しまった」というのは、コディオが匂いをかいで巣をつきとめたのでなく、たまたまアライグマを見かけて発見に至ったからなんだけどね。何度か車内からアライグマを見たことのあるコディオは、まさに夢のご対面とばかりに、巣のある木のまわりをクルクルまわってる。なんとか木に登ろうと試みること10数回。しかし、道理で最近アライグマ軍団がうちのRVに来るわけだ。ご近所さんだったんだ。ふふふふふ。まあご近所さんのよしみで、「そっとしておいてあげましょう」ということで約15分ほどでクルクルしていたコディオをつれてRVに帰ったとさ。偶然とはいえ、コディオが木の上にいたアライグマを発見して、ちょっとびっくり。このところなかなかついてるコディオ。宝くじでもあててくれないかなー。

2006年5月10日

Texas Canyonへハイキング

Acton(TT)にて。
Texas Canyon・テキサスキャニオン昨夜ジェフTから、Texas Canyonにクライミングにいかないか?とお誘いがあった。このところ忙しくてにrock climbing(ロッククライミング)に行ってなかったきにょんは即OK。Actonから近いというので、コディオとみにょんもハイキングだけ参加することにした。確かに場所はActonから近かったけれど、車をとめてからクライミングする場所まではすごい急な坂をのぼりおりする片道約1キロほどの道のりだった。でぇぇぇ。暑いのもあって、早くもヘニョヘニョのみにょんこ。でも、Texas Canyon自体はとってものどかできれいなところだった。草原の中に突然岩山がポコッとあってね。岩つばめがいっぱい飛んでた。ただ、期待したほど他の鳥や花はあまりなかったな。このあたりはきにょママ(きにょんのお母さん。考古学が趣味)が考古学のクラスでくるあたりらしい。「こんなのどかな所に昔のインディアンは住んでたんだなあ」と景色を見ながらちょっとだけロマンを感じるみにょん。きにょんとジェフTはそれぞれ2本ずつトップロープでクライミングを楽しむ。私は念願のトカゲをついに捕まえる。へへへへ。写真を撮ろうとしたら、逃げてしまった。残念。帰りは日が暮れて涼しくなったので、急な坂道、しんどいけれど、行きよりは楽に感じた。みんなドロドロに汚れてるけれど、きにょんが目をつけていた日本風の焼肉屋にいく。悪くはないけれど、某阿蘇とか某牛角みたいなおいしさではないな。あ~、日本の焼肉食べたい!塩タンにユッケに冷麺!これはやはりロスに数件ある某牛角に行かないといけないかな。

クライミングするきにょんクライミングするきにょん Clark's Spiny Lizard何みてんだよ?


2006年5月 9日

ラクーンアタック No. 2

Acton(TT)にて
いつものごとくきにょん&コディオと夕方の散歩にいく。途中でローズマリーを摘んでくる。今日の夜ご飯のコーニッシュヘン(Cornish Hen=小型のニワトリ)に新鮮なローズマリーを使ったら、さぞおいしいんじゃないかな。先日スタッフィンも買ってきたし。きにょんがトリの味付けしたのだけれど、あっさりとおいしかった。味付けは、乾燥タイプのバジル、タイム、オレガノにフレッシュなローズマリーをまぜて塩コショウ。トリにはオリーブオイルをぬってからシーズニングのミックスを塗りこむ。トリの中にも余ったローズマリーやたまねぎなどをいれてから形をととのえて焼くこと約40分。中まで火が通ったらOK。優雅な食事が終わりかけたころ、ドアの外を眺めてたコディオが急にウガウガしはじめた。いったいどうしたの?

何かな?と思ってさぐってみたら、アライグマがまた水を飲みにきてたみたい。(水は出してなかったのにね)相変わらずのんきなヤツらだ。なのに、コディオも含めたみにょんこ一家全員が外に出たきたもんだからびっくりして、RVのエンジン部分の方へ入っていっちゃったみたい。一匹は暗闇の方へダッシュしてるのが見えたけれど、きにょんが念のためにRVのまわりをチェックしてて車の下に一匹隠れているのを発見。思わずたくさん写真をとってしまったよ。懐中電灯でてらせば、怖がって逃げるか?と思ったのに、ぜ~んぜん動く気配もない。しょうがないので、ホースで水かけたらビックリして逃げないか?ということになって、早速水をかけてみた。ありゃりゃ。かえってますますエンジンの奥の部分に逃げ込んでしまった。ということは、みにょんこ一家が家に入ったとわかれば、スタコラさっさと逃げるのではないか?もうちょっと写真とりたい気もするけど、3人で一旦RVの中に戻る。かわいい顔してるんだけれどねえ。エンジンの電気系統とかをかじられたりしては困るしねえ。悪気がないとわかっていても、我が家にくれば水があると思ってるのは難儀だなあ。まさか張り紙するわけにもいかないしねえ。まだ車の下にいてるのかきにょんがチェックしにいった。どうやら、思惑通り、スタコラさっさと家に帰ってくれたみたいだ。これにこりて、うちのRVにはおねだりに来ちゃダメだよ。

逃亡中のラクーン引き続き逃亡中のラクーン

2006年5月 4日

ラクーンアタック その1 ~ 夜の訪問者

Acton(TT)にて。
昨夜遅く、すでに眠る体勢にはいってたら誰かがドアをノックするのが聞こえた。どうやら、きにょんがジャグジーから帰ってきたらしい。いつもならノックなどせず静かにRVにはいってくるので、何事か?とびっくりして様子を見に行く。ドアを開けようとすると、ハンドサインで「ドアを開けるな。窓をあけろ!」といってる。???なんなんだ?こんな夜中に何がしたいんだ?と訳もわからず、眠たさもあって機嫌が悪くなりつつあるみにょん。

すでにコディオはきにょんが外に立ってるから、ドアの前で「お出迎え」の準備に余念がない。(つまり、ウガウガとドアの外に出ようとしてる)とりあえず、窓から外をのぞいてみたところ、なんと、アライグマ(ラクーン・Raccoon)がドアの横においていたコディオの水ボールから水を飲んでる最中だった。きにょんが1メートルほどの近さにいたのに、逃げもせずのんきに水をのんでる。ここActonのRVパークにはアライグマの親子が住んでるのは知ってるけれど、こんなに人間なれしてるとは。よくレンジャーステーションのあたりをうろうろしてるけれど、こんなにのんきにされると、本当にペットのような感覚になっちゃうなー。思わず、抱っこしたくなるぐらい。ちょっとコデブで、すっとぼけた顔してね。コディオは超興奮状態になってたけれど、まさか外に出すわけにもいかないしねえ。こんな夜中に追いかけっこは近所迷惑だもんね。後で聞いた話だと、アライグマ一家は夜な夜な水や食べ残しを探してRVめぐりをしているらしい。わざわざ食べ残しなどをドアの外において、餌付けしてるRVモノもいてるともきいた。うーん。野生動物なんだけれど、まるで箕面のおサルを彷彿するような人間なれ具合

数日後、ふと気がつくとRVのドアにアライグマの手形がついてた。どうやら、アライグマたちから「水のみ場」として登録されてしまったらしいみにょんこ一家。あの夜の訪問以来、コディオの水は昼間だけ外に出すようにしたものだから、水のみにきたアライグマ達がドアをたたいて水を催促しにきたらしい。かわいい顔して、なかなか強引なアライグマくんたちだ。このまま無視してたら、次は何するかな?
アライグマ専用水のみ場としての登録証

2006年5月 2日

コディオのサクセスストーリー その2

コディオ、ゴーファー (gopher - 地ネズミの一種) を捕まえる!の巻。
ここはActon。私たちのホームグランド。大きなRVパークなんだけれど、昨年の大雨・長雨の結果、キャンプ場内を流れる川が氾濫して、大変だったらしい。今ではその名残が湿地帯のようになってる。おかげで、いろんな湿地帯に住む鳥やカエルなどの生物がみられるようになった。この湿地帯を見に行くのが、仕事の後のきにょんとみにょん、コディオの日課だ。だって、おたまじゃくしがいるんだもん。毎日見に行って、やれ足がでてきた、とかチェックしたいじゃない。それにコディオのお気に入りのトカゲがいっぱいいる枯木とかもあるし。散歩の距離もちょうどいいし。

その日は湿地帯近辺の川岸を3人でうろうろしてた。と、突然コディオが何度か激しく土を掘り起こしはじめたのね。そして、ピョンピョン飛び跳ねはじめたのね。異変に気がついたきにょんがコディオのリードを強くしめて、口をさぐると、なんとゴーファーがコディオの口の中に!!すばやくゴーファーを手ではらうと、コディのヨダレでぬれぬれゴーファーくんは約3メートルほどすっ飛んでいった。もちろんコディオは興奮状態だし、ぬれぬれゴーファーは何が起きたのかわからないのか、飛んでいった先でボーっとしてる。多分、ショックだったろうなあ。あたたかい土の中にいたと思ったら、いきなり歯だらけの暗いヌルヌルした所につれさられ、さらにその後フライングレッスンまでしてしまったんだもんなあ。ピノキオも真っ青だっちゅーの。ショックのためなのか、ゴーファーくん、トンネルの中にもどろうとせず、自ら掘り出した土の中に頭だけつっこんで手足をバタバタしている。まさに「頭かくして尻隠さず」を実践中。みにょんが棒でつついて、トンネル入り口近くまで誘導しても、やはり「頭隠しのみ」状態。コディオはスーパーウガウガ状態。しょうがないので、私たちがその場を立ち去ることに。みにょん一家が立ち去ろうとゴーファーに背を向けたら、やっとこさショックから回復したゴーファーくん、何事もなかったように走り去っていきました。コディオは普段からクッキーをあげてもOKというまでカミカミしないから、今回のゴーファーくんもこれだけの荒行にかかわらず、無傷でした。えらいぞコディオ!すごいぞゴーファー!